複利で伸びる1つの習慣|ジェームズ・クリアー「読めば習慣化がラクになる」
こんにちは!
総合商社3年目で読書が大好きなYasuです。
普段は就活アドバイザーとして関連記事を投稿したり、
Zoomなどで相談に乗ったりしています。
最近読んだ本がとても良かったので、紹介したいと思います!
『複利で伸びる1つの習慣』という本です。
著書のジェームズ・クリアーさんは、「習慣化」について研究されている方で、メルマガ・講演は世界中で人気を博しています。
彼の習慣化の方法は、実際にアメリカのメジャーリーグでも実践されているとのこと。
続けたいと思っていてもなぜか継続できないと悩んでいる方はいませんでしょうか?
そんな方に絶対おすすめしたい本です。
筆者ってどんな人?
2019年卒で、総合商社にて勤務しております。
趣味:読書とスポーツ全般
出身大学:MARCHレベル
就活時は幅広く業界を見ており、40社にエントリー。面接も70回以上受け、結果的に外資金融、外資コンサル、大手食品メーカー、広告代理店を含む6社から内定をいただきました。
noteでは、就活のコツや総合商社業界に関する記事を中心に書いています。
学歴で諦めない、攻めの姿勢の就活を応援します!
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複利で伸びる1つの習慣|ジェームズ・クリアー「読めば習慣化がラクになる」
本書『複利で伸びる1つの習慣』は、大前提から話を始めています。
それは、どの分野でも、目に見える結果が出るまでには時間がかかるということ。
例えば今日だけブログを書いたからと言って、明日からアフィリエイトで大儲けはできませんよね?
コツコツ更新を続けることで、急に稼げるようになったりします。
結果に結びつく日は突然やってくるものですが、それ以前は目に見えた効果が分からないので、モチベーションが下がってしまいます。
例えば、マイナス3度の氷をマイナス1度まで温めても何も変化はありません。0度にして初めて解け始めるのです。
私自身もそうでした。noteの更新を始めた時、10PVあればいい方で、結構メンタルやられていました。
ポイントは努力や行動を習慣化して、無心で積み上げること。
意識せずに自然と目標に向けた行動ができていることが理想なのです。
えっそんなことできるの?
と思う方がほとんどだと思いますので、解説していきます。
本書を読んで、以下のポイントが大事だと思いました。
★既存の習慣に組み込む
★まず、2分だけやる
★行動と場所を結びつける
★習慣の結果を記録する
では、1つずつ解説していこうと思います。
既存の習慣に組み込む
著者によると、習慣を0から新しく作るのはとても難しいとのことです。
全く本を読まない人が、「明日から毎日本を読むぞ!」と意気込んでも、1週間続かずに断念してしまうことでしょう。
これは0から習慣を作ろうとしてしまっているからです。
ポイントは「既存の習慣に組み込む」こと。
例えば、朝家でコーヒーを飲むという習慣があれば、それと結びつけると効果的です。
「コーヒーを飲んだら本を読む」
と自分でルールづけてみるのです。
コーヒーを飲むのは毎日続けられている習慣ですので、それの後に続く行動も習慣化されやすいとのこと。
これにはかなり納得しました。
私は夜必ず歯を磨くので、「歯を磨いたら本を読む」と決めてみたところ、寝る前にスマホをいじらずに習慣化できるようになってきました。
睡眠の質も上がって、いいことづくめでした。
まず、2分だけやる
上を実践する上でのポイントは、出来るだけ楽にするということです。
まず2分やることを心掛けて下さい。
本を読むことを習慣化したい人がいきなり、「1週間で1冊読む」という大きい目標を建てるのは難しいでしょう。
何事もスモールステップで考えましょう。
2分でできることと言えば、本3ページ読むくらいでしょうか?
まずはこれを目指して行動を繰り返すのです。
そのうち3ページが10ページ、気づいたら30分時間を取って結構読めるようになることでしょう。
この本で繰り返し主張されているのはコツコツの重要性。
毎日さぼらずに少しずつ進んでいくのが良いです。
ちなみに1日さぼってしまったら、次の日は必ずさぼった行動をすべきとのことでした。
1日はアクシデントですが、2日連続になってしまうと悪い習慣が身に着いてしまう可能性があります。
悪い習慣は良い習慣の何倍も早く身に着いてしまうので、注意してください。
Youtube見る習慣はなかなか治りませんよね。
行動と場所を結びつける
このアドバイスが一番参考になりました。
人間は、行動と場所を結びつけやすい傾向にあるとのこと。
いつも自宅の机に向かって仕事をする人にとっては、机は仕事場かもしれませんが、映画を見ている人にとっては娯楽スペースになります。
行動を習慣化するには、場所と結びつけるのが大事だと言います。
なかなか家で本を読めないという方は、カフェで本を読むことを習慣化するのはいかがでしょうか。
繰り返すうちに、「カフェ=本を読む場所」と擦り込まれ、カフェに行くだけで本が読めるようになってきます。
ここでのポイントは、行動する場所はアクセスしやすいところにすること。
そのカフェが電車で30分かかるのであれば、習慣化のハードルは上がることでしょう。
職場や家から近いと習慣化の可能性が上がります。
ぜひ試してみて下さい。
習慣の結果を記録する
最後に、著者は習慣を記録することの大切さを説いています。
ただ続けると、時にモチベーションが下がってしまうことがあります。その変遷を記録することで、やる気を出すことが出来ますよね。
また、結果を正確に把握することも大事です。
人間は結果をポジティブに捉えやすい傾向がありますので、現実を知って改善を図っていくという意味でも、記録は大事になります。
ポイントは一番大事な指標を労力懸けて手計算し、あとは自動化していくとのこと。
月の出費を管理したいのであれば、クレジットカード紐づきのアプリなどを使用しましょう。
あなたの習慣において大事なもののみ、自分で計算するのです。
(余談)noteはアクセス数やいいね数を記録してくれるので、モチベーション上げになっています。
まとめ
今回は、ジェームズ・クリアーさんの『複利で伸びる1つの習慣』を紹介してきました。
上の4つ以外にも沢山習慣化のコツが書いてある、とても有益な本なので、是非読んでみて下さい!
上で書いた寝る前読書もそうですが
この本を読んで、私自身、ある行動が習慣化出来てきました。
それはTwitterを更新すること。
今まで、億劫でなかなか出来ていませんでしたが、1日1回はツイートできるようになってきました。
私は出社の際、電車に乗るので、電車という環境をツイートに紐づけました。また、毎日、日経電子版をチェックするので、「日経を読んだらツイートする」と決めたのです。
そうするとツイートする癖がつき、習慣化されてきました。
自分でも驚きですが、今後さぼりそうなのでみなさん是非私を監視しておいてください(笑)
就活やニュースのツイートをしていますので、フォローいただけるとありがたいです。
今回はここまでにします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた!!
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