マガジンのカバー画像

百冊挑戦

42
2021年の一年で、読んだ本を百冊挑戦しようというグループです。 今田素子、山崎亮、嶋田洋平、筧裕介、林千晶の5人で挑戦します。
運営しているクリエイター

#百冊挑戦

11-12月 お薦めの本

11-12月 お薦めの本

あっという間に一年が経ってしまった!!なんてこった。

「毎月、読んだ本をNOTEで紹介するんだ♪」なんて浮かれて想像していた日が嘘のよう。NOTEで紹介するのが、こんなにストレスが多いなんて知りませんでした(定期的に文章を書ける人、本当に尊敬します)。

それでも、本は読みました。

10月からコロナも随分収まったためか、月5-6回のペースで日本国内を忙しく飛び回っていました。旭川(北海道)、八

もっとみる
9月のお薦め本

9月のお薦め本

9月末に訪れた東北では、もう稲刈りが終わり、ところどころで昔ながらの稲架(はさ)掛けが行われていました。

改めて、今年の夏はあっという間に過ぎた気もしますが、気持ちが予想以上に揺れ動き、想像以上に長かった気もします。ドキドキしたり、ズーンと辛くなったり、どうしてもアップダウンが激しい中で、心の支えになってくれたのが「読書」という習慣でした。

本を読む。そのことによって、心をニュートラルに戻す。

もっとみる
百冊挑戦101冊目と102冊目の選択と考察

百冊挑戦101冊目と102冊目の選択と考察

年末もあと残すところ3日。百冊読み切ったぞ〜!

正直、最後の15冊は、そこにある本を手当たり次第手に取って読む。に終始した。昔買って読まずにおいた小説とか、読む時間がなくて積んでた献本とか、いつもなら絶対手に取らないエッセイとか。

だって、残り20日きってたから。

8月を恨むよ。一冊も読まずに遊び呆けていたあの夏の日々を。ペース配分大事。

コツコツできなくて、最後3日残してなんとか最後テキ

もっとみる
10月に読んだ本

10月に読んだ本

9月は張り切って読んだのだが、10月はまた停滞してしまった。年間に100冊読もうとすると、1ヶ月に8冊か9冊は読まねばならないはずなのに。今月は3冊。そろそろ終りが見えてきた。100冊、達成できる気がしないw。

▼『被抑圧者の教育学』

パウロ・フレイレが書いた本書は、ワークショップ界隈では比較的有名な本だ。教育関係者の多くが知っている本でもある。アクティブラーニングとか、対話的な学習ということ

もっとみる
8月に読んだ本

8月に読んだ本

年間に100冊の本を読もうという意気込みで始まった「百冊挑戦」。月に8冊か9冊のペースで読み進めば目標到達という計算だ。これまで、写真集を眺めるだけという本も含めて、なんとか1ヶ月に8冊ほど読んできた。ところが今月はどうしたことだろう。3冊しか読めていない。3冊である。月末になって読んだ本を数えてみて震えた。何があったのか。お盆休みが長すぎたか。いや、長すぎれば長過ぎるほど、本を読む時間はあったは

もっとみる
百冊挑戦 6-7月(下) 不眠症を克服したお灸のパワー

百冊挑戦 6-7月(下) 不眠症を克服したお灸のパワー

最近、神保町で通っている漢方医の紹介で、お灸をはじめました。

これが効果てきめん、びっくりです。

長年、不眠症(寝つきの悪さと眠りの浅さ)と付き合ってきていたのですが、寝る前にお灸をするだけで、寝つきもよければ、何よりも眠りの質がかなり深くなって、ぐっすり眠れるようになりました。

写真は精神状態を安定させ、睡眠障害の症状を改善するといわれる「神門(しんもん)」という部分です。

そして、思っ

もっとみる
7月に読んだ本

7月に読んだ本

「百冊挑戦」も折り返しを過ぎた。後半6ヶ月の始まりである。毎月9冊を目標にしてきた読書だが、今月はなんと10冊も読めた。とはいえ、うち2冊は漫画なのだが。いずれにしても、目が文字を追えるようになってきた。途中、目の筋肉痛になった。眼球が痛いのである。失明の予兆かなと思ったのだが、よく考えてみると1ヶ月に10冊分も文字を目で追うことがほとんどない人生だった。久しぶりに重い荷物を運べば腕や腰が筋肉痛に

もっとみる
百冊挑戦 6-7月(中) 本を優雅に楽しむことを諦めた......

百冊挑戦 6-7月(中) 本を優雅に楽しむことを諦めた......

百冊挑戦の月一ミーティングで、どんな時に本を読みたい?本が進む?という話題で、嶋田さん・千晶さん・もこさんが、

「翌日休みの金曜日の夜に時間を気にせずに」

「予定のない週末の昼下がり」

などの素敵な意見が上がっていたのだが、自分にはできない...

のんびりできる環境と時間を用意して、小説やエッセイを手にとり、読み始める。でも、なかなか読む行為に集中できない。色々なことが気になり、本から意識

もっとみる

百冊挑戦 6-7月(上) 書評を書けない自分



1月から半年、月10冊、年100冊を読破する活動のを続けている中で、最近わかったことが2つある。

1つは、書評を書くことがとにかく苦手だということ。FBで素晴らしい書評を上げてくれる仲間が結構いて、その方の推薦は本当に有難い。なので、恩返しの意味でも自分でも書籍の紹介文をあげたいと思うのだが、これが本当にできない……

なぜだろう?と考えてみた。

まずは、すごく良かった本を読んだとしても、

もっとみる
6月のお薦め本

6月のお薦め本

百冊挑戦を始めて、あっという間に半年が経ちました。

本を読む。それは多くの人が普通に行っていることだと思うけれど、「百冊」という数字目標を設定することで、逆に、普段から「読むペース」がつくれるというのは、やってみて感じたことです。「読まないと」とプレッシャーに感じるかと思っていたけれど、それは思っていたよりなく(まあ、100冊いかなくても罰金とられるわけではないので笑)、毎晩、寝る前に本を読む習

もっとみる
今年に入って6月までに読んだ、文化や人の生活を探る書籍を紹介するよ。百冊挑戦!ルポルタージュ編

今年に入って6月までに読んだ、文化や人の生活を探る書籍を紹介するよ。百冊挑戦!ルポルタージュ編

ー 濃密な取材に基づいて書かれているノンフィクション小説やルポルタージュが好きだ。文化人類学的な書籍も。自分が好んで手に取る書籍はほとんどこの部類に属する。

ー 文章でのアウトプットがものすごく苦手だが、このnoteは百冊挑戦の仲間にこんないい本あるよ!って一生懸命書いていた。なんなら4人のためだけに書いていたと言っても過言ではない。しかし、前回のイベントで衝撃の事実を知った。なんと!私の紹介す

もっとみる
6月に読んだ本

6月に読んだ本

1月から始まった「百冊挑戦」。いよいよ前半の最終月である。前半が終わるということは、この段階で50冊に到達していなければ「百冊挑戦」が順調とはいえない。ところが、怖くて数えられない。たぶん足りていないw。でも気にしない。「読まねばならない」ということになると、読書が楽しめないからだ。楽しめないと続けられない。続けられないと、「百冊挑戦」すら挑戦しなくなる。それは嫌だ。だから、「冊数」は届いていなく

もっとみる
5月に読んだ本

5月に読んだ本

4月から建築学部の教員になったので、なるべく建築系の本を読みたいと思っている。そう思って読書を続けたら、今月は2冊ほど建築系の本を読むことができた。やはり建築本はスラスラと読める。改めて、私はここが故郷なのだと思わせてくれる分野である。とはいえ、興味の対象は故郷の外に広がり続けている。いまは資本主義や民藝についての本に興味がある。外の分野の本を読むと、母国語ではない言語の本を読んでいるような気分に

もっとみる
2月から5月までに未来を思考するために読んだ本ービジネス書編(1)2030年から2060年まで一気に思考するよ。【百冊挑戦!】(追記あり)

2月から5月までに未来を思考するために読んだ本ービジネス書編(1)2030年から2060年まで一気に思考するよ。【百冊挑戦!】(追記あり)

・いつもタイトル(1)で(2)がない。(2)を書こうと思って(1)とつけるのだが、(2)が書けたためしがない。

・なんか考えているときにビジネス書を読む。読んでいると自分の考えが急にまとまったりするのだ。アイデアが生まれてくることもある。そして、ほとんどの場合において、まとまったり、生まれてきたりした「それら」は本の内容そのものとは全く関係ない。関係ないが、お世話になった本をいくつか紹介しようと

もっとみる