朝から泣いた30代の幕開け
「三十路祝!」のLINE通知で目覚めた今日。
気を遣わないやりとりができる友達がいることを再確認して起き上がった。
毎朝の準備には余計なことはできない。
お弁当を詰めて、歯を磨いて、スキンケアをして、一杯のコーヒーを飲みながらヘアセット、メイク
これで約40分。いっつもギリギリだ。
30歳になって初めての朝、このみっちりギシギシなルーティーンが崩れた。
記念すべき30歳になった1日のはずが、寝癖だらけのヘアスタイルで過ごすことになった…。
この真相は朝から涙したからだ。
寝癖を直す時間を捧げたいほど涙した。
人生で1番と言っていいほど、心に刻まれた誕生日が今日。
親友の子が産まれた。
朝のルーティーンなんて関係なく私は涙した。大人になると涙腺が弱くなるって2年ほど前から感じている。これって本当なんだ。
親友は出産直後分娩台から降りる前に朦朧としながらも連絡をくれた。…そんなの泣けてしまう。
こんなにも嬉しくて温かくてサプライズなプレゼントは、これまでもこれからもないかもしれない。
そんな親友の新居の目の前に住む犬は私と同じ名前だ。どうでもいいことだが、私は犬が人並み以上に好き。私の名前は犬の名前にしては珍しい。
嬉しいほっこりするご縁を感じる。
なによりも親友にお疲れさま、おめでとう。と、早く直接伝えたい。