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「数と論理と仕事術 」プレミアム

国内唯一のビジネス数学・教育家であり、35冊のビジネス書・教育書・小説を書いてきたベストセラー作家が紡ぐ文章。独自の目線でビジネススキルを解き明かし、人材育成研修のエピソードや新…
著者は国内初ビジネス数学検定1級AAA認定者であり、国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラ…
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記事一覧

「結婚」を数学的に理解せよ。

「結婚」を数学的に理解せよ。 前回の記事において、私は次のようなエクササイズを提案しました。「理解力」というものをまさに理解するために、ぜひしっかりお時間をとって践してみて欲しい内容です。 前回の記事はこちらです。DASモデルに関する理解がないと今回の記事は理解できないので、しっかり復習をしておいてください。 【前回記事】 あなたが「生産性を上げる」をどう理解しているか説明してください。ただし中学生でもわかるように。 さて、あなたの言語化はどんなものだったでしょうか。

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あなたが「生産性を上げる」をどう理解しているか説明してください。ただし中学生でもわかるように。

あなたが「生産性を上げる」をどう理解しているか説明してください。ただし中学生でもわかるように。 今回も面倒くさい(笑)トレーニングの提案です。 ほんとどの人は実践しようともしません。しかし今から「頭が良くなりたい」「思考力を鍛えたい」「言語化スキルが欲しい」・・・などと思っていらっしゃる素晴らしい方がいるとしたら、このような訓練から逃れることはできません。 成長意欲ある素敵な方には、きっとお役に立てる内容だと思います。ぜひとも。 前回の記事において、次のようなエクササ

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DASモデル〜数学的に理解するということの体系化〜

DASモデル〜数学的に理解するということの体系化〜 理解する能力を理解力と定義し、引き続き私の言語化にお付き合いいただきます。 ところで前回の記事はご覧いただけたでしょうか。 理解というものには二段階ある、と私は主張しています。 第一の理解と第二の理解があり、それぞれどういうものなのかを簡単に表現しています。今回の記事をお読みいただくにあたり前提になりますので、再度お目通しください。 では本題に入ります。 今回は【第一の理解】をテーマにしましょう。一般論として、「

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理解には「二段階」ある〜数学的発見〜

理解には「二段階」ある〜数学的発見〜さて今回は極めて重要なことをお伝えすることになります。勝手にハードルを上げるようですが(笑)、本当に重要なことです。 私はビジネススキルを数学を使って研究していますが、その結果のひとつであると思っていただいて結構です。今回の記事だけでは語りきれないので、数回にわたる形になります。知的な話に興味のある方は、ぜひお付き合いください。 ではさっそく本題に入りましょう。 前回、「わかる」とはどういうことかを言語化しました。(こちらもお読みい

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そもそも「わかる」とはどういうことか、数学的に言語化してみた。

そもそも「わかる」とはどういうことか、数学的に言語化してみた。 しばらくは「理解」をテーマに言語化を続けようと思っています。 さっそくですが、「理解する」をもっと優しく子どもでも知っている言葉に変換するなら、「わかる」となるでしょうか。そこで問いです。 実に難しい問いだと思いませんか。誰もが当たり前のことだと思っていること、知っていることが常識のものほど、言語化することは難しくなります。 難しい……笑 本題に戻りましょう。 「わかる」とは、「同じ」と「違う」に分け

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「あなた」を金額換算せよ 〜最強の数値化エクササイズ〜 (後編)

以前、この連載において次のような問題を提示しました。 詳しくはこちらの記事にてご確認ください。 私はこのテーマが「最強の数値化エクササイズ」と考えています。私たちはビジネスにおいて数値化していくことを求められます。そして実際に数値化を実践しています。そんなあなたにとってもっとも身近なもの、つまり「あなた」を数値化することが実はもっとも難しいのではないでしょうか。 前回の記事にて私はある思考法を提案し、ビジネスパーソンとしてのあなたを金額換算することを試みました。そこで今

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あなたはそれを本当に「理解」できているのか。

ある日の会話です。 まるでコントのような会話ですが、さてあなたはどう思われますか。ひとつ確かなことは、この人物は「理解する」を理解できていないし、「わかる」とはどういうことかをわかっていないということです。 今回は思考の話です。 テーマは、「あなたはそれを本当に「理解」できているのでしょうか」です。 たとえば少子化という社会問題があります。子どもが減っているということを意味しますが、あなたはこの少子化という現象をちゃんと理解できているでしょうか。念のため申し上げますが

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「あなた」を金額換算せよ 〜最強の数値化エクササイズ〜 (前編)

数値化とは、数値になっていないものを数値で表現すること。いわば数値に置き換えることです。このマガジンではこれまでたくさんのアプローチでその「数値に置き換える」スキルを学んできました。 仕事柄、こんなことを考えます。 難問です。何をもって最強か、正解はありません。しかしビジネスパーソンがするべき数値化の最終到達点は何かと考えたとき、私にはある答えが浮かびました。 これができるなら、ビジネスにおける様々な事柄も数値化できる人材になっているのではないでしょうか。そこで今回はも

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フェルミ推定が教えてくれる「人生の教訓」 

前回はフェルミ推定のコツとして、統計的な感覚を持つことをお伝えしました。 「小さい箱」から「大きな箱」を捉えること。詳しくは前回の記事で復習をお願いします。 では今回は別の視点で、フェルミ推定における大切なポイントをご紹介することにいたします。似たような話としては、「木を見て森を見ず」といったところでしょうか。 経済効果という数字があります。オリンピックやサッカーのワールドカップが開催されたとき、あるいは人気アイドルがコンサートをしたとき、「その経済効果はおよそ◯円と推定

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「小さな箱」から「大きな箱」を想像する思考トレーニング

「小さな箱」から「大きな箱」を想像する思考トレーニングテーマはフェルミ推定、私の造語は「知らんがなの数値化」です。 この記事をお読みくださっている方であればご存知のことかもしれませんが、念のためフェルミ推定について一般的な定義を述べておきます。 注目いただきたいのは「一見見当もつかないような量に関して推定し、具体的に数値で捉える」という点。まさに数値化するという行為に他なりませんね。なぜ「知らんがなの数値化」と命名しているのかは前回の記事にて確かめてください。 さて本

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「知らんがな」を数値化するトレーニング

「知らんがな」を数値化するトレーニング数値に置き換える作業が必要な仕事(思考)として代表的なものがあります。 フェルミ推定。 この記事をお読みくださっている方であればご存知のことかもしれませんが、念のためフェルミ推定について一般的な定義を述べておきます。 注目いただきたいのは「一見見当もつかないような量に関して推定し、具体的に数値で捉える」という点。まさに数値化するという行為に他なりませんね。 さて、私は企業研修などにおいてこのフェルミ推定を「知らんがなの数値化」

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「意思決定はどんな気分で行うかで決まってしまう」説を数学的モデルで説明する。

「意思決定はどんな気分で行うかで決まってしまう」説を数学的モデルで説明する。 私たちは「数値に置き換える」というスキルを学習しています。 前回の記事で、意思決定するにあたりいかに数値化を用いるかを解説しました。 「場合分け」と「確率」という数学的なアプローチを採用することで、いくつかの中から1つを選択できる方法論。 意思決定に課題を持ちの方はぜひ学んでみてください。 さて、今回も引き続き意思決定の話題。前回のモデルと構造的には同じ方法論のご紹介になります。より実践的

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 「場合分け×数値化」で意思決定するトレーニング

「場合分け×数値化」で意思決定するトレーニング前回の記事では、「感覚値」を「数値」にすることをテーマに論じました。今回はその応用編という位置付けになる話題です。 私たちはたいてい、「起こりやすさ」というものを感覚的に捉えています。 そして私たちはこのようなものを「可能性」や「確率」という言葉で表現しているのではないでしょうか。実はこの2つの言葉は異なるものとして使うのが一般的です。つい私たちは「可能性が高い=確率が高い」といったニュアンスで曖昧に使いますが、専門家の間で

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「感覚値」を「数値」にするトレーニング

「感覚値」を「数値」にするトレーニング かつて、「ファクトフルネス」というビジネス書が大ベストセラーになりました。この記事をご覧の皆様なら、この本を手に取った方も多いのではないでしょうか。 思い込みは良くない。しっかり事実ベースで考え、事実ベースで語ることが大切。そんなことを教えてくれる1冊でした。 ここで重要なのは、ビジネス文脈において「事実」とはほぼ「数字」を意味するということです。昨年のあなたの会社の売上高は「事実」です。あなたの会社の従業員数も「事実」であり、あ

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