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映画レビュー:もしも徳川家康が総理大臣になったら

※ネタバレを大いに含みます

ビジネススクールの同級生から楠木建さんの評判を聞き、戦略読書日記に辿り着いた。戦略読書日記は楠木建さんが書評をするから意味のある書な訳であるが、私も読んだ本や観た映画への感想を書き残したくなった。

昨日から職場を共にすることとなった同僚は年間20本を目標としているらしいが、私も数だけであれば負けていないように思う。人に感想を話すのが一番の楽しみではあるが、先ずはここに書き溜めようと思う。

今日は2本の映画を観た。1本目が「もしも徳川家康が総理大臣になったら」2本目が「クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」だ。

先ずは1本目の感想をば。
コロナ禍の日本で内閣総理大臣が死亡。日本政府は最先端のテクノロジーで、歴代の偉人を再現し、偉人内閣を発足。徳川家康を総理大臣、財務大臣に豊臣秀吉、経済産業大臣に織田信長、官房長官に坂本龍馬を充て、日本の政治を立て直す。

原作を読んでいない私はこの映画は翔んで埼玉や有頂天ホテルなどに近しい映画だと思って臨んだが、予想は裏切られ、世にリーダーシップの在り方を問う良作であった。

竹中直人演じる豊臣秀吉はリーダーの仕事を①決めること②任せること③責任を取ることと言っていた。野村萬斎演じる徳川家康は戦乱の世の意思決定は人の生き死にに関わる、そのため考え抜き口に出す、口に出したからには必ず実行するという考えを説く。坂本龍馬は自分に期待をすることの必要性を語る。

現代の世相をズバッと斬る、ビジネスパーソン必見の映画であった。

映画館に急がれたい。

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