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なんでもない日のことばかり。 仕事にまつわる日々の思い、男子2人との日常、読んだ本についても記録しています。 日々書くことは、日々目の前のものを見ること、考えること。

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なんでもない日のことばかり。 仕事にまつわる日々の思い、男子2人との日常、読んだ本についても記録しています。 日々書くことは、日々目の前のものを見ること、考えること。

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書き留めたい、と思うことがありますように。

今日はずる休みした。 次男のサッカーの夜練。 彼が、じゃなくて、私が行きたくなくて。 仕事から帰って慌ててごはんを準備するのも、夜寝るのが遅くなるのも、いろいろ親同士で話したりするのも、もう慣れてはいるのだけれど。 でも今日は休もう…いつも当たり前のようにやっているけれど、今日はやりたくない、と朝思った。 次男は、行きたくないと言い出すことは全くないけれど、休みでもいい?という私に、いいよ、と即答してくれる。 そして今、心おだやかな夜を手に入れている。 今日のことを、

    • 冬の本たち。

      朝ごはんにハムエッグを焼く。 最後の1個、なんだか大きいなぁと思ったら、みごとなふたご。 いいことありそう、なんて思いながら、たまご大好き次男の前に置くも…… なんか食欲ない、、 あ、これだめなやつだ……もともと今日は参観日、休ませることにした。 一昨日の長男とまったく同じ、鼻はずびずびしているけれど、休むと決まるとすぐ元気になるやつ。 二人でのんびりやるかぁ…と思ってたけど、今日は私がだめだった。 なぜかイライラしどおしで、いろんなことが微妙にうまくいかない、それにま

      • こころから湯気。

        朝起きて、なーんだ思ったほど寒くないじゃん、と思う。 外の気温は0度を示していたけれど、想定内だ。 コーヒーをドリップしているときに、ちょうど朝日が部屋に差し込んできて、コーヒーの香りと立ち上る湯気の白、使い込んだ樹脂のドリッパーの琥珀色の輝きに、思わずうわぁ、となる。 長男の様子がおかしい。 確かに昨日から風邪気味ではあったけれど、それにしてもちょっとおかしい。 ふだん淡々として基本元気なだけに、こういう勘は、たぶん間違っていない。 無理しなくていいよ今日は休みなよ、

        • 背徳感と、冬の味。

          空気がまた一段階、つめたくなった。 仕事終わりのうす青い中、大きく息を吸い込んで味わってみた、誰もいないところで。 冬の匂いを、その透明度を感じてみる。 明日はいよいよ暖房が必要かも、 そろそろタイヤかえなくちゃ… どちらかというと普段はかわいい車なのだけど、スタッドレスタイヤはホイールがかっこよくて、イメチェン、という感じで気に入っている。 今夜はアジの開きを焼こうと思っていたのだけれど、朝冷凍庫から出してくるのを忘れた…。 積まれた冬の野菜たちを見て、大根ステーキにし

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        書き留めたい、と思うことがありますように。

          確実に、減ってゆく。

          わりとがんばったよわたし。 昨日は4時半起きで6時発、今日は5時起きで6時半発、日暮れまで。 昨日は一日外、今日は外と体育館の往復。 朝は頭が回らないけどスピード勝負なので、前日夜に、子どもたちからおにぎりのオーダーを受け付けてメモをする。 しゃけ、梅、牛しぐれ煮ふりかけ、全部のりなし、おかか、こんぶ、青菜ふりかけ、こんぶだけにのり。 麦茶の水筒、麦茶の水筒、お湯のポット、コーヒーのボトル、並べておく。 昨日は8時半に寝た、今日は昨日の筋肉痛。 決勝戦とか凄すぎて見たい

          確実に、減ってゆく。

          今日の欠片を味わう。

          いつものスーパーに行ったらお休みで、しかたなく家の近くのスーパーに寄って、晩ごはんの肉だんご用の挽き肉と、パンのためのバターを買って帰った。 秋の終わりの一瞬の夕暮れどきは、淡いパステルカラーがなんともかわいくてすこし切なくて、スーパーの駐車場で思わず足を止めてしまう。 雪だるまの雪子ちゃんみたいにバターを四角く切り分けてはいないけれど、代わりに、小さな小さな三角に切り分けて食べているお菓子がある。 今日もまた食べたくて買って帰った、この時期だけのお菓子。 今年4個め。

          今日の欠片を味わう。

          バターが食べたい。

          お風呂から出て、冷蔵庫からベビーチーズをひとつ取り出してかじる。 このあいだ見つけてはじめて買った、ピスタチオ味の。 でも、違うんだよなぁ、やっぱりチーズじゃないんです、 お風呂で、江國香織さんの「雪だるまの雪子ちゃん」を読んでいる。 雪の便りがきこえるこの季節、本棚を眺めて久しぶりに、あ、これ、と手に取った。 児童書のような、そう翻訳の児童書を思わせるような語り口調がなんだか淡々と、でもほわほわと心地よくて。 でも最近すぐ眠くなっちゃうので、少しずつしか読めない。笑

          バターが食べたい。

          思いつきの勝利。

          あぁ、なんで毎日毎日早起きしなきゃいけないんだろう。 仕事のない週末くらい、ふとんの中のしあわせを噛みしめてとろとろしていたい、という欲望をぶん、っと振り払って今日も起きる。 おにぎりをたくさん作ってあたたかいお茶を入れ、次男を連れて濃い霧の中、家を出る。 途中、真っ白な中から小鳥の大群が飛び立って、それはうつくしい光景だった。 寒いくせに日差しは強烈で、なんだかなぁ…日焼けしちゃうじゃん、とぶつぶつ。 でも、日が出ないともう極寒の域に入るからまだ全然ましか、とぶつぶつ。

          思いつきの勝利。

          世界はうつくしいと。

          油断していたら、凍っていた朝。 霜もおりて、霧も立ちこめて、浮かび上がるライトと信号のぼんやりしたまるい光を頼りに進む。 車のシートヒーターは好き、おしりがぬくぬくになってしあわせ。 山には雪もふったかもしれない。 あっというまの夜のほんの手前、パステルカラーの景色はシルエットだけになってはっきり見えなかったけど、その姿はうつくしかった。 昨日、コメダを出たあと、駅前の大きな書店に寄った。 文庫本コーナーは見ないと決めて、料理の本、手芸の本、あとは文芸書のコーナーを、ゆっ

          世界はうつくしいと。

          休日とコメダ。

          下手だなぁ、と思う。 貴重な休日を有意義にすごそう、と前日からあれこれ考えるのだけれど、結局あっというまに時間がたっている。 やらなきゃいけないことリストを休日に設定するからいけないんだ、と珍しく昨夜のうちにせっせと面倒な雑用に取り組んで、おー!やるじゃん私、となったのに。 いざ明るい家に一人になると、部屋の中のほこりが目につきすぎて、愕然となった。 どーうして、こんなに。 そうだよね、寒くなってもこもこしたものを着たりかぶったりしてるもんね、ほこりたつよね、部屋の中でバ

          休日とコメダ。

          12月をはじまりに。

          家に帰って確認する。 このあいだ気まぐれに植え替えたカモミールの苗が、ちゃんと根付いているみたいで、うれしい。 たくさんの花の芽がちゃくちゃくとあちこちで育っている、春の景色を想像する。 もののけ姫のこだまのような真っ白なきのこが生えてきてる。 ここのところ、THE.きのこ、という姿かたちをしたこのきのこがよく生えてくる。 ころん、とあっけなく地面からとれて、しいたけのようにいくつも転がる、シュールな光景。(をしばらく楽しんだあと処分する。) そういえば11月になったとい

          12月をはじまりに。

          ドーナツは味方。

          私は、LINEが嫌い。 スマホを見てあのマークの通知があると、う…っとかまえちゃうし、ないとホッとする。 うれしくて、返信あろうがなかろうが連絡したくなるような友人は一人くらいしかいないし、ほとんどは(煩わしい…)連絡事項とかばっかり。 でも、だからこそ放置するわけにはいかない、という…ね、文章書くのは好きだけど、LINEに書くのって苦手だ…。 …と 今日もイライラしながら、夜にもかかわらずドーナツ1個をむしゃむしゃと食べてしまう。 そう、このドーナツだって、仕事終わり

          ドーナツは味方。

          親しくなるための。

          早く家に帰りたい、と思う場所と、あぁ帰りたくないなぁ、と思う場所がある。 とりあえず、今日は家に帰るとほっとする方。 わたしは、守られる。 あたたかな秋の日差しが差し込む、午後の部屋。 もう、そんなことでいちいち傷つかないよ。 そこでの立場は、私にとって重要じゃないし、自分の役割はこなしている。 無理していい顔する必要なんてない。 そうだそうだ…! 晩ごはんに、ちくわをたくさん揚げる。 次男のたってのリクエスト、ちくわの磯辺揚げ。 なんて容易いお願い。 揚げたそばから、目

          親しくなるための。

          欠けている。

          仕事帰りに、毛糸を2玉買う。 たぶん計7玉、これで仕上がりそう。 いよいよ、というところに差し掛かると、なんだか達成感の向こうの寂しさを感じ始めてしまう。 寂しさ、悔しさ。 そうかぁ、やっぱり数字かぁ、、と夕方のひんやりした空気の中、歩きながら仕事仲間と話す。 日々こつこつがんばっているつもりでも、数字という目に見えるもので表れないと評価されないのかぁ、という当たり前のようでいて、でも、でも…と反論したくなるようなこと。 がんばってるよ、でももっとがんばれるはず、とお互

          欠けている。

          やわらかなものに触れる。

          働いているとき、よく思う。 あの人だったら、この人だったら。 もっと言葉にして伝えるんだろうな、もっと笑って明るい雰囲気にできるんだろうな。 でも、もうわかってる。 私は私のままで、私の方法でやるんだ、それに自信をもつのだ、って。 いつもがんばってテンション上げてる、でも無理をしてるわけでもない、それも含めて私、それでオッケー。 今日、店にはホリデーシーズンのキラキラしたものたちがたくさん届いた。 箱をどんどんあけてゆく。 白くて甘くてつめたくてキラキラしたもの、私は大

          やわらかなものに触れる。

          ベスト、ミルクティー、物語。

          コーヒーとトースト、ハムエッグ。 これが、今私が求めるしあわせな朝ごはんである、というしあわせな事実。 数あるたまご料理の中でひとつ選べ、と言われたら目玉焼きかなぁ、たまご焼きもいいけど、たまごかけごはんもいいけど、やっぱり目玉焼きかなぁ、と考えるのも好きです。 歩いて中学校の授業参観に出かけた。 長袖に今年初のニットのベストがちょっとうれしくて、いつものスニーカーでさくさく歩いた。 空気が冷たくて、でも身体のまん中はあたたかくてちょうどよくて。 去年買ったベスト、ベストっ

          ベスト、ミルクティー、物語。