見出し画像

ポジティブ心理学の重鎮ソニア・リュボミアスキーの本で幸せになる!

1.ポジティブ心理学の重鎮ソニア・リュボミアスキーの本で幸せになる!


ポジティブ心理学の重鎮ソニア・リュボミアスキーの本で幸せになる!

ソニア・リュボミアスキーは、「ポジティブ心理学」界での、最重要人物の一人だ。彼女の本が2冊出ているので、今回ご紹介します。

幸福を研究する1998年にできた新しい学問「ポジティブ心理学」界の重鎮、ソニア・リュボミアスキーの本を読むと、彼女の科学的な情報と力強い言葉で、生きる勇気と喜びを得られてハッピーな未来が待っている。

ソニア・リュボミアスキーの本を読んで、幸せになろう!

1冊目の「幸せがずっと続く12の行動習慣自分で変えられる40%に集中しよう」は、2007年に出た「THE HOW OF HAPPINESS(幸せになる方法)」の邦訳だ。

2冊目の「リュボミアスキー教授の人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法」のほうは、2013年に出た「THE MYTHS OF HAPPINESS(幸せの神話)」の邦訳だ。



2.経緯


ソニア・リュボミアスキーを初めて知ったのは、小林正弥「ポジティブ心理学科学的メンタルウェルネス入門」を読んだときだ。

そしたら、そのあと読んだいくつかの本でも、ソニア・リュボミアスキーの文章が引用されてたりするではないか。

ポジティブ心理学が好きなボクは、さすがに、読まねばならないな!と思って、図書館で予約したのだけど、この人の本は、人気があって、予約待ちだった。

やっとの思いで借りたボクは、この2冊を読んだ。

感動した!

特に下の文章は心に訴えかけてくるものがあった。

ですから、突き進みましょう。ほほ笑み、声をあげて笑い、自信に満ちて、楽観的で、社交的な人間として振る舞いましょう。あなたは逆境に対処し、難局を乗り越え、たちまち人との関係を築き、友人をつくり、人によい影響を及ぼし、もっと幸せになるはずです。

「幸せがずっと続く12の行動習慣自分で変えられる40%に集中しよう」より

なんと、力強い言葉!

すごく勇気をもらいました。

こんな調子なので、ボクは、ソニア・リュボミアスキーさんのファンに、一発でなってしまったのだった。

この2冊は買ってもいいかもなー。



3.3つのポイント


ポイント1

PART2 幸福度を高める12の行動習慣(中略)
1 感謝の気持ちを表す(中略)
2 楽観的になる(中略)
3 考えすぎない、他人と比較しない(中略)
4 親切にする(中略)
5 人間関係を育てる(中略)
6 ストレスや悩みへの対抗策を練る(中略)
7 人を許す(中略)
8 熱中できる活動を増やす(中略)
9 人生の喜びを深く味わう(中略)
10 目標達成に全力を尽くす(中略)
11 内面的なものを大切にする(中略)
12 身体を大切にするー瞑想と運動(中略)

「幸せがずっと続く12の行動習慣自分で変えられる40%に集中しよう」より

11の「内面的なもの」とは、宗教的なものやスピリチュアルとかみたいです。

3考えすぎない、他人と比較しない、9人生の喜びを深く味わう、10目標達成に全力を尽くす、12身体を大切にするー瞑想と運動、の四つは特に興味を持った。

特に3の「考えすぎない、他人と比較しない」は、noteをやっていて、だいぶ考えすぎたり、他人と比較したりしていたので、興味を持った。

ここで、特に心に残ったのが、下の文章だ。

「最も幸福な人々は他人の成功から喜びを得ることができ、他人の失敗を目の当たりにしたときは心づかいをする」

「幸せがずっと続く12の行動習慣自分で変えられる40%に集中しよう」より

この文章は、だいぶボクにパラダイムシフトをもたらした!!

noteで成功しているアカウントをみたら、「素晴らしい!」と心から喜び、noteで苦戦しているアカウントをみたら、「なんとか助けてあげたいな!」、などと思うようになったからだ。

以前は、noteで成功しているアカウントをみたら、嫉妬心とかをだいぶ感じていたので・・・。


ポイント2

誤った神話01 理想の仕事に就けば、幸せになれる(中略) 
誤った神話02 貧乏だと、幸せになれない(中略)
誤った神話03 お金持ちになれば、幸せになれる(中略)
誤った神話04 理想の人と結婚すれば、幸せになれる(中略)
誤った神話05 パートナーとの関係がうまくいかなかったら、幸せになれない(中略)
誤った神話06 子どもがいれば、幸せになれる(中略)
誤った神話07 パートナーがいないと、幸せになれない(中略)
誤った神話08 検査結果が陽性だったら、幸せになれない(中略)
誤った神話09 「夢がかなわない」とわかったら、幸せになれない(中略)
誤った神話10 「人生で最良のとき」が過ぎたら、幸せになれない(中略)

「リュボミアスキー教授の人生を「幸せ」に変える10の科学的方法」より

どの「誤った神話」も、社会で固く信じられているものだ。

アナタも信じていませんか??

リュボミアスキーさんに言わせれば、これらは全部まちがいだと。


ボクとしては、「誤った神話07 パートナーがいないと、幸せになれない」が特に気になった。

なぜなら、「パートナーに先立たれたら、もし仮に別れることになったら、幸せになれないのではないか?」、と固く思っていたからだ。

該当箇所をよく読み直したら、確かに、リュボミアスキーさんのアドバイスどおりにすれば、パートナーがいなくなっても、幸せになる道があるよね?、って思えたのだった。

これは、大きな収穫だった。


アナタも、気になる「誤った神話」があったら、この本を読めばいい。

きっと、アナタには、リュボミアスキーさんの力強い言葉によって、生きる勇気や希望が生まれるはずだ。


ポイント3

[幸福を決定するものは何か]
遺伝による設定値 50%
環境 10%
意図的な行動 40%

「幸せがずっと続く12の行動習慣自分で変えられる40%に集中しよう」の図(いわゆる「ハッピーチャート」)より文字情報だけ引用


かつてこの数値を発表したリュボミアスキーは、二〇一九年に開催された国際ポジティブ心理学会において、長年のポジティブ心理学への貢献を表彰された。その直後に彼女は受賞記念スピーチを行ったのだが、(中略)ハッピーチャートに関する自分の主張のアウトラインは妥当と考えているが、「五〇・四〇・一〇」という数値については撤回したのだ。

小林正弥「ポジティブ心理学科学的メンタル・ウェルネス入門」(2021)より

このように、数字自体は撤回されたことを、頭に入れておくことが重要だ。

小林正弥さんのこの本は、今のところ、ポジティブ心理学の本のなかでは、最新の可能性があるので、結構重要だ。

一読をすすめる。


それにしても、リュボミアスキーさんも、撤回することは、屈辱的だっただろうと思う。

「幸せがずっと続く12の行動習慣自分で変えられる40%に集中しよう」では、だいぶ、これらの数字を主張していたからだ。

でも、アウトラインは妥当とのことなので、この本の重要性は、依然としてすごくあるわけなんだけど。

要するに、リュボミアスキーさんの言いたかったことは、幸せになりたいのならば、環境を変えるのではなく、自分自身を変えることだ、幸せは自分自身の中にある、ということなんだろうな。



4.さいごに


ソニア・リュボミアスキーの本を読んで、幸せになろう!

幸せを研究する1998年にできた新しい学問「ポジティブ心理学」界の重鎮、ソニア・リュボミアスキーの本を読むと、彼女の科学的な情報と力強い言葉で、生きる勇気と喜びを得られてハッピーな未来が待っている。

アナタに今すぐにできる、簡単なファーストステップは、下のリンクをクリックして、Amazonの商品紹介ページに飛ぶことだ。

(「幸せがずっと続く12の行動習慣自分で変えられる40%に集中しよう」のほうは、どうやら絶版?。プレミアがついているから、アナタは急いで買ったほうがいいのではないか?。ボクはもう買ったけどネ!。状態にこだわらなければ、古本だとまだ安く買えるみたい。)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?