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また読み返したいnoteを集めた私のブックマーク的マガジン
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2021年2月の記事一覧

卵の授業について先生と10年ぶりにお話ししました

卵の授業について先生と10年ぶりにお話ししました

先生とは卒業してから10年ぶりに連絡を取る。
沢山いる生徒の中で私のことなんか覚えていないだろうと、諦め半分でメッセージを送ってみたが返事はすぐに来た。

「お久しぶり、もちろんおぼえていますよ」

思わず声が漏れるほど嬉しかった。状況が状況なだけに文章で説明するととんでもない時間と長さになりそうだった為、電話でお話しできないかと尋ねるとすぐに先生から着信があった。
震える手でスマホを握る。

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言葉が世界をノックする

タイトルはラジオで耳に入ってきた言葉。
小説家の朝吹真理子さんが吃音症のひとに向けたことば。

吃音(きつおん)とは、言葉が円滑に話せないスムーズに言葉が出てこないこと。「発語時に言葉が連続して発せられる(連発)」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く(難発)」「語頭を伸ばして発音してしまう(延発)」などの症状を示す   - wikipediaより

極度の緊張をすれば誰でも言葉につまるのだけど、

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noteで消耗せずに、自分をクリエイターへ育てるために意識していること

noteで消耗せずに、自分をクリエイターへ育てるために意識していること

コンテストで受賞するとお祝いだけでなく嫉妬のいしつぶても飛んでくるのですね。お疲れ様です、季節の変わり目で花粉も飛んでいますが、皆さまお元気ですか? 気圧と寒暖差で伸びたり、目が痒くて涙目うるうるですが生きてます。

noteの高い志が好きです。

直木賞・芥川賞も、noteからマジで出して欲しい。でも、理想と現実がありますね。

運営批判するつもりはないです。
完璧なサービスは存在しないから、n

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涙のギフト

涙のギフト

男なのに泣くんじゃない!

小さいころ、父によく言われました。平成を過ぎて令和になった今、そんな言いかたをするお父さんは少ないでしょう。でも、そんな時代もあったわけです。

だからですかね、子供のころは人前で泣くことに強い抵抗感があって。公園で遊んで転んでケガをして、膝から血が出ても泣くなんてありえない。血がしたたる膝小僧を友だちに見せて「どうだぁ!」なんて変な自慢なんかしちゃって。誰のかさぶたが

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しおたんの陰影

しおたんの陰影

塩谷舞さんの本『ここじゃない世界に行きたかった』、買って届いたはいいけど「ちょっと眩しいし、読むのどうしよっかな」と一日積んでいましたが、開いてみたらそれは《鈍色の輝き》で、すとんと読めたので、おすすめするnoteを書きます。

インフルエンサーでバズライターの人気者しおたんは見るからに「陽」の人で、おしゃれやし何から何まで小綺麗でちやほやされて羨ましいなとは多少思うのです。

そんなわだかまりを

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ある田舎町について

ある田舎町について

8歳の冬に見た、関西国際空港。

たぶん、心の底から感動した瞬間の中で一番古い記憶。とくに透明のエレベーターを見たとき、ここは地球か?宇宙か?なんて感想を抱いたように思う。高い天井を大きく吸って、未来を見た。

関空に来たのはこのときが2回目で、1回目に来た3歳のときの記憶なんて覚えていない。

こんなことを書くと、どこかの帰国子女と間違われそうだが、そんな遠い世界とはまったくで、私は小さな頃から

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だからスキを手渡したいんだ week7

だからスキを手渡したいんだ week7

こんにちは、だいすーけです。
直近1週間に読んだnoteのなかからスキnoteをピックアップしてご紹介するという取り組みをしています。今回はその7回目。自分のスキをしっかり表明することを今年の目標のひとつとして掲げているので、この取り組みをはじめるに至りました。

これはあくまでも主観に基づいた取り組みです。ぼくの言葉でご紹介したいと思ったものを、無理のない範囲でご紹介していきますので、お付き合い

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本当のことを書くって怖い? / #自分にとって大切なこと

本当のことを書くって怖い? / #自分にとって大切なこと

ここnoteで約2年間書いてきた。

最初はドキドキしながら公開ボタンを押したものだ。

「こんなもの、誰か読んでくれるだろうか…」

読んでもらえなくてもそれはそれで。自分のその時の気持ちや考えていることやこれまで生きてきて得た自分なりの哲学を自分の言葉でアウトプットできればそれでいいと思っていた。

ひとつ、またひとつとスキがつく度に嬉しくて「今度は何を書こうか」と思考を巡らせる。

書きたい

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小説「ひかりとコアラといちまいごはん」

小説「ひかりとコアラといちまいごはん」

「あれ、乗ってきていい?」
 ほぼひと月ぶりに会ったひかりは公園に着くと、小声でどこか遠慮がちにささやいた。私は一瞬言葉につまった後、いいよ、とうなずく。ひかりは軽く手を添えていた私のアルミ製の松葉杖から離れた。細い両脚を重そうに運び、向かったのは、パンダの乗り物だった。まるっこく、垂れ目の頭の上に取っ手がついていて、乗るとおなかの下から伸びているばねが前後に動く乗り物。
 ひかりはこのパンダの乗

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また書きに戻りました。

また書きに戻りました。

しばらくnoteをお休みしますと事情を添えてお伝えしていた記事を下書きに戻してしまいまして、事情がお分かりでないかたには説明不足となってしまいますが、今日からnoteに戻ります。

お休みしている間、毎日誰かが私のnoteにスキを届けてくれました。ありがとうございます。届かない日はなかったです。心配してくれているかたがたに、私の心の状態が徐々に戻っていることを伝えられなくてとても気がかりでしたが、

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