マガジンのカバー画像

私が親と向き合ったこと

5
実の親との関係を思い返してみた記事たちです。
運営しているクリエイター

記事一覧

自分軸の作り方#137 見守りたいけど、見守れない親心。

自分軸の作り方#137 見守りたいけど、見守れない親心。

「子どもを見守る」って、
なかなか難しいですよね。

たとえば、
ママ友のおうちに行った時
友達の子どもが 多少の悪さをしたとしても
けんかを始めたとしても

子どもだから、あるよねーって、
穏やかに見守ることができるのですが

トラブルを起こした当事者のママは、
気が気じゃない!

ちょっと!何言ってるの!!
ちゃんと謝りなさいよ!!  なんて

子供の中に入って行って、
喧嘩を仲裁しようとした

もっとみる
自分軸の作り方#119 「わかってくれてる」安堵感。

自分軸の作り方#119 「わかってくれてる」安堵感。

私が20代の半ばだった頃

人に話を聞いてもらって
はじめて心の底から

「この人、わかってくれてる」と感じた出来事がありました。

今日はそんなお話です。

正義感といえば聞こえはいいけれど
私の20代半ばは 実家の父親のテキトーさに対する不満が募り
自分史上最高峰の
「こうあるべき」MAX状態でした。

※私の実家について書いた記事はこちらです(主に母の話)

看護師として働き始めて3年も経つ

もっとみる

自分軸の作り方#123 本音を隠した、子供時代を完了するために。

私が小学生の頃、ピアノを習い始めた。
確か2年生くらいの時だったように記憶している。

急に思い出したので、書き留めておきたい。

私の姉たちもピアノは少しの間習っていて、
ある程度弾けるようになったら辞めていた。

姉はピアノが好きで
楽譜を見ながら練習しては

乙女の祈り とか
トルコ行進曲 とかを上手に弾いていた。

姉がピアノを弾くのを見て
私も見様見真似で
簡単な曲なら両手で弾けたけれど

もっとみる
自分軸の作り方#124 許さなくていいと思う。

自分軸の作り方#124 許さなくていいと思う。

私は幼い頃から

自分を犠牲にしてでも人に尽くすことの尊さであるとか

どんな罪人であっても、
神様に愛されている存在であること

心の清らかさが大切であることや
罪 というものについて 親から教えられました。

でも、
許しがたいこともあるのです。
今日はそんな話です。

以前も書いたことがありますが
私の父親は慈善事業が好きで
私の小学生の頃
よく、アルコール依存症の男性が 我が家に通って来て

もっとみる
自分軸の作り方#127 さよなら私のハルミちゃん

自分軸の作り方#127 さよなら私のハルミちゃん

これは、私と母の物語です。

我が家は兄弟が多く、決して裕福とは言えない家庭でした。
けれども両親の職業柄(宗教法人でした)
いただきものが多かったと思います。

時にはお菓子メーカーにお勤めの方から
某有名キャラクターの顔の形のクッキーが
ひび割れて売り物にならなくなったため
箱でドサッと届いて、
飽きるほど毎日クッキーを食べたこともありました。

私の母の得意技は「横流し」でした。

たくさん

もっとみる