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退屈や虚無感をなくすゲームでしかない
とりあえず、退屈とどう向き合うか、なんだな、と思う
退屈すぎて、お金を紛らわすために使うから、なくなる
部屋にいても
面白いとも思えないYouTubeやSNSを見てるだけだから
そうじゃない世界を見るために、お金を使う
少し前は、それが行きすぎて、金が無くなった
ふつうの生活を、ふつうに楽しめてたら
毎日ご飯を食べて、仕事するだけでいい
自分は、それを耐えられないくらい退屈に感じてしま
クリエイターとして、どう現実と向き合うか
人の親指を動かして
スマホの上の自分のやっていることのリンクをタップしてもらうのは、簡単じゃない
そこから、実際に自分のライブの場所を調べて、電車に乗って、ライブまで来てもらって、お金を払ってもらうのは、もっと簡単じゃない
メタバース業界で働いてたとき
そのワンタップをしてもらうために、優秀な人が何人も苦労して
ボタンの配置や、メッセージや、画像を工夫してた
なんてくだらないことに時間を使っ
境に立ち、諍いを断つ
少しずつ、自分の役割がはっきりしてきたことについて書く。
幼稚園のときの、2回の転園
中学校での転校
自分で選んで行った、海外への2回の留学
フットボーラー、建築学科から、IT業界への鞍替え
そして、ラッパーへ
何をしてきたのか。
なんのために、こんなに全てを転々としているのか
なぜ、何度も自分の居場所を、自ら壊したり、離れたりしてきたのか
わたしは、境界人であり続けたいのかな、と思う
自分の中の戦争を終わらせる
半年前はミャンマー
2ヶ月前はウクライナ
今月はパレスチナ
コロコロ変わる話題
スクリーンの上の戦争
何も知らぬまま動員されている兵士たちの血は、心
叫ぶことで止まるのか
塗り重ねられる言葉に言葉
本当に止めるには、何をするべきか
まず、自分の中の戦争を、終わらせることだ
自分の中にある、過去の記憶と紐づいた嫌悪や境界線
それらを、全部真っ直ぐに見て、受け止めて、どうやって乗
「普通」との距離感、制作について、あちらとこちら
「普通の人」との距離感、関係性の結び方に苦労する
「普通の人」なんていないはずだけど
彼らと自分のあいだの、スイートスポットを探す
自分に親切にしてくれたあの人、自分を助けてくれたあの人
そういう、具体的な人の顔を思い浮かべながら作ることはできる
こういうスタンスで作ったものは、人の反応もいい
同時に、その顔たちを頭の中から一旦消して、ただひとりで作ることも重要に感じている
その孤独
INORI pt.1
一緒に新大久保で潰れるまで酒を飲み
新島でも潰れるまで酒を飲んだジョンが
元気であることを祈る
メキシコシティの渋滞を
俺はメキシコの大統領になる、と言いながら運転していたマヌエルが
自分の道を突き進み続けることを祈る
ワイマールのアパートで
オシャレしてパプリカの肉詰めを作ってくれたオルガが
楽しく生きていることを祈る
僕のブレイクダンスに、ビートボックスで乗ってくれた
モハメッドが
ビー
ブロック以上のものを作る
レゴで街を作るとしよう。
最初のレンガを置くと、なにか重要な約束を果たしたように感じる。
しかし、作り続けるには食べる必要がある。
そこであなたは、レゴブロックの積み方を人々に教え始める。
やがてそれは退屈になる。同じことの繰り返しだ。
オンラインコンテンツを作り、それで生計を立てることについて、私はそう感じている。
みんながレゴブロックの積み方を教えているのに、誰も街を作らないのと同じだ。