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主観をはぐくむ。

今日、仕事は休み。
美容院に行ってきました。

もう10年以上、長い付き合いの美容師さん。
会話の中で、いつも必ずなにかしら深い話になり、考えさせられてしまう。
そう、今日も。


"努力は必ずしも報われるものではないけれど、成功している人は、必ず努力をしている。"

美容師さんならではの話題をあげると、美しい人は、見えないところで必ずものすごい努力をしている、という。
自分なんてどうせ…なんてのは、できる限りの努力をしてから言え、と。


グサ。グサッ。

ちょうど最近、いろいろさぼってるなぁ…と反省していたところ。
夏は汗をかくし、一見して乾燥も気にならないから、お風呂での手入れや、保湿を一段階とばしがち、になっています…。

習慣というのはそれでもすごいもので、細々とは続けている。
けど。
秋の気配を機に、もっと丁寧にやろう、とここに誓います。

"大人に必要なのは、正しい姿勢とうるおい感。"
どこかで見たこのフレーズを信条としております。
あ、話それました。

昨日、久しぶりに新しいマスカラ買ってうれしい。


もうひとつ、彼の口からはよく聞くのは。
"自分の心に湧いてきたものを大事にする。"ということ。
本当にいつもびっくりするくらいぶれない人だなぁ、ともう人間として別次元のように感じてしまうのだけれど。

"自分が本心からよいと思うもの"
"誰かに誉められる、認められるもの"
それを私ははっきりと見分けられるだろうか。
自分一人だけのことに関してだと、どうだろうか。
家族が関わってくると、どうだろうか。


noteを始める前に、『書く瞑想』を読みました。
いちばん印象に残ったのは、
"感情基準で取捨選択する"ということ。

「真・善・美」という判断基準の概念について。
「真」「善」も大切だけれど、「美」を後回しにしているうちに、自分の豊かさや幸せが何かわからなくなっていく。
それを読んで、あ、同じように大切にしていいんだ、とほっとするような感覚になりました。


こう書いてきて、もうひとつ、糸井重里さんのことばも思い出しました。

…………それでも、主観を無くして生き続けていることはできない。主観を抑えているうちに、主観はやせ衰えていくだろう。こころに感じること思うことは、豊かで自由なことなのだ。

だからこそ、あえて「主観を育む」ことが大事だと思う。

ほぼ日刊イトイ新聞「今日のダーリン」より。


実生活においては、やっぱり主観を飲み込んでしまうこと、よくあります。
こう言ったらどう思われるだろう、とか、きっとわかってもらえないだろうな、とか。


でも気付けば、そんなことをこのnoteには素直に書いてきた気がします。
ここは、まさに主観を育む場になるのかもしれない。

だからこそ、自分の気持ちや心動かされたことに正直に。
これからもぽつぽつ書いていけたらいいな、と改めて思いました。

主観は、自分だけのもの。
大切に。




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