coaaach@小学校の先生

小学校の先生。ATTiTUDE代表。“学びで人生を楽しく”を掲げて日々勉強中。学校現場…

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小学校の先生。ATTiTUDE代表。“学びで人生を楽しく”を掲げて日々勉強中。学校現場のことから日常生活のことまで、いま考えていることを綴ります。読んでくださる方々に“学びのきっかけ”を。

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自己紹介|自分らしい学びを、ともに。

私は“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。 このnoteでは、学校現場のことや日常生活のことまで、いま考えていることを綴っています。ここで改めて自己紹介とこれからの発信について書きたいと思います。 ●プロフィール大学院を修了後、公立の小学校教員として勤務。教職7年目の31歳。研究主任として3年目を迎え、研究に浸かる。“授業にこだわる”と決めている。研究組織には所属せず、独学で学び続けてきた。決まった理論や手法、権威ある人の意向にとらわれず、自分

    • 国語を学ぶなら読んでおきたい教育書

      おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。 大人になったら読書しなくなる人が多いと聞きますが、私はその反対です。大人になってからの方がより読書に明け暮れています。 教育書はもちろん、自己啓発書やビジネス書なども好んで読んでいます。 私がこれまでに読んできた教育書の中から、国語を学ぶ方々に超絶おすすめしたい本は以下の12冊です。 国語を一から学ぶ方も、改めて自分の国語授業を見直したい方にもおすすめです。 ぜひ、ノートに自分の

      • ハウツーも大事だけど、自らの意識や習慣の見直しまで潜ってみよう。

        こんばんは。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。 これからの教員は今まで以上に、学び続け、絶えず変化していく力が求められると考えています。 予測不可能な時代を生きていくためには、経験則は足枷になる場合も大いにあります。経験則や固定観念にとらわれることなく、自らの価値観や考え方を見直していくことが不可欠です。 子どもたちに「学び続ける力」を求めるのであれば、なおさら大人の私たちが意識しなければいけません。 しかし、公的な研修や職場内のOJT

        • 1勝9敗でいい。

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。   今回のテーマは、私の好きな言葉の一つでもある「1勝9敗」です。この言葉を知ったのは、ユニクロの創業者である柳井さんの本がきっかけです。 昨年度、なかなか思うように学級経営ができず、苦しい日々を過ごしていました。1週間のうち、1回でもうまくいった日があれば良い方でした。 そんなときに目にしたのが、この本でした。「1勝9敗」という題名に惹かれて、思わずジャケ買いしました。 平日の2

        • 固定された記事

        自己紹介|自分らしい学びを、ともに。

          教師になったら読んでおきたい教育書

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。   大人になったら読書しなくなる人が多いと聞きますが、私はその反対です。大人になってからの方がより読書に明け暮れています。 教育書はもちろん、自己啓発書やビジネス書なども好んで読んでいます。 私がこれまでに読んできた教育書の中から、教員志望の方や20〜30代の方に超絶おすすめしたい本は以下の12冊です。 いまの私があるのも、これらの本から学びを得たおかげです。どの本も、教師としての

          教師になったら読んでおきたい教育書

          学びが深まる「対話指導」の理論と実践

          学習指導要領の改訂から数年がたち、「対話的な学び」を意識した活動はほとんどの授業で見られるようになりました。しかし、一見活発に見えるものの学びが生まれない対話もよく見かけます。私の授業も例外ではありませんでした。 そのため、どうすれば「学びが深まる対話」になるかを考えながら、この2年間実践を積み重ねてきました。本稿は、対話指導の理論を整理しながら、私が実際に1年生・2年生の学級で実践した対話指導をまとめたものです。低学年はもちろん、他学年の対話指導にも大いに役立つものだと思

          学びが深まる「対話指導」の理論と実践

          単線型と複線型

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。 ここ最近、「主体的な学び」に関する記事が多くなっているのですが、今日もその話です。 授業を検討する際、子どもたちが主体的に学べる学習活動になりそうかどうかは、とても大切な視点です。検討会においても外さないところかと思います。 しかし、どうも私が気になるのは単線型の授業が多いことです。単線型の授業がすべてダメと言いたいわけではありません。 単元のどこに位置付けるか、発達段階や子どもの

          自分事と他人事

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。   最近、ある1年生の授業を見て驚いたことがあります。それは学びに興味・関心を示していないことです。 あんなに勉強したいとキラキラした目で入学してきた子たちですら、わずか半年で興味・関心を失ってしまうことがあるのだと衝撃を受けました。 そんな子どもたちを目の当たりにして、どうすれば学びに興味・関心をもち、主体的に学ぶようになるのだろうと考えてみます。 主体的に学んでいる子の特徴の一

          「小学校の先生」になる、あなたへ

          これから小学校の先生になる方、なろうと志す方に向けて、現役教員の立場から伝えたいことがあります。かなり“熱”を込めて書きます。 いま学校現場は変わろうとしているこの記事を読んでいるのは、きっと4月から先生になる方や教育学部の学生が多いと思います。 そういった方々に真っ先に伝えたいことがあります。それは、いま学校現場は変革の真っ只中だということです。 学習指導要領が新しくなり(平成29年告示)、その直後にコロナが大流行したことで、GIGAスクール構想が一気に降りてきました

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          「主体的な学び」を実現する方法

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。   これまでの記事で、本当の意味で「主体的な学び」とはどういったものか改めて整理しました。そこでは、「主体的な学び」を語るとき、課題に依存した主体的学習の先に、「粘り強さ」や「自己調整」を視野に入れておく必要があると述べました。 「主体的な学び」とは?その続きでは、「主体的な学び」を阻害している要因を分析しました。そこでは、教師の理解が不足していること、そもそも教師が主体的な学びを体験

          「主体的な学び」を実現する方法

          なぜ「主体的な学び」は実現されないのか?

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。   前回の記事では、本当の意味で「主体的な学び」とはどういったものか改めて整理しました。そこでは、「主体的な学び」を語るとき、課題に依存した主体的学習の先に、「粘り強さ」や「自己調整」を視野に入れておく必要があると述べました。 「主体的な学び」とは?今日の記事では、本当の意味での「主体的な学び」を実現するために、「主体的な学び」を阻害している要因を分析してみます。 「主体的な学び」の

          なぜ「主体的な学び」は実現されないのか?

          本当の「主体的な学び」とは?

          こんばんは。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。今日は「主体的な学び」をテーマにして書いていきます。 私たち教師は日々、「主体的・対話的で深い学び」という視点で授業改善に努めています。しかし、本当の意味で「主体的な学び」は実現できていないと感じています。 いまだに教師主導の画一的な授業は根強いです。逆に全てを子どもに任せて教師が放任しているような授業も耳にします。このままで本当によいのでしょうか。 この記事では、まず「主体的な学び」とはどう

          本当の「主体的な学び」とは?

          みんなで「さようなら」をやめたら、気になっていたことがすべて解決した話

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。 低学年を受け持ち、「帰りの支度」と「帰りの会」を見直してきました。見直そうと思ったきっかけは、帰りの支度の進度にバラつきがあり、待つ・待たせる子が発生していたこと。帰りの会への子どもたちの参加意識が低いことです。 帰りの支度の問題点帰りの支度を早々に終わらせた子は席で座って待ちます。しかし、支度のペースがゆっくりな子は、なかなか終わりません。なかにはお友達とのお喋りに気を取られ支度が進

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          発問で授業を組み立てることの弊害

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。 今日は「発問で授業を組み立てることの弊害」というテーマで書いていきます。 これまで授業を検討する上で、発問は極めて大切に扱われてきました。発問は子どもの思考を促すために、時間を割いて議論されているように思います。発問によって授業を組み立てていくことは、もはや疑いようのない常識となっています。 しかし、発問で授業を組み立てる場合、様々な弊害が起こると考えています。 弊害①教師が学びの

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          自己調整しながら学ぶ子どもたち〜算数「かけ算」の授業実践❷〜

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。   以前、低学年からできる自己調整学習のはじめかたと題して、「かけ算」の授業実践について記事にしました。今回はその実践の続きを書いていきます。 第5時 子どもたちが対話で深める最初に前時のノート紹介をし、問題提示後35分間を子どもたちに任せる授業構成とした。 今回は[1つ分の数×いくつ分=全部の数]の思考を可視化していた子、アレイ図と式を結び付けていた子、大きく成長している子のノート

          自己調整しながら学ぶ子どもたち〜算数「かけ算」の授業実践❷〜

          子どもの立ち歩きはダメなのか

          おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。   今日は「子どもの立ち歩き」をテーマに書いていきます。 先日、管理職からこんな助言をいただきました。「立ち歩いている子がいるのでよく見てください」と。私はこの言葉に強い違和感を感じました。 学校現場において「立ち歩き」は、離席という言葉でしばしばマイナスイメージで語られがちです。 授業に集中できずに立ち歩いてしまう。そして授業が妨害される。だから座らせなければいけない。座っていら

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