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辻 惟雄『伊藤若冲』(ちくまプリマー新書)
突然日本美術(の知識)を身につけようと思い立ち、美術館に通い始めたがきっかけはこの本。子供の将棋教室でお迎えの時間を待つ間、本でも読みたかったが持ってくるのを忘れたので、近くの書店で吟味した末に買った。
中高生向けなので、難しい言葉が使われておらず、辞書を引かなくても言葉は理解できる。かといって、内容を噛み砕きすぎて退屈ということもなく、大人の初心者にもちょうどいい内容。若冲の人生、絵画にしか能
吉村泰典『間違いだらけの高齢出産』
生殖医療の黎明期から活躍している産婦人科医が書く、高齢出産の現場の話。
著者は、現代の女性の出産適齢期は25歳から35歳だという。生物としての適齢期は18歳から25歳くらいらしいが、それほど若くして出産するのは現代では難しい。35歳を過ぎると急激に生殖能力が下がるため、それまでに産むのがいいらしい。
私は34歳で出産したが、病院で開かれた母親教室では、担当の助産師から皆さん歳をとっているのだか