Vol.68 ~ナゼ私がこの難病生活から抜け出すことができたのか~
こんにちは、シゴトスキーです。
いま、闘病生活で本当に辛い時期だった昨年を思い返して綴っています。
結果的に寛解に近い状態になったのは良しとして、あれだけメンタル的にも追い詰められていたあの生き地獄の中、何が功を奏して大逆転劇に繋がったのか?を振り返ってみようと思います。
なぜこんなことをしているかって?
自分の自信を、今一度取り戻すための一つです。
基本的には前向きな自分でした。
それが今回発症した眼瞼痙攣によって、メンタル的にも相当やられてしまい、何度か人生終わらすことも考えました。自己嫌悪にもなっていたと思います。
そうなってしまったのも自身でよくわかっています。この病気が、
原因も根本治療法も医学的に解明しきれていない
という、『謎が多すぎる病気』だからです。
自身が何をしたからこの病気になってしまったとか、これをやれば少しは善くなる、などが不透明過ぎる状態でしたから。しかも眼もまともに開けられない、見ることができない状態のなか、満足に調べることもできていませんでした。ただ、情報で得たものはなんでも試してはいました。
何を試してみても効果がなく、途中で治療法探しに疲れてしまい、「もう世捨て人になって僧侶になろうか」とかも考えていました。
その中で、幸いにも私はこの病状が奇跡的に寛解する予定となりましたが、さすがに約2年も仕事をせずにいると、自分の心の中にある社会的疎外感や不安感は非常に高いです。
その「不安」を解消するためには、『行動』することが一番効果的です。
結果的に間違えた行動をしたとしても、不安を消し去るために自分自身が動いたのだから悔いはないはず。そして今後自分が何をしたら良いかがわかってきます。
話は戻ります。
今回の大逆転劇が起こったのは、この第一話でも綴った通り、ほんの些細なきっかけの「情報」と「執念」だったのは紛れもない事実です。
でも、先ほど挙げた『行動』がなければ今回のめぐり合わせは実現しませんでした。
何度も心が折れそうな状態でしたが、『あること』を継続していた為に、病気と闘う気力(=執念)をなんとか保ち、行動ができました。
まず『行動』の前に、もっと大事なことがあったのです。
”一歩踏み出す勇気”です。
この気持ちになって、行動までに移ることが厳しい方もいらっしゃると思います。
私もあの闘病時、前述した『あること』をしていなかったら、おそらく一歩踏み出す勇気が起きず、行動に繋がらなかったんだと思います。
それは・・・・
”運動”です。
非常に単純明快な言葉ですが、生きていくうえで本当に重要なことです。
病に負けない気力、体力、抵抗力が必要だからです。
月に100kmジョギングしていた自分にとって、光が眩しすぎる(羞明)が故に外で走れないのは死活問題と言ってよいほどでした。
屋内でやれることと言っても、ヨガやストレッチくらいしか思い浮かびません。ジョギングマシーンは高額すぎるし自宅では走る音の関係で構想外でした。ましてや目を閉じながらのジョギングマシーンは危険極まりない((+_+))
そこで、サイクリングも時々行っていることもありエアロバイクを思いつきました。エアロバイクで静音性の物はないのかを調べ、賭けで購入しましたが、結果としては最高な買い物ができました!
家族が寝ている夜中にやっても、別室であればじゅーーーぶんに静かで問題ないです。念のため、私がエアロバイクを購入した時の記事を貼らせていただきますね。詳細を記してあります。
目が思うように使えない、開かないのでやることは限られていましたが、病気と闘う気力、体力だけはなくしてはいけない!!と本能で感じていた私は、毎日エアロバイクやヨガ&ストレッチを続け、なんとかここまでやってこれました。
激しくやって!なんて言いません。ご自身ができる範囲の適度な運動でイイのです。継続が大事です。好きな音楽や漫才を聴きながらだと続けやすいですよ。たぶんあっという間に1時間が過ぎていると思います(*'▽')
同病で闘病中の方に限らずですが、行動に繋がる”一歩踏み出す勇気”と、その気力・体力・抵抗力を養うための”運動”は、どうか止めないでいただきたいのです。
きっと気持ちや考えも前に向くことでしょう。
風邪などの病気にかかりにくくなる『予防』にもなります。
私はもう一度、病気発症前の自分(と、自信)を取り戻したい。
それだけでなく、今回の闘病生活によって得たものを引っ提げて、よりパワーアップした自分として甦りたい。いや、甦ってみせます。
そして、今回のような困難・苦難も乗り越えてきたこと自体が何よりも大きな「自信」になったんだ、と執筆しながら気付きました。
やっぱり書くこと(もしくは綴ること)って大事ですね。
『書くこと』によって気付くこと、知ること、気持ちの整理がつくことがあるとは常々知るところですが、noteへ綴ることで改めて自分の心の整理ができる。この闘病日記はそもそも同病患者への情報提供がきっかけでしたが、自分の心の整理の為にもこの闘病日記を綴ってよかったなーと感じる今日この頃でした(*'▽')
今回もお読みいただき、ありがとうございました。