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カセットboyの読書記録

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2021年5月の記事一覧

本日の読書

本日の読書

「暗い流れ」和田芳恵(著)

大好きな小学館PD Booksのラインアップ。
アマゾンの内容紹介から以下引用。

ハレー彗星が地球に大接近し、湯河原で幸徳秋水が逮捕された
明治43(1910)年、著者5歳から書き起こし、関東大震災の翌年、
田舎の代用教員を辞し東京に出て地元の有力者の書生となった
大正13年20歳を目前にする頃までを、北海道の原野を背景に描く自伝小説。抗し難い性の欲望に衝き動かされ

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「少女ポリアンナ」エレナ・ポーター(著)

もう何度読んだか分からない。
読むたびに心が洗われ、瞼が熱くなる。

この物語は1986年に「ハウス世界名作劇場」で
アニメとして放映されている。
といえば、内容も想像がつくかも。
孤児になった女の子が、ある家に貰われ(預けられ)
そこには意地の悪い女主人がいて、
あれやこれや干渉してくる中、健気に生きてゆく少女の物語
といった「ド定番」の内容。
どんな

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「少年時代」(上下巻)ロバート マキャモン (著)
※再読

不朽の名作と一部で評価の高い作品。
マキャモンはモダンホラーの作家で、
同じ系統のスティーブン・キングも少年時代と
同じ様な作品を書いている。
それは「スタンド・バイ・ミー」
少年4人が「死体探し」の旅に出るといった内容だが
ホラーというより、少年物であり青春小説であり、
友情物語である。

この「少年時代」も仲良しの4人組が出てくるが

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「西海道談綺」松本清張(著)

超大作で圧倒的傑作!
あまり有名ではないが、松本清張の最高傑作と推す声は多い。
入手もなかなか難しい。

3度めとなるが、長編を読みたくて再読を始めたが
さすがの僕も、内容をよく覚えており(普通は覚えてない)
新鮮味に欠けたので、1巻のみで読み終えたが、
まだ読んでない人が羨ましい!!
「無人島に10冊持っていく本」とかあれば、間違いなく選ぶ。

舞台は、なんと僕の

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「後妻業」黒川博行(著)

まぎれもない傑作。
抜群に面白い!

単行本出版時に買ったので、家を探せば出てくるはずだけど、
面倒くさくて文庫本を新たに購入した。

首都圏連続不審死事件がベースになってると思われる。

結婚相談所と結託した女性が、高齢の資産家男性と関係をもち
その資産を次々に奪ってゆく。
「奪う」イコール資産家の「死」な訳で、そういう意味では
グロくて、とても胸糞が悪いのだけど、な

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「蒼煌」黒川博行(著)

「後妻業」を再読するにあたり、同著者の他の作品も
読みたくなった。
日本画壇、というか日本芸術院の“会員”選挙を巡っての闇、
つまり、賄賂、接待、怪文書、その他の汚れた世界を
描いた良書だと思う。
その取材力、構成には圧倒される。

けれど、登場人物があまりに多く、その読み名も
日本画家だけあって、ひじょうに読みにくく
また、細かいエピソードを「広げすぎ」なきらいがあって

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「笛吹川」深沢七郎(著)

このところ買った本を途中挫折ばかりしているので
書棚にある本を読み返すことにした。
noteのプロフィールに書いているけど、筒井康隆と並んで
もっとも好きな作家、深沢七郎の「笛吹川」だ。

20代の頃から読んでいるし、全集も持っているので
もう何度読んだか分からない。
けれど、やはり面白い。
圧倒的な傑作だと思う。
一般的に深沢七郎は「楢山節考」が有名だが、
それ以外の

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「ザ・ロイヤルファミリー」早見和真(著)

昨日、「テスカトリポカ」を挫折した後、書店から買ってきた。
「山本周五郎賞」受賞作ということと、読みやすそうなこと、
Amazonレビューもいいことが購入の理由かな。

内容としては、競馬、というか馬主(うまぬしと読むのが正しいそう)
の世界のことを描いた作品で、ある馬主(会社社長でお金持ち)に
雇われた主人公の目を通して、馬主達の世界、競馬界のこと、

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「テスカトリポカ」佐藤究(著)

一部で大絶賛されている本。
レビューの中には、「直木賞も穫れるのでは」と書いてる人もいた。
近くの書店を回ったが置いてなく、Amazonから取り寄せた。

がしかし.....
今回も挫折(苦笑)
ちなみに前に書いたキングのアウトサイダーは結局、読み切った。

「テスカトリポカ」も頑張ろうと思ったけど、駄目だった。

硬質な文体、南米を舞台としていること、暴力。

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