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大好きなひとたち。

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大好きな人たちのエピソードをまとめています。
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愛犬家なら共感できるかもしれない話

愛犬家なら共感できるかもしれない話

私の実家では大型犬を飼っている。

母が朝7:00と夜20:30、散歩に連れて行く。

帰省している今日は、あさんぽ(朝の散歩)に私も一緒に行った。

大型犬の成果物はとても立派。
ご飯中の方もいるかもしれないので、ここでは成果物と比喩させてもらう。

通りかかるおばあちゃんにも「良い仕事したねぇ!!」と声をかけられたこともあった…笑

私も思わず「うらやましい…!」と言ってしまうほど。

今日の

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愛着No.1家電と家族の話

愛着No.1家電と家族の話

30歳の私は、大学生まで石油ストーブと共に冬を越してきた。

社会人になり一人暮らしをする今では、毎年エアコンのお世話になっている。

石油ストーブとエアコン。

石油ストーブの方が、私の心にスッと入り込んでくれる。

その理由は、石油ストーブの周りにはいつも「家族」がいたからだろう。

燃料の石油を買うのは、お母さんかばぁばぁ(祖母)だった。

「北風小僧のかんたろう〜♪」とメロディを流しながら

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沈黙にたえられる関係性の築き方

私の友人関係は狭くて深い。

その大切な人たちに共通することの1つは

「心地よい沈黙」

沈黙を互いに許せる関係が自然と構築できたらベストだ。

しかし、初対面やあまり相手のことを知らないうちは難しいのも事実。

沈黙が許せる関係性をはじめから築けたなら、きっとその人は運命の人だろう。

私が高校生の時の5人グループでは「心地よい沈黙」を築いたある一言があった。

当時はじめましての5人は、タイ

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朝から泣いた30代の幕開け

「三十路祝!」のLINE通知で目覚めた今日。

気を遣わないやりとりができる友達がいることを再確認して起き上がった。

毎朝の準備には余計なことはできない。

お弁当を詰めて、歯を磨いて、スキンケアをして、一杯のコーヒーを飲みながらヘアセット、メイク

これで約40分。いっつもギリギリだ。

30歳になって初めての朝、このみっちりギシギシなルーティーンが崩れた。

記念すべき30歳になった1日のは

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綺麗で、強くて、優しくて。私の憧れの人。

憧れの女性が私には2人いる。2人中1人は母。

大好きなことになら即行動できるバイタリティ、主張せずとも伝わる愛情を待ち合わせる母。

いつか私もそんな母になりたいと思っている。

今回はもう1人の憧れの女性、10年前に出会ったあるお姉さんのことを書きたい。

綺麗で、強くて、優しくて

タイトル通りの女性に私は憧れ続けている。

そんな憧れの女性像を作り上げてくれたお姉さん。

数年に1回のペー

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親友という言葉が生まれた日。

「親友」と手紙に書かれていた。

私には2人の親友がいる。
2人とも大学時代に出会った。

学部が同じだった親友。
部活が同じだった親友。

それぞれのコミュニティで出会ったから、
親友同士は知り合いではない。

私の話でお互い何となく知ってるくらい。

ただ、不思議なことに親友になったきっかけは共通している。

それは冒頭に書いた手紙の一言。

私はどうやら恥ずかしがり屋らしい。

自分から「親

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28歳。これ以上の幸せはないと思った話。

私の自慢は、
親友が2人いることだ。

そのうちの1人の子が結婚した。
そして、結婚式で人生初の
友人代表スピーチを託してもらった。

約100人の前でのスピーチなんて初体験。

どこかのサイトでは、
「脱力感」と「圧倒的な自信」を持てば
緊張しないと書いてあったので
実践しようと試みた。

いざ本番!
名前を呼ばれる。
準備した手紙を持つ手が
震えてるのが分かった。

脱力感、、、、
なんて持て

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お母さんと不思議な亀のお話。

大前提、私のお母さんは天然だ。
世の中のお母さんは天然エピソードを
必ず持っていると思う。

愛おしいほどチャーミング。

数あるエピソードの中でも、私が心を打たれた出来事がある。

私が小学2年生の頃、近所のお祭りで今では珍しい亀釣りの出店があった。 

最中が付いた針金を受け取り水槽へ入れると、1匹の小さなミドリガメが釣れた。

その後、20年間私の家で飼うことになる。

名前はメスなのに、カ

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カッコいいじぃじぃが誇らしい話。

「お前なら大丈夫だ。」

そう言って亡くなる数週間前、
高校受験の結果発表を楽しみにしていた
おじいちゃん。

ここでは普段の愛称じぃじぃと呼ぶ。

受験当日の発表前に亡くなったじぃじぃ。

合格の嬉しさと、人生最大の寂しさに
襲われたあの日のことを私は鮮明に
覚えている。

発表後じぃじぃの枕元に
合格通知を置いて泣きじゃくった。

ばぁばぁの方が絶対に悲しくて
辛いはずなのに。

何故か私がず

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