詩 第二十五集 虚脱歌

虚脱を脱するのは大体、怒りや悲しみという激情です。俯瞰で見て滑稽な自分を笑うと、時間かかっても起き上がれる。本当にできない事(とてつもない労力を払わなければできない事)は人に頼るのが正解だと思います。

押したつもりが引いていたり
駆けたつもりが転げていたり
膝の上の毛玉 ここにいなよ
溜まった液体のようにしてればいいよ
この世界の残酷を僕は受け入れよう
だから君のは いらない
誰かの目を気にして動くような体
それもあたし
まだ生きた感情を屠るのは
君の純粋な瞳
縋るように求めたらいけなかった
温度なきコエ
痛みが遠くなってから
リフレインするから
かきだして 土になり 華よ咲け
帳に急かされておしきってしまった
窓を開け ただ風を受けて
自分の道を歩いているつもりだったのに
縛られていた事を知る
自分で初めて書いた手書きの線路
世界の終わる頃
私は寝ていたい
時の狭間に残されて永遠を

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