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うつ病歴10年の僕が見つけたうつ病の治し方

今回は10年以上うつ病を患っていた僕が、実際にうつ病を治すことに至った具体的方法についてお話をしていきたいと思います。

僕はつい最近までうつ病のような症状でした。
・毎日死にたい、希死念慮
・生きてる意味がわからない
・人生に対する絶望感
・何をしてても心が苦しい

おそらく学生時代にいじめをうけたこと、そして僕はADHDなのですが、おそらくそれらが発端となってうつ病を併発していたような感じでした。特に希死念慮がひどく、何をしてても死にたかったのを覚えています。

薬物療法、心理療法、あらゆる方法を試してみましたが、結局この希死念慮は消えず、死ぬまでこんな漢字なのかなと絶望していました。

もうかれこれ10年以上そんな感じの状態でしたが、とある方法を実践したことで、今では希死念慮が殆ど消え、毎日充実した日々を送れるようになるまでになりました。

今日はそんな僕が実践してきたうつ病の治し方についてお話できればと思います。

今うつ病で苦しんでいて、毎日死にたいと思っている方に、どうか参考になてくれたら良いなと思うます。

そもそもうつ病の原因は何なのか?

まずはうつ病の本当の原因はなんなのかについてお話ししていきたいと思います。うつ病の原因は「極度のストレス」だとされています。では、このストレスの発生原因はなんなのでしょうか?それはあらゆるものに対する「執着」によるものだと言うことができると思います。

例えば、極度のストレスがかかる状況として「恋人に振られる」という場面があったとします。

ある人は、もう人生に絶望し、自暴自棄になってしまい、極度のストレスの結果うつ病になってしまう場合もあるでしょう。

しかしある人は、振られるやいなや、新しい趣味を見つけてそれに没頭したり、あるいはまた新しい恋人を作っているかもしれません。この人は前者の人のようなストレスはかかっていません。全く同じ「恋人に振られる」という極度なストレスがかかる状況だったにも関わらずです。

なぜ同じ状況だったにもかかわらず、ストレスの発生度合いに違いが生まれるのでしょうか?

それは「執着の度合い」がそれぞれ違ったからです。

前者の人は、「恋人こそが私の人生、恋人がいない人生なんて私には考えられない」というくらい恋人に執着していました。この人が自分の人生とも言える恋人に振られてしまったら、それはもうとんでもないストレスが生じてしまうでしょう。

後者の人は「まあ恋人はいたほうがいいのかもしれないけど、いないならそれはそれで」みたいな考え方だったのでしょう。つまり恋人への執着がそこまで強くはなかったのです。だから恋人に振られても大したストレスを感じずにすんだわけです。

これらの話からわかるように、うつ病の原因であるストレスは、「執着」が生み出していることがわかっていただけたかと思います。逆に言えば、あらゆるものに対する執着を極端に弱めることで、我々はどんな不幸な状況に巻き込まれようとも、ストレスを回避することができるようになり、うつ病を改善することができるようになるというわけです。

そしてこの執着を作り出しているのはエゴの働きによるものです。エゴとは「自分が幸せになりたい、そのためには他人は不幸になっても良い」という心の働きのことをいいます。このエゴが強すぎるがゆえにあらゆるものへの執着が強まってしまうのです。

なぜエゴが強いと執着が強まってしまうのでしょうか?それは、自分が幸せになりたいという思いがあまりにも強すぎるがゆえに、あらゆるものをかき集めて自分を幸福な状態に持っていこうとするからです。

それは例えば
・お金
・恋人
・社会的地位

などがあげられるでしょう。自分が幸せになりたいと思うから、これらのものを必死にかき集めようとするわけですよね?そしてこれらを欲する気持ちがより一層強くなり、執着が強まってしまうんです。

つまり、

自分が幸せになりたいという思いが強すぎる→欲求不満が増大→あらゆるものへの執着が強まる→執着していたものを失う→極度なストレスが生じうつ病になる
というのが僕がたどり着いたうつ病の発生メカニズムです。

逆に言えばエゴを弱めることができればあらゆるものへの執着が弱まり、極度なストレスが生じる機会を回避することができるというわけです。

そしてこのエゴを弱める方法として僕がおすすめしたいのが「慈悲の瞑想」です。

具体的なやり方としては、
目の前に、自分の好きな人を思い浮かべて、自分が息を吸うときにその人の苦しみを黒いエネルギーとして吸い取り、自分が息を吐くときに自分の幸福のを白いエネルギーとして相手に与える。
目の前に、好きでも嫌いでもない人を思い浮かべて、自分が息を吸うときにその人の苦しみを黒いエネルギーとして吸い取り、自分が息を吐くときに自分の幸福のを白いエネルギーとして相手に与える。
目の前に、嫌いな人・苦手な人を思い浮かべて自分が息を吸うときにその人の苦しみを黒いエネルギーとして吸い取り、自分が息を吐くときに自分の幸福のを白いエネルギーとして相手に与える。
目の前に、この宇宙に存在しているすべての生きもの(人間以外もすべて)を思い浮かべて、自分が息を吸うときにその人の苦しみを黒いエネルギーとして吸い取り、自分が息を吐くときに自分の幸福のを白いエネルギーとして相手に与える。

このサイトを参考に僕はやってます。
https://www.youtube.com/watch?v=3_YEXuAVR6Y

といったものです。

なぜこの方法によってエゴを弱めることができるかと言うと、エゴと全く逆の働きをすることになるからです。

エゴとは「自分が幸せになりたい、他の人は不幸になってもいい」という心の働きのことでした。
しかしこの慈悲の瞑想は「相手の不幸を自分が背負い、自分の幸福を与える」という瞑想法です。

比較するとわかりますが、この慈悲の瞑想はエゴとまさに真逆の働きをしているわけです。つまりエゴと真逆の瞑想を無理やりやることによって、エゴを弱めることができるというわけです。

「でも相手の不幸を自分が背負って、自分の幸福を相手に与えたりしたら自分が不幸になっちゃうんじゃない?」

こう思われる方もいるかもしれません。しかし、この思考こそがまさにエゴが生み出しているものなんです。

例えばですが、海で溺れている子どもがいたとします。ここでおそらくあなたは泳いで助けに行くか、あるいは周りに助けを求めるかしませんか? これってさっきの「相手の不幸を背負ったりしたら自分が不幸になるんじゃない?」っていう話と矛盾してると思いませんか?だってここで仮に自分が泳いで助けに行ったりしたら自分の服は濡れるし汚れるし、しかも自分の命も危険に犯す行為ですよ?あるいは周りに助けを求めに行く行為だって自分の貴重な時間を犠牲にするわけじゃないですか?まさに「相手の不幸を自分が背負ってる行為」ですよね。でもその子どもが救出されたとき、きっとあなたは「ああ、助かってよかった、本当に良かった」って思うんじゃないでしょうか?それは本当に幸せな瞬間ではないでしょうか?

逆に溺れている子どもを見捨てるという選択をしたらどうでしょうか?「自分泳げないし、今急いでるから…」 これはまさに「自分が幸せになりたい、他の人は不幸になってもいい」という心の働き(エゴによる心の働き)ですよね?仮にその選択をしたら、その後であなたはとんでもない罪悪感に苛まれるのではないでしょうか?その選択は本当にあなたを幸福にしたのでしょうか?

これらの話からわかるように、人間というのは自分を犠牲にしてでも、相手の不幸を背負ってでも相手を幸せにすることによって幸せを感じるようにできているんです。だから一見損しているように思えるこの慈悲の瞑想は、本当は誰よりもあなた自身を幸福にする方法なんです。

実際僕自身もこの慈悲の瞑想は、最初やるときに抵抗がありました。
「なんで自分の嫌いな人、自分を苦しめてきた人の苦しみを吸い取らなきゃいけないんだ!?なんでそんなやつに自分の幸福を与えなきゃいけないんだ!?」って感じで笑

でも無理やりこれをやり続けたんですね。そして気がついたら、その嫌いだった人への憎しみみたいなものが徐々に薄まっていき、その人達に心から幸福になってほしいなって思えるようになったんです。今ではその人達の不幸を思うと涙が出るくらいにまでなりました。

そしてそうなった結果、自分の幸福度がめちゃくちゃ上がっていることに気づいたんです。そしていつのまにか希死念慮が消え、うつ病のような症状がなくなっていたんです。

そこで僕は確信したんですね、「結局うつ病の原因はエゴだったんだ」ってことに。

もちろん僕がこれまでやってきたことは慈悲の瞑想だけではありません。ヨガや仏教を総合的に進めてきて、その一環としてこの慈悲の瞑想を行っていました。でもこの慈悲の瞑想をやるだけでもかなりエゴが弱まるという確信があるので、今回ご紹介させていただきました。

ぜひうつ病で苦しい方は、この慈悲の瞑想を無理やりでも良いからやってみてください。きっと心が軽くなるはずです。

そしてより確実に、より強制的にエゴを落としたい!という方には、これは僕もやっていることなのですが、慈悲の瞑想と合わせてヨーガをすることをおすすめしたいんです。

ヨーガと聞くと「主婦たちが美容のためにやってる体操でしょ?」と思われるかもしれませんが笑 あれはヨーガの中でも特に「ハタ・ヨーガ」と言われるもので、それ以外にもたくさんの種類のヨーガがあるんですね。

本来ヨーガとは「心を安定させ調御すること」を目的として作られたものなんです。つまりこのヨーガの技法を使っていくことにより、心を安定させ、エゴを弱めるための基盤を作ることができるんですね。

具体的に僕が日々やっていることとしては、

1.ハタヨーガ等の行法 →アーサナや呼吸法で体全体の気を通し呼吸を安定させることで心を安定させることができる
2.徳を積むこと →徳を積むことで心を常に明るい状態に保つことができる
3.悪業を積まないこと →悪業を積まない、悪業を浄化することで心を暗くする要素を排除する
4心を浄化すること →怒りや憎しみではなく慈愛や慈悲の心を育むことでエゴを弱める

これらを総合的に進めていくことで、より確実により効率的にエゴを弱めることができるようになります。
特にまずは初心者はヨーガの呼吸法(プラーナヤーマ)から始めてみるのがおすすめです。簡単にできて心がすごく安定させることができるようになります。
僕が参考にさせていただいているYouTubeのリンクも貼っておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=262i_DavVFc

僕もこれらの実践を毎日続けてきたからこそ、より早くうつ病を治すことができました。
ですので、できるだけ早く「うつ病を治したい!」という方は、より本格的にヨーガを始めてみることも合わせておすすめします。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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