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加速主義

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2021年10月の記事一覧

令和3年10月おしまい

令和3年10月おしまい

どなたかがとある資格試験に落ちたとか落ちないとかいう噂があり、大学入試に落ちて一浪してしまったことをなんとなく思い出した月末である。

昨日のリバプールとブライトンの試合は一方的な展開になりかけたが、ブライトンが盛り返して引き分け。ブライトンは三笘の加入が待ち遠しいね。

リバプールは前半早々にナビ・ケイタが負傷でオクスレイド・チェンバレンと交代。チェンバレンは初めてちゃんと見たけど、めちゃうまく

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大塚淳『統計学を哲学する』読書メモ

大塚淳『統計学を哲学する』読書メモ

『統計学を哲学する』という本を半年くらい前に購入した。

どうして「統計坊や」や「ロジハラ先生」がいくら統計データを提示しても他者を説得できないのか、もしかして統計というものには致命的な欠陥があるのではないかという問題意識から読み始めたのであった。

ところが内容をほとんど理解できず、私の問題意識などどこかへ行ってしまった。いまちょうど2周目が終わろうとしているところであるが、なんとか輪郭はつかめ

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リスクもベネフィットも結局は主観的な問題である

リスクもベネフィットも結局は主観的な問題である

ではこないだのこの話題の続きです。

このところモデルナ社のSARS-COV-2ワクチンが、特に若年男性に心筋炎を起こす傾向があると話題になっている。

その頻度の数字については、心筋炎についての知識を国家試験以来アップデートしていないので判断できない。ワクチンを打たなくても様々なウイルス性心筋炎は低頻度ながらおこるし、ワクチンを打たずにコロナウイルスに感染すれば心筋炎はおこりうるなどということを

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MMTは実物の不足を解決しない

MMTは実物の不足を解決しない

近頃の貨幣のほとんどは電子データにすぎないので、ケツを拭くことすらできない。

100億円じゃなくて、1億ドルでも1億ユーロでもいいが、どういう帰結になるかは明らかだ。労働者と労働者でない者のバランスが歪になった社会は持続しえない。

これは極端な想定ではあるけど、現状の日本社会はこういう方向に向かっているのは明らかである。そのことについては過去に何度か述べているのでくどくどとは書かない。

こう

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碇シンジくんdisってゴメン

碇シンジくんdisってゴメン

先日の記事で『鬼滅の刃』の煉獄さんは、英雄をやろうとする側の人間が作ったキャラではないと書いた。

英雄を称える側、もっとわかりやすく言うと、誰かに英雄をやらせて自分はのうのうと生き延びたい人間が心情を仮託できるようなキャラ造形である。

そして、英雄をやろうとするなら『ザ・ボーイズ』みたいになるはずだとも。

先日、友人らとそういう話をしているときに、エヴァンゲリオンの碇シンジではないかという意

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英雄的ってどいうことなんだろうね

英雄的ってどいうことなんだろうね

英雄的な死というものがないと言ったのは三島由紀夫であったか。

先々週くらいに鬼滅の刃の劇場版がいくらか議論が沸騰した模様である。

同作品は原作が少年ジャンプであり、アニメも年少者を対象としているため、英雄とか死についての掘り下げが浅いようだ。まあ当たり前だけど。

上の2つのツイートにあるように、英雄の立場から描くなら『ザ・ボーイズ』や『ダークナイト』になるというのもまあそうだろうなと思う。最

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『別冊クライテリオン「中華未来主義」との対決』を読んで中華未来主義になろう

『別冊クライテリオン「中華未来主義」との対決』を読んで中華未来主義になろう

私は加速主義とか、ロシア宇宙主義とか、そういう未来っぽい単語に弱い。だからこういうものをついつい買ってしまう。

ここ2年くらいの、雑誌『クライテリオン』に掲載された中国関連の記事や座談会に、最近おこなわれた『クライテリオン』主催のシンポジウムの記事を加えて出版したものである。

そもそも中華未来主義とはなんなのかというと、ビッグブラザー的に統制されつつも経済活動は自由放任で未来は明るい中国、とい

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