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伊勢に行ったって話

今月の4日〜5日にかけて。三重県は伊勢市を訪れた。

目的は、「全国まちづくりカレッジ2024in伊勢」に参加すること。ゼミ学生を引率した。

このイベントは、全国(西日本が多いが)の大学生が一堂に介して自分たちの活動の報告をシェアしたり、開催校の地元を巡り地域課題を実感するフィールドワークや、また課題解決への糸口を探すグループディスカッションなどで構成される、大学生中心の地域活性化系イベントである。

今回の開催担当校は、伊勢市にある皇學館大学。伊勢神宮のお膝元で神職を養成するための専門学校が母体の由緒ある大学だ。

そこに、東海・近畿・四国・九州など西日本を中心に、北海道・東北からも参加するかなり大規模なイベントである。

あたしが関わるようになったのは2018年。当時北海道の旭川大学で教えていた頃に、ご近所の國學院短期大学部(滝川市)が開催校だった時に参加したのがきっかけだ。

そして、なぜかその2018年大会で、次年度の開催担当校になり、2019年は旭川大学でこの全国まちづくりカレッジを開催した(実行部隊はほとんど学生なので、「開催した」というのはいささか語弊がある。「開催実務を少しサポートした」、くらいがちょうどいい)

このイベントは伝統的にほとんどすべての手続きを学生が担っており、当日の運営も学生が取り仕切っている。その分不安になることもなくは無いけれど、それはそれで互いに(学生も教員も)いい勉強になる。

学生の成長にとって、「他大学で学び活動する同世代との交流」が非常に大きな影響を与えることを、この10年の教員生活のさまざまな場面で感得するに至っているので、こうした機会はとても貴重である。

2019を最後に今年まで参加を見送ってきたのは、ひとえにリソースがなかったということに尽きる。2020年に所属が石巻専修大学に変わり、そのバタバタとコロナの直撃もあって、参加は見送らざるを得なかった。また2021〜2022はまだ子供も小さくて、泊まりがけで家を空けることがなかなか難しく、これまた参加を見送った。2023は子供も成長し、個人的な意味での時間的な問題は多分なかったけれど、ゼミ内での意思統一をするための時間的余裕がなかった。

というわけで、今回自分の中では割と満を持しての再参加となって、結果、やっぱりとても勉強になった。

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