観劇レビュー:日米合作ミュージカル RENT
台風の日に休みを取り、RENTを観る。
なんという充実した休日だろうか。
台風の日、昼の公演だというのに、ほぼ満席であった。さすがRENTというところだろう。
当時の彼女の親友から勧められ、初めてRENTを観たのがほぼ15年前。確か赤坂の劇場だったと記憶している。
ミュージカル好きな私だが、最初から最後まで全てをコピーしているのは、ライオンキングとRENTだけである。ライオンキングは親友の結婚式で披露するほど好きだが、RENTはそれに勝る大好きな作品だ。
今回はマーク役として山本耕史さんが、モーリーン役としてクリスタル ケイさんが出演している。お二人とも流石の快演だった。
人生の美しさ、愛の尊さ、命の儚さ、その全てが2時間40分に凝縮されている。
時代が変わっても、この作品が決して過去の遺物にはならず、変わらずに輝きを放ち続けていることに改めて敬意を表したい。
人生をつまらない日々の連続だと捉えることも、意味のある日々だと捉えることも、全ては考え方次第である。
everything is RENT そして、no day but todayだ。
シアターオーブかJPタワーへ急がれたい。