【私の教員休職記・人の熱量を感じられるのはやはりオンラインでなく、、、英会話教室】
休職してまもなく始めたオンラインでの英会話も、すでに半年が過ぎようとしている。休みに入る前は、毎日話をしたくなくても人並み以上の量で話をしなければならなかった。しかし、それがなくなると、人と話すということが急激に減少し、自らが進んで話しかけない限り一日中言葉を発しなくても過ごせる状況になってしまった。そんな中で、英語での会話、しかも外国の方との話とはいえ、人と言葉と交わせるとても大切な機会になっていた。
しかし、パソコンを通しての会話というのは、やはり味気ないものだ。遠くにいても簡単に人と会話ができるのは、革新的な発明であり、さらにこのコロナ禍にあって貴重なツールとなった。だがやはり実際に会って話すのとはわけが違う。英会話の学習という意味においては本当に革命的であるが、そうではない場合、私はあまりオンラインでの会話が好きではない。
英会話でも対面でのレッスンを受けてみたい、と思うようになっていた。そして、対面の英会話、しかも平日の昼間にやっていないだろうかとインターネットで探していた。
噂には聞いていた英会話カフェに行ってみたいと思い、地元で行われているものを探していたが、あいにくこのコロナの影響で、飲食をしながらが基本の英会話カフェは軒並み延期になっていた。しかし、ある日、色々なレッスンがまとめられているサイトを眺めていると、近くで行われている英会話教室があるではないか。しかもそれは月々に謝礼を支払ったり、入会したりするタイプのものではなく、1回ずつレッスン料を支払えばいいシステムだという。これは私にとってはぴったりのものだと思った。さっそく翌週に行われるレッスンの予約をそのサイトを通して取った。グループでのレッスンだというが、さて、どんなところだろうか。胸を躍らせ、一週間を過ごした。
(次回へ続く)