【私の教員休職記・さようなら、教室。】
記憶が薄れて行く前に、もっと早くこの文章を書きたかったが、病院に行ったり、土日には家族と出かけたり、知り合いの集まりに行ったりと、時間が経ってしまった。しかし、まだ遅くない。記憶が残っているうちに書いておこうと思う。
3月の末、私は久しぶりに学校に向かった。数ヶ月前に休職に入ったのだが、その時、代わりに入る先生が使えるように、教室のカレンダーやハンコ、その他の私物をそのままにしておいた。終業式も終わり、私にとって、やはり最終的にはつらい思い出となってしまった今回の担当学級の