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あなたが「生産性を上げる」をどう理解しているか説明してください。ただし中学生でもわかるように。


あなたが「生産性を上げる」をどう理解しているか説明してください。ただし中学生でもわかるように。


今回も面倒くさい(笑)トレーニングの提案です。

ほんとどの人は実践しようともしません。しかし今から「頭が良くなりたい」「思考力を鍛えたい」「言語化スキルが欲しい」・・・などと思っていらっしゃる素晴らしい方がいるとしたら、このような訓練から逃れることはできません。

成長意欲ある素敵な方には、きっとお役に立てる内容だと思います。ぜひとも。

前回の記事において、次のようなエクササイズを提案しました。「理解力」というものをまさに理解するために、ぜひしっかりお時間をとって践してみて欲しい内容です。

【エクササイズ】
「生産性を上げる」とはどういうことでしょうか。あなたがどう理解しているかを言語化し、誰でもわかるように説明してください。なお、実践にあたってはDASモデルに忠実にお願いします。

「わかったつもり」で実はよくわかっていない。そんなケースが起こる場合、たいていそのテーマを自分の言葉で言語化ができません。言語化ができないとは、人に説明できないこと。だから「わかった」かどうかを判断したければ、誰かにそれを説明できるかどうかをチェックすることで可能になるのです。

DASモデルとは何か。キーワードとして定義、分解、比較、構造化、モデル化、があること。あらためて前回の内容で確認をお願いします。


さっそくですが、私もDASモデルを使って実践してみました。以下にそれを示しますが、これが決して「絶対の正解」ではありません。あなたの理解と私の理解が一致するとは限りませんし、もし一致するようなことがあればそれは奇跡に近いものだと思います。

大事なのは、DASモデルの思考プロセスで言語化ができるか、そしてその結論にあなた自身が納得できるかどうか、の2点です。

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