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オーストラリアに行ったって話

もう1ヶ月以上前の話だが、オーストラリアのケアンズに行ってきた。

海外に出たのは多分10年?前、イタリアに研究関係で1週間滞在した時か、韓国に入試の業務で滞在した時か、どちらが最後だったかはっきりしないけれど10年くらい前なのは間違いない。

子供も少し大きくなって長い時間のフライトにも耐えられそうだし、今行っとかないとまたしばらく行けなさそうな気もするし、最後に外国に行ってからだいぶ経つのでそろそろリハビリが必要だし、となんだかたくさんの理由をこしらえてレッツゴートゥーオーストラリア🇦🇺

とくにトラブルもなく無事に行って帰ってこられたわけだが、10年ぶりに日本の外に出てみて、やっぱり思ったことはいくつかある。

やっぱりデジタル周りはとても便利になった。まず自分のスマホが普通に使える。もちろん海外で利用できるようにSIMを買うとかeSIM入れるとか海外プランの手続きをするとか(あたしはワイモバイルの海外プランを利用した)、何かしら手続きは必要だが、昔のように現地でデバイスを手に入れるとかWi-Fiのレンタルするとか、そういうめんどくさいことは無くなった。いい。

また、ファーストフードは基本的にオンライン注文になって、レジであれこれやり取りする必要も無くなった。もちろんそうやって注文することもできるが、そうせずに端末にタッチして注文し、あとは出来上がるのを待っていればよい。こういうオプションはないよりあった方が海外旅行では便利だろう。もっとも、最近では日本にもこのシステムは導入されつつあるので、そんなに新鮮味は無いかもしれない。

そして何よりUberだ。Uber超便利。いわゆる白タクで、日本では全面解禁されていないが、オーストラリアでは普通に使えた。タクシーを呼ぶ感覚で車を呼ぶと、一般の人が運転する自分の車で目的地まで送ってくれる。

車を呼ぶ段階で目的地も同時にアプリの画面に入力するし、決済もクレジットカードで事前に行う。やってくるのはこちらの目的地を事前に把握し、料金に同意した運転手なので、目的地を運転手に現地の言葉で伝えたり料金の交渉をすることや金額で揉めることもない。とても便利だった。

似たようなことがすでにいろんなブログ等に書かれているのであえて詳しいことをここで書く必要もないが、日本には無いサービスなので実際に利用するには海外に出るしかない。つまりあたしもアプリの登録から利用まで今回が初めてだったのだが、全くの初心者が海外で使っても全く問題がないくらい完成度の高いアプリだと思った。

車中ではほとんど会話しなくてもいい。もちろん話したい人はどんどん話せばいいけれど、英語が苦手な人もいるだろう。そういう人は、この辺のこと、つまり移動手段としてUberやタクシーを選択した場合の車内コミュニケーションに色々と不安があるはずだが、そういう心配もほとんどない。すごい。

ただ、一方でこうしたコミュニケーションの排除はもっと大きな意味でなにか不穏な空気を感じることも事実。

便利さの裏返しと言ってしまえばそれっきりだが、このUberの衝撃的な便利さは、同時に現状から未来に向けてのテクノロジーと社会の相互依存関係の不穏な方向性も垣間見せてくる。

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