「集客とは愛である」という言葉をあなたは理解できるか。
この定期購読マガジンでは(昨今)、理解力という提案をしております。
人生において「理解」が多い人と少ない人では、きっと何か差がついているように思うのです。
多くの人はそれを「頭の良さ・悪さ」みたいな言葉でなんとなくわかった気になっています。しかしこれは私たち人間にとってとても大切なことではないかと。
私が提唱する数学的思考をベースにした理解力(理解をつくる思考法)。ここからは様々なテーマをエクササイズとして提案し、このような知的な遊びに興味のある人には楽しんで頂こうと思っています。
ではさっそく本題にまいりましょう。
あるとき、次のような言葉に出会いました。
集客、マーケティングの専門家とされる方がおっしゃった言葉です。率直に、私の第一印象は「違和感」でした。
集客とはビジネスで必要な行為のひとつであり、そこには緻密な戦略やロジック、それこそ数字の分析なども必要になってくる、とても科学的な概念ではないかと思っていました。しかし「愛」とは、その真逆の概念と私は思っていました。科学的というよりは人間的といいますか感性的といいますか。とにかく「集客=愛」という公式に対して、数学的な感性を(人より少し)持っている私としては違和感を覚えたのです。
一方で、「違和感」というものはとても大切だと思っています。これまでの常識を破壊するきっかけになったり、そこを深く掘っていくことによって知らない景色を見ることができるかもしれないからです。
一般論ですが、優秀な経営者やクリエイターはみんな、「違和感」をとても大切にしています。ある数字を見たときに「おかしいな?」と感じることができる経営者は普段から必ず数字を定点観測しています。会社を成長させることができる経営者が数字に強いことは、ここで説明する必要はないでしょう。
自分がつくった創作物に対して「なんかしっくりこない。ピンとこない。でもまあこれでいいや」と妥協するトップクリエイターはおそらくいないはずです。
「違和感」はチャンス。
そう考えた私は、「集客」というものをあらためて、数学的に理解することを試みることにしました。先般までご紹介したDASモデルによる第一の理解、ならびに第二の理解まで言語化しています。がしかし、私の回答を見る前に、もしよろしければあなたも実践してみてください。自分でやってみることが、あなたの「頭を良くする」唯一の方法です。
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