2024年11月の記事一覧
marantz model 7
コントロールアンプ Marantz model 7
初期のセレクトレバーのスリットの端の切り込みが粗削りで角ばっている もの。パネルの色合いは地味である。
フォノイコライザーの簡易セレクターは「RIAA」・「old78」・「old Col LP」 の3種のみが基本であるが、トーンコントロール treble/bassの +-との組み合わせによりアナログは、おおむねのイコライザーカーヴに対応できる仕組
【世界遺産×音楽】ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『交響曲第9番』
お久しぶりです。
4か月も空いてしまいました…🙇♀️
今回は、ずっと書きたいと思っていた、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)の傑作、『交響曲第9番』についての記事です☺️
ベートーヴェン直筆楽譜は、ユネスコの「世界の記憶」にも登録されている『交響曲第9番』。
日本では”第九(だいく)”と呼ばれ親しまれており、特に第4楽章の主題は「喜びの歌」として演奏される機会が多
シューベルト/3つのピアノ曲 ― Drei Klavierstücke D946
今日11月19日はフランツ・シューベルトの命日。そこで最も好きな作品―「3つのピアノ曲 D946」を取り上げたいと思う。
とても地味なタイトル曲だが、特に2曲目はピアノ曲史上最高ランクに位置する愛おしい作品だ。シューベルトの死の半年前に書かれたこの曲集は、1868年にブラームスによって編集され匿名で出版されたようだ。但し、この3曲の組み合わせがシューベルトの意図なのか、ブラームスの意図なのかは未
ネルソンス指揮ウィーン•フィル Vn五嶋みどり 素晴らしい演奏会だった!
ネルソンス指揮ウィーン•フィル@大阪フィスティバルホールを聴いた。
今日はウィーン•フィルを追いかけて大阪まで遠征だ。理由は簡単で、東京の公演では良席の確保が極めて困難だからだ(大阪はそれほどではない)。遠征の甲斐あって、今日は本当に素晴らしい演奏会に立ち会うことができた。
今日の第一の聴きものは五嶋みどりのヴァイオリンだ。今や、この大天才の演奏を聴けるだけで福音と思わなければいけない。
曲は
シュトゥットガルト•バレエ団「椿姫」を観て 〜 バレエが明らかにするショパン楽曲の意味
シュトゥットガルト・バレエ団公演「椿姫」を観た(11/8東京文化会館)。初めての経験だ。今日はソヒエフ/ミュンヘン・フィルの公演と日程が重なっており、悩みに悩んだが、バレエ公演を優先することにした。やはり、エリサ・バデネス、フリーデマン・フォーゲルなどが出演する公演を観ないわけにはいかない。それに、ショパンの名曲とバレエのコンビネーションという世界への興味には勝てなかったのである。
バレエ「椿姫