I.K. モーニング

裸足のBen改めI.K.モーニングです。 日々思ったことを徒然なるままに綴っていきます。 魔法の世界へようこそ。

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マガジン

  • 映画鑑賞&読書記録

    私的感想をただただ綴る

  • アントキノキモチ

    元気があったから何でもできた。あの時の気持ちを書き残します。

  • プロデューサー奮闘記

    ある日突然某メディアのプロデューサーになることが決まった筆者が、制作の過程で感じたことを徒然なるままに綴っていく。 旅の感想多め

最近の記事

観劇レビュー:日米合作ミュージカル RENT

台風の日に休みを取り、RENTを観る。 なんという充実した休日だろうか。 台風の日、昼の公演だというのに、ほぼ満席であった。さすがRENTというところだろう。 当時の彼女の親友から勧められ、初めてRENTを観たのがほぼ15年前。確か赤坂の劇場だったと記憶している。 ミュージカル好きな私だが、最初から最後まで全てをコピーしているのは、ライオンキングとRENTだけである。ライオンキングは親友の結婚式で披露するほど好きだが、RENTはそれに勝る大好きな作品だ。 今回はマーク

    • Walk towards your dreams

      夢に向かって走れ!と言われたことはあっても夢に向かって歩けと言われたことがある人間は少ないのではないか。 日常生活に取り入れて驚くべきほど不調が減ったの散歩である。きっかけは会社の施策でメンタルヘルスマネジメントについて学んだことと今年の健康診断で体重が12kgも増加していたことだが、習慣にするまでに自分なりにいくつかの工夫を加えた。 先ずは朝歩くこと。自宅の最寄駅の一つ先の駅、若しくは会社の最寄駅のいくつか前から会社の最寄駅までを合計で1時間程度歩く。以前は読書を習慣に

      • 映画レビュー:ラストマイル

        ※ネタバレを大いに含まれます。 8月の映画記録は4本、いずれも観応えのある素晴らしい作品だった。今月最後のレビューは、「ラストマイル」について記す。 舞台は巨大通販企業の物流センター。ネットショッピングで購入された商品をピッキング、パッキングし、物流業者へと荷物として流していく。この物流センターから出荷された荷物に爆弾が仕掛けられ、登場人物たちはその対応に追われていく。そのようなストーリーである。 世の中は便利になった。たった数回のタップで商品を購入でき、翌日(場合によ

        • 夢のまた夢

          夢に魘された経験はあるだろうか。 誰しも一度や二度は経験するものだと思うが、私は一定の周期で何度も見る夢があり、その夢に今でも魘されている。 いずれもある異性との別れのシーンが題材となるのだが、決まってとても夢とは思えないリアルな言動で人格を否定されるため、当然目覚めは悪くなる。 人生は選択の連続だが、身から出た錆はなかなか削ぎ落とせないものだ。砥石で少しずつ削ることは出来ても、自身を削る行為には違いない。擦り減らし続けられるほど、私の刀身は長くない。身から出た錆ならまだ

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          映画レビュー:クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記

          ※ネタバレを大いに含みます。 人生に様々な選択肢があるとする。 ある日突然、目の前に恐竜の子どもが現れたらどうだろう。 過去の映画レビューはこちら▼ クレヨンしんちゃんの映画には良作が多く、どの作品も満足度が高い。 自分がしんのすけと同い年の子どもだったらどうするかなどと思いを馳せるのもまた一興である。 今作では、突如現れたスピノサウルスの子どもナナとの出逢いと成長の日々を体感することになる。 記憶に残った場面は多々あるが、特にひろしとみさえが子育てについて語る場

          映画レビュー:クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記

          映画レビュー:インサイド・ヘッド2

          ※大いにネタバレを含みます。 この週末は結果として3本の映画を観ることとなった。前述した「もしも徳川家康が総理大臣になったら」 「クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」 そして今回記す「インサイド・ヘッド2((原題:Inside Out 2)」だ。 クレヨンしんちゃんについてはまた記す。 インサイド・ヘッドの設定は、人間の頭の中。喜怒哀楽の感情が頭の中で人間の記憶や意識をコントロールしているという設定だ。前作では、哀の感情の重要性を伝える作品であったが、今作では体の

          映画レビュー:インサイド・ヘッド2

          映画レビュー:もしも徳川家康が総理大臣になったら

          ※ネタバレを大いに含みます ビジネススクールの同級生から楠木建さんの評判を聞き、戦略読書日記に辿り着いた。戦略読書日記は楠木建さんが書評をするから意味のある書な訳であるが、私も読んだ本や観た映画への感想を書き残したくなった。 昨日から職場を共にすることとなった同僚は年間20本を目標としているらしいが、私も数だけであれば負けていないように思う。人に感想を話すのが一番の楽しみではあるが、先ずはここに書き溜めようと思う。 今日は2本の映画を観た。1本目が「もしも徳川家康が総理

          映画レビュー:もしも徳川家康が総理大臣になったら

          Bossa 日記

          始まりはいつだって突然 ロマンティックでありたい out of tune が過ぎる

          帰るべき場所

          「宿り木がない」 若手の頃、よく上司先輩に悩み相談をしていた。 人事ローテーションだと言ってしまえばそこまでだが、私は一つの部署に長く居た経験が乏しい。私自身が飽き性というのもあるが、便利使いをされているのもあるだろう。専門性が求められたり、経験が物を言う職場では殊更に悩みが大きかった。 最近になって、複数のコミュニティの方々と再会した。初期赴任地の長野、出向先の会社、通っていたビジネススクール。出会った時期も区々で、過ごした年月の長さも違う。 長野では、私の活躍を歓迎

          I gotta go

          近くにいないとオキシトシンが出ない。 オキシトシンが出なければ絆は生まれない。 絆が生まれなければ良い仕事は出来ない。 私はそう思っている。 若手の頃にたくさんの催し物に顔を出し、様々な組織に顔を売った訳だが、そこで培った人脈と飲み会での立ち居振る舞いの型がその後の職業人生を助けてくれている。 職場では数人にしか話していないが、今の仕事を離れようと考えている。今の職場に愛着がないと言えば嘘になるが、強い愛着は却って悪い結果に繋がる。所謂オキシトシンのネガティヴエフェクトと

          Bigfootの教え

          仕事前と昼休みのウォーキングタイムに映画「フラガール」を観たところ、目から水分が出てしまい、顔中の至るところから水分を出す人間が出来上がってしまった。 昼休憩はオーディオブックを聞きながら散歩をするのを習慣にしていたが、最近は夏バテ防止も兼ねて、朝と夜も散歩をすることとしている。 お気に入りの散歩コースを見つけると、東京メトロのように延伸延伸を繰り返し、結局長距離を歩くことになってしまう。最近伊能忠敬界隈という言葉がXで流行ったが私もその部類なのかもしれない。 散歩は考

          針葉樹ことのは

          言葉の大切さに気付かされる。 私の上司は言葉を使うことに長けている。使う言葉そのものが洗練されているのは勿論のこと、その言葉の影響力にも配慮が行き届いている。 言語性知能の高さ故と思うが、よくよく話を聞くと、読書量がその裏付けになっているようだ。 私自身も30代に入った頃に記憶と言葉がリンクせずに適切な言葉が出にくくなったことがあるが、読書量を増やした結果、そのようなことが減った経験がある。 脳に新たな回路を作るまでに3週間ほどかかることを考えると、少なくとも3週間は

          針葉樹ことのは

          スポーツを仕事にする②

          いよいよパリオリンピック・パラリンピックが開幕する。4年に一度のスポーツの祭典である。正確には東京2020が2021となったことにより3年ぶりだが。 2020年、私はそのスポーツの祭典のど真ん中にいた。新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点からそもそも人流を作ることが、悪という風潮だった。 スポーツを真剣に取り組んだことがある人間であれば、想像に難くないと思うが、アスリートにとって、目標としていた日がある日突然一年先延ばしになる衝撃は凄まじいことだったことだろう。勿論、全

          スポーツを仕事にする②

          Dear Bear

          学生時代に憧れていた人がいた。彼女はネガティヴな言動を全くせず、ただただ優しく、完璧を求めている人だった。私は年下であったが、「この優しさを続けるのは無理がある。きっと無理をしているに違いない」と考えていた。出来ることなら彼女が弱音を吐ける存在となり、彼女を支えたいと思っていた。ただ、19歳の私はあまりにも無力で、学生時代の私は彼女が弱音を吐く対象にはなれなかった。 最近、ひょんなことから、彼女と一緒に仕事をすることになった。再会直後こそぎこちなさもあったが、お互いの青い時

          非合理の先に

          月日が経つのは早いもので、もう7月も半分が終わってしまった。今年はたくさんの書を読み、たくさんの映画を観て、たくさんの芸術作品に触れ、例え話の精度を上げようと試みている。インプットを怠ると時代に取り残され、ただただ老いていく。昔話だけをするような老人にはなりたくない。 同時にアウトプットの頻度を増やすことも試行している。可能であれば週に1度、少なくとも月に2度は800字程度の文章を書きたいと思っている。(厳密に言うと、これまでも書いてはいたが、公開はしていない。未公開作品は

          こんなこいるかな

          良い子に見える子は実は悪い子なのか。悪い子に見える子は実は良い子なのか。良い子を強要された子は良い子に育つのか、どこかで反発して悪い子に育つのか。 人はどこまで素直なのか、どこからが打算なのか。どこまでが誠で、どこからが嘘なのか。 曖昧の中に生きて、曖昧の中で死んでいく。 清濁併せ持つを学ぶ期間なのかもしれない。

          こんなこいるかな