一つ一つやり遂げる、完遂力
今までいろいろ手を出してはみたものの、それらはちゃんと終わらせたのだろうか。大きいことでも小さい事でも、仕事でもプライベートでも、真面目なことでも遊びでも、ちゃんと終わらせてきた、結果を残したことが今までどれだけあっただろうか。
この完遂力というものは侮れない。歳を取れば取るほど、この完遂力があるかないかで、両者に大きな解離が生まれてくる。
先人たちは言葉を変えて何回も言っている
千里の道も一歩から、塵も積もれば山となる、細き流れも大河となる。
一つ一つ進めていく事が、大きなことを成し遂げると。
なぜ一つ一つやり遂げた方がいいのか
毎日一個一個を着実に終わらせていくことがどれだけ強いか。
実際に成功している人は、毎日コツコツ、ちゃんと積み上げてきている。練習しかり、SNSやYoutubeの発信しかり、勉強しかり、仕事しかり。
自分がどういう人間か説明する時、なんて説明するか。
やり遂げた事があれば、自分はこれをやってきたと言えるだろう。何もかも途中で投げ出してきていたら、自分がどういう人か他人は理解できないし(それか何もかも中途半端な人と理解されるか)、自分自身も中途半端であることに嫌気が差したりする。
どういう結果がでるか
地道な努力は地味で辛くて長い。しかしよく言われるように「努力が報われるとは限らないが、成功している人は全員努力している」。
どうやってコツコツ亀さんを続けるか
今現在自分が続けられていることは何だろう。今まで失敗した時はどういう時だろう。自分がどういう人間か正しく把握しているか。それを踏まえて、コツコツ亀さんになるように自分を仕向ける。
以下の方法でも何でもいいが、自分に合った方法をいくつも試してみる。
①自分に合った環境に身をおく
例えば、筆者は2週間やると一回飽きるようなので、2週間毎に変化をつけて飽きさせないようにしている。
②誰かと一緒にやる【責任感を使う】
人に迷惑をかけられない、という責任感を使う。一人でやるより投げ出しにくい。
③お金をかける【サンクコスト効果(経済学用語)=コンコルド効果(心理学)を使う】
今までかけた投資の時間や費用、精神的な想いに対して、返って来る見込みが明らかに少ないのに、今まで掛けた費用や労力を惜しみ、少しでも元を取ろうと(もしくは投資分だけでも全額回収しようと)する心理状態を表した言葉です。
お金をかけた分を取り戻したい気持ちを利用する。
④to do リスト【目標達成願望を使う】
筆者は、to doリストを紙のアナログ、iPhoneの 純正メモ、notionのTimeline viewを使い分けて、やることを漏らさないようにしている。
⑤他にもっとやりたくないことを用意する。
⑤習慣として組み込む
やる時間や時期を決める。朝起きたらやる、歯を磨く前にやる、トイレに行く度にやる、といった既存の習慣に紐付けする。
⑥携帯でできるようにする
携帯をダラダラ見る時間を「何かを成し遂げる」ために使えるように、携帯でも出来るようにする。携帯を見る度にコツコツ進めていけたら、24時間のうちかなりの時間を捻出することができる。
⑦自分にとって本当に嬉しいことがゴールとなるようにやることを設定する
やりたくないことだから進まない。本当に自分が望むこと(お金を儲ける、外見がよくなる、モテる、いい暮らしができる、自己実現、社会的ステータス)に直結することをする。
そのためには、本当に自分が望むことを正しく理解していないといけない。理解していない場合は、まずは目の前にある、現状でやらないといけない事で最高の結果を出す。
まとめ
今まで完遂力があってもなくても、今日から始める。意識して1つ1つ終わらせていく。