1勝9敗でいい。
おはようございます。“学びで人生を楽しく”と掲げて日々勉強を続けている小学校教員です。
今回のテーマは、私の好きな言葉の一つでもある「1勝9敗」です。この言葉を知ったのは、ユニクロの創業者である柳井さんの本がきっかけです。
昨年度、なかなか思うように学級経営ができず、苦しい日々を過ごしていました。1週間のうち、1回でもうまくいった日があれば良い方でした。
そんなときに目にしたのが、この本でした。「1勝9敗」という題名に惹かれて、思わずジャケ買いしました。
平日の2週間分が10日です。2週間のうち1回でもうまくいけば良いのだと開き直り、気持ちが楽になったのを覚えています。
2回、3回とうまくいく日が増えるほど前向きになれました。上等だ、まだまだやれるぞ。そう自分を奮い立たせることができたのです。
ちなみに、そのときのことを以前の記事で書いていますので、ご興味があればお読みください。
今年度はその学級を持ち上がり、うまくいったかどうかの基準も高くなりました。当時では考えられないほど子どもたちは成長しましたし、私自身も成長できました。
当時と今では1勝の基準は違います。だから、今でも1勝9敗の精神は変わりません。絶えず1勝9敗の精神でアップデートしていくことが大切なのだと思います。
そのとき自分が置かれた状況で、1勝9敗を続けることができれば、もうそれで十分だと柳井さんは教えてくれているような気がします。
今苦しい思いをしている人は、どうか自分のことをダメな存在だと思い込まずに、1勝9敗で十分、よくやっていると労わってあげてください。
そしていつかきっと、今の日々が糧になるときがやってきます。
いま現在、教員や教員志望の方を対象にした学び場『ATTiTUDE』の企画を練っているころです。共に学んで共に成長できる機会にしたいです。
オンライン、オフライン問わず開催していく予定ですので、ご興味ある方はぜひ一緒に学びましょう。詳細が決まり次第、ご報告します。