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詩 第三十四集 観想歌

心を鎮めてバラバラだった心情を底からかき集めて詩にするとぎゅっと自分が統合されます。

僕が抱きしめ終わった後になら消えてもいいよ

自分で選んでても
垂れ下がる知らせは
心の内側に

砕けたカケラを拾って
ちぐはぐを波縫いして
くぐり抜けてハイタッチすれば
世界はこんなにも美しい

むかつく胃の痛みと共に
消えていったナハトムジーク

孤独は誰かの望む自分にならない間隙

有象無象の言葉たち 
乱雑を掬って押し込めるのは
誰かの中に誰かの形で残りたいから
とんがりはまるまって まんまるはとんがって
それが与えたものだって忘れるくらい深く抉れ消尽

ダウンアップで振り払って
いつかの愛おしい午後にタイムスリップ
それでも刮目した心がノスタルジィを許さない

口閉じよ厄の門
されど閉じた門扉は茨に支配されるならば
ひ ら け ゴ マ ひ ら け ゴ マ

綺麗にわかれた天井のヒビ
あの辺にもう一筋欲しくて
マッキーで足してみた

一回りする前の私に初めましてっつって
昨日も言ってた気がして
浮かび上がって 脱いだ 落ちて 着た

投げ銭やってます。
以下サンクスメッセージ。

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