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脳みそダダ漏れマガジン

僕が大学教員として、また家庭の主夫として日々考えていることのまとめです。内容は育児とダイエットと読書感想文が多めで、分野はあまり統一されてません。あとは数学とか、経済学とか、そう…
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記事一覧

1月のまとめって話

あっという間に今年も残すところあと11ヶ月となった。 今月1本しか記事を書いてなかった。 いつの間に時間が過ぎたのか。 知らぬ間に灰色の男たちに盗まれていたのだろうか。 とにかくあたしの2025年1月についてまとめようと思う。 なんだか色々あった。 上旬:子供と一緒に北海道の実家へ(6日まで) 10日:研究プロジェクトのシンポジウムを主催 14日:車がぶっ壊れる(マフラーが死んで、修理しても車自体が古いのでもう色々厳しい状況) 15日:非常勤講師をやっている会津短期大学(

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幸と辛って話

怪しいセミナーみたいでちょっとキモいのだが、幸と辛についての話をする。 幸から横線を一本抜くと辛になり、辛に横線を一本加えると幸になる。だから幸せと辛さは紙一重なんですよ。みたいな。 昔っからどこぞのマルチ商法の勧誘とか、スピリチュアルなんちゃらとか、謎の新興宗教とか、一定の層にはぶっすり刺さりそうな怪しげな界隈で言われてそうなお話しだ。あたしがガキの頃に小学校の先生も似たようなことを言っていた気がする。 実は今度の授業で学生に少しこういうテーマの話をしようと思っている

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会社を始めてみてわかったいくつかのことって話

九月末に会社を作った。 何を思って、何の会社を作ったのかって話は以前記事に書いたのでそれはそれとして、 やってみてわかったいくつかのことをまとめておこうと思う。 まず、こちらからのアクションから始まるということ。 会社を設立するには、まず書類を整えて法務局という役所に届け出る必要がある。まぁ自分で会社を立ち上げるのだから、そこは何かしら自分からのアクションが必要だろうというのはわかるけれど、 書類は何が必要で、何を書き何を書かないか、その他諸々全部自分で用意して、自

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仕事と家事と子育てとって話

仕事と家事と子育ての鼎立。 仕事をしながらこどもを育てるすべての人が直面する問題だ。(以下めんどくさいので仕事と家事育児の「両立」とする) これにはいろんな角度からの解決策が提案され実施されていたりするが、 基本的には親以外の誰かに子育てか仕事もしくはその両方の肩代わりをしてもらうという形を取る。 それはそれで社会的に重要なことで、保育園とか育休制度とか時短勤務とか、 そうした制度がきちんと整備されることは望ましいことだ。 ただ、それ以前の話として、親はまず考える。

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まちとカフェと共同体とって話

さぁ、今日は時間との勝負だ。 仙台駅に着くまであと30分。書き切れるや否や。 今日は石巻で、商店街のイルミネーション点灯式をするというので、 その記念パーティーに行ってきた。 まちのカフェで、商店街のお店で作ってもらったオードブルや、 石巻産ホップを使ったクラフトビール、 自家製サングリアなどを楽しみながら、 高齢者も子供たちも、その間を埋める各年齢層の大人たちも集いながら、 歓談しつつビンゴしつつお料理食べつつお酒飲みつつ、 通りすがりの人がなんだろう??と会場を

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幸福な生についてって話

幸福とは何だろうか? 最近の興味関心がもっぱらこんな感じになってて、ちょっとヤバ目。 このままでは授業で信徒を募集してしまうかもしれない。 まぁ、いずれ最後は再び宗教に帰って行く世界になると思うので、 早めに開祖になってしまうのは悪い話ではないのかもしれない。 発端は、まちづくりとか地域活性化とか、そういう話について考えていたことにある。 まちづくりだなんだと言ってはいるけれど、 実はそれはまちの問題ではなくて、個人の生き方の問題なんじゃないかと考え始めたのがきっかけ

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東京をいい感じで使ってみたって話

先日東京に行った。 目的はいくつかある。詳しくは有料部分で書くけれど、とりあえず全部知人とそのまつわるところに行くことだ。 まぁ44年も生きてれば東京に行くのとはそりゃ何度もあるわけだけど、今回の東京訪問はとてもいい感じだったと思っている。 東京はこうやって使うべきなんだなぁと。 暮らし方にもよるし、生き方にもよるし、東京の位置付けは日本人一人ひとりにとって全然異なるものだろう。自分は地方で育ち、地方で教育を受け、地方で仕事をして、ずーっと地方に根ざしているので、東京

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まちづくりに関して最近思うことって話

大学教員になって11年。ずっと地方で働いているせいか、地域活性化とかまちづくりとか、そういう界隈の付き合いや取り組みが結構身近にある。 自分もそのカテゴリに分類されそうなことをやったり手伝ったりすることは多い。 そういうことをやっていながら、ずーっと腑に落ちないというか、考えがまとまらなくて解消されないモヤモヤというか、そういうものが胸に頭に残り続けている。 それは、言葉で表してしまえばとても単純なのだが、「まちづくりとは何か?」ということ、もっと言うと「まちはつくるもの

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目的と手段の転倒って話

先日、とあるイベントで講演をした。 そこで話した内容について、少し書いておこうと思う。 とあるイベントというのは、アーバンデータチャレンジ2024(UDC2024)というもので、データとデジタルで地域を盛り上げようと活動する人たちを支援するのがその主な趣旨だ。2013年から続くイベントで、ちょっとした歴史がある。 UDCでは各地の取り組みを共有しながらメンバーの結束を高める目的で中間シンポジウムというイベントが行われる。今回の中間シンポジウムの開催地が宮城県石巻市で、その

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オーストラリアに行ったって話

もう1ヶ月以上前の話だが、オーストラリアのケアンズに行ってきた。 海外に出たのは多分10年?前、イタリアに研究関係で1週間滞在した時か、韓国に入試の業務で滞在した時か、どちらが最後だったかはっきりしないけれど10年くらい前なのは間違いない。 子供も少し大きくなって長い時間のフライトにも耐えられそうだし、今行っとかないとまたしばらく行けなさそうな気もするし、最後に外国に行ってからだいぶ経つのでそろそろリハビリが必要だし、となんだかたくさんの理由をこしらえてレッツゴートゥーオ

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人との偶然の出会いはだいぶ過小評価されてるのではないかって話

あたしはよく授業やゼミに人を呼ぶ。 また、他大学の学生が参加するワークショップ的な場所に学生を連れて行ったり、他大学のゼミと合同前ゼミ活動したりもする。 そうやって大学生を自分が通う大学の学生以外の人と出会う機会を敢えて、作る。もちろんめんどくさい。安くない金額のお金がかかるし、時間も取られる。そういうことに一切関心を持たずに生きていける性格に生まれついていたらお金も時間ももっと自由に使えてどんなに良かったろう、と思う。 学生の反応も悪い。なんでわざわざ知らない人の話を

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上空12,000mで月を見たら絶望したって話

角の丸い長方形の窓の外に広がる夜。目的地に向かって時速900kmという爆速で飛んでいるとは思えないほど穏やかな機内の空気は少し冷えつつあった。 夜のフライトは久しぶりだったので、年甲斐もなく少しワクワクしていた。 あいにく地上とあたしの間には月明かりに朧に照らされた平坦な雲が見渡す限り(雲平線とでもいうのだろうか)茫漠と広がっており、煌びやかに闇を彩る街の光も、海に浮かぶ船の灯りも、見ることはできなかった。 でも、こんなことではがっかりしない。SNS映えしそうな写真が撮

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会社を作ったって話

今回は全文無料公開。 そう、こないだ会社を作った。とても小さな合同会社だ。名前を「合同会社常磐ラボ」(ときわらぼ)という。 あたしはただの大学教員。 大学教員はあんまり起業とかしない。 でも、ちょっと思うところがあって、起業した。 何をする会社か。 あたしの会社では、イベントの経済波及効果の推計業務を担う。 オリンピック開催に伴う経済効果は〇〇兆円ありました!っていうあれだ。あれのもっとローカルなやつ。 お祭りとか、地域密着のイベントとか。そういうものの地元への経済波

伊勢に行ったって話

今月の4日〜5日にかけて。三重県は伊勢市を訪れた。 目的は、「全国まちづくりカレッジ2024in伊勢」に参加すること。ゼミ学生を引率した。 このイベントは、全国(西日本が多いが)の大学生が一堂に介して自分たちの活動の報告をシェアしたり、開催校の地元を巡り地域課題を実感するフィールドワークや、また課題解決への糸口を探すグループディスカッションなどで構成される、大学生中心の地域活性化系イベントである。 今回の開催担当校は、伊勢市にある皇學館大学。伊勢神宮のお膝元で神職を養成

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