マガジン

  • そういえばミャンマー

    2019年のミャンマー一人旅

  • なまものバリ通信2009

    愉快な生物学科のみんなと行ったバリ島珍道中

最近の記事

なまもの、ガラパゴス諸島へ行く5 〜サンクリストバルを360°舐め尽くす〜

サンタクルスでは360ツアーというのが流行っていた。どのツアーデスクに行ってもそれが掲げられていたし、お勧めされた。 サンタクルス島を船で一周しながら島とその近郊のいいとこ取りをするよ!ということらしい。 150$/人で1日かけて周るようだ。 明朝宿にてピックアップトラックを待っていても来ないのでWhatsAppにてツアーデスクのRogeroに問いあわると「あと5分…!」という祈るような返事。 5分以上待っていたので宿のオーナーAlfredoも心配そうにしていたけど、何かし

    • なまもの、ガラパゴス諸島へ行く4 〜ヒルクライム de サンクリストバル〜

      ガラパゴス諸島の多くはガイドが一緒でないと入れないが、一部は人間が住む居住区で、他の一部はルールを守ればガイドなしでも訪れることができる。 全てをガイド付きツアーで回ると膨大な費用になるので、ツアーと自力のハイブリッド型で島を冒険する予定。 自力で散策するための足=自転車を貸してくれるお店を探し、明日の朝までに人数分用意してくれる約束でお別れした。 翌朝お店に行くと「あと30分待ってね…」という。 その後さらに1時間後に…という感じでどれだけ待たされたかはもう忘れたけど 慌て

      • なまもの、ガラパゴス諸島へ行く3〜アシカと鹿の関係〜

        我々は早朝のグアヤキル空港で2つのサンドイッチを5人で分け合っていた。 「明日の朝は朝食の時間より早く出発して空港へ行くよ」と伝えると Alexが「OK! 代わりにサンドイッチを用意しておくからカフェにとりにきてね!」と言ってくれたのだ。 行くと、知らないカップルがうちらのサンドイッチを3つ食べていたのだった…。 しかし、カップルの過ちを咎められる立場にないほど重大なミスをバンビとミッシェルは起こしていた。 日本で円をドルに変え忘れたのだ。 更にLAでレートが悪いからまた次

        • なまもの、ガラパゴス諸島へ行く2〜グアヤキルグルメ〜

          パナマの空港で夜明けを迎えた。 乗り継ぎ待ちの数時間の間に朝ごはんを食べ、凝り固まった体をストレッチし、冬服から夏服に着替えた。 なぜか、乗り継ぎエリア、つまり出国後のエリアには沢山の犬や猫が闊歩していた。 日本では考えられないことだけど いや、他の国でも見たことがない気がするけど パナマでは犬や猫は自由に人間と同じように飛行機に乗ることができるということだろう。 パナマで中南米モードにシフトしつつ、更に数時間のフライトの後 ようやくエクアドルはグアヤキルに到着した。 グア

        なまもの、ガラパゴス諸島へ行く5 〜サンクリストバルを360°舐め尽くす〜

        マガジン

        • そういえばミャンマー
          5本
        • なまものバリ通信2009
          9本

        記事

          なまもの、ガラパゴス諸島へ行く1〜翔んでLA〜

          2023年12月22日 目が覚めたらデルタ航空からメールが入っていた。 本日のフライトは2時間程度遅れる見込み。 Oh yeah…………! みんなに個別でLINEなりメールなりで伝えて再び目を閉じた。 今日はガラパゴス諸島へ旅立つ日。 数年振り、いや、人によっては15年振りに再会する 生き物を愛する同級生との旅の始まりの日。 今日、40歳記念と称して、私たちはガラパゴス諸島へ向けて旅立った。 この日のために一年以上前、いや構想から含めればもっと前からささやかに準備をし

          なまもの、ガラパゴス諸島へ行く1〜翔んでLA〜

          そういえばミャンマー⑤〜バガンを歩けば遺跡に当たる〜

          日の出時刻に合わせてアラームが鳴る。 しかし、辛すぎて起きれなかった… サンライズバガンホテルという名の通りこの宿はバガンの日の出ビュースポットであるバガンタワーから比較的近い場所にある。 バガンタワーはバガンの中心地からは外れにあるが同じく外れにあるバンビの宿からは近い。 なお、この宿はバスターミナルと空港からも近く、安い。 それが選択理由。 でも、それでも起きれなかった。 本当はバスターミナルに早朝について荷物を置いてそのまま日の出を見て 1日観光してシャワーだけ借り

          そういえばミャンマー⑤〜バガンを歩けば遺跡に当たる〜

          そういえばミャンマー④〜夜を駆ける〜

          定員15人ほどのマイクロバスは運転手と助手席の料金やら何やら管理するスタッフで運営されており 後部座席はたくさんの荷物で埋め尽くされ バンビ以外は地元の人らしき人で席が埋まっていた。 値段はもちろん安い。 道中ミャンマーらしい大量の藁や野菜を積んだ荷車と牛車を追い越して進む。 日が暮れる頃バスは山道に入りもはやどこを走っているのか真っ暗でわからない。 しかしバスは一切のスピードを緩めず闇の中を乗客を時折宙に浮かせながら進み続けた。 どれぐらい時間が経っただろうか。 突然視界

          そういえばミャンマー④〜夜を駆ける〜

          そういえばミャンマー③〜イサヤささやかな街歩き〜

          宿は朝ごはん付きでセルフでパンや麺やを食べた。 自家製のピーナツバターがオススメと昨日の女性が教えてくれた。 ここのシャンプーもどうやら自家製のようで宿のこだわりなのだろうか。 共用スペースには時折、猫が出たり入ったりしていて可愛い。 のちにいつも穏やかな宿のお姉さんがこの猫たちをすごい剣幕でほうきを振り回して追い払っているのを見たのでどうやらこの宿の猫ではなかったようだ。 噂ではタウンジーから夜行バスでバガンに向かうことができるらしい。 昨日通った街の中心部に行きバス会社

          そういえばミャンマー③〜イサヤささやかな街歩き〜

          そういえばミャンマー②〜風の通り道、陽の通り道〜

          女性は昨日から泊まっているらしく、カックー遺跡へのチャータータクシーの乗り合いをしてくれる人を待っていたのだそうだ。 宿の人から「日本人が今日来るから、もしタイミングが合えばシェアしたらどうか」と言われていたらしい。 とはいえ何時に来るか不明なので今日の16時にタクシーは来る手筈になっていた。 バンビは急いで準備をし、ちょうど良い頃合いにタクシーは迎えに来た。 女性は明日、この地域を離れベトナムへ向かうこと、その前も他の東南アジア(忘れた)を移動してきたこと、宿は他に欧米の

          そういえばミャンマー②〜風の通り道、陽の通り道〜

          そういえばミャンマー①〜カックー遺跡に恋して〜

          パンガーは雨だった。 明日、プーケット経由でバンコクに戻りあさごんとゴンボは日本に戻る。 バンビはそこからさらに3日ほど遅れて帰国する便を選んでいたのであと数日をいかに過ごすかで悩んでいた。 タイは二度目で10年ほど前にすでに東部を回っていたし、今回は1週間ほど南部に滞在していたので 陸路でミャンマーに行くのもいいかもしれない。 なんといっても陸路の国境越えは面白い。 あんまりミャンマーに何があるのかは知らないけどどうやらバンコクからヤンゴンへの道中にはミャンマーに無知なバン

          そういえばミャンマー①〜カックー遺跡に恋して〜

          なまものバリ通信⑩〜旅人の心得〜

          バリから帰ってきて一週間がたちました(2009年当時)。 ようやく心のほうも日本に戻りつつあります。 研究報告とシュウカツで帰らざるを得ないともいえますが。 最初のころは誰かと話していないと、なにかほかの事に集中していないと すぐにこころが飛んで言ってしまいそうで、つなぎとめておくのに必死でした。 あの島で私が見たものは、感じたものは何だったのか? それをつかみ、消化するためになぜか帰ってからバリについて調べたり… 三日という短い期間に盛りだくさんだったか

          なまものバリ通信⑩〜旅人の心得〜

          なまものバリ通信⑨〜アルティニの再来〜

          21時半に帰りのバスが迎えに来る。 アルティニがやってくる。 再びアルティニのチェック攻撃が始まった。 パスポートとチケットの確認を再三行った後、忘れ物チェック。 Aさんは虫除けスプレーをロビーの端にわざと放置していた。おいて帰るために。 数名に忘れ物だよと言われては「わざとなのよ」と答えて。 しかし恐れていたことにアルティニがロビーのチェックを開始。 そしてスプレーを発見。 「ワスレモノガアリマス!!!」 もう、逃れられないよA。アルティニ攻撃はだれ

          なまものバリ通信⑨〜アルティニの再来〜

          なまものバリ通信⑧〜達成率0%〜

          とうとう最終日になってしまった。 三日目の深夜にバリをたたねばならない。 遣り残したことは  朝市に行く。 朝日を見に行く。 ウルワツ寺院で夕日をみる。 J.COドーナッツでタピオカ粉入りもちもちドーナッツを食べる。 あと、のんびりする。明らかに二律背反だが・・・ 朝日は曇ってて断念。朝市は集合時間を知らなくておいていかれた。ああ最大の目標が。 寺院は少し遠いしみんなの予定と会わず断念。 ということでドーナツ食ってまったり。に決定。不可抗力的に。

          なまものバリ通信⑧〜達成率0%〜

          なまものバリ通信⑦〜舞踏の神が舞い降りる〜

          バリには二種類のスパがあると思う。 地元の格安スパ(500円/60分) 観光向け高級スパ(4000円/60分) もちろん地元スパに行きたかったがサーフショップのにーちゃんが おすすめを教えてくれるというので連れて行ってもらった。 やたら日本の歌がうまいにーちゃん。 そして高級スパへ。まあ日本より安いからよいことにした。 仲介バイトだな、ありゃ。 オイルを使ったバリトラディショナルマッサージをした。 ほぐされると、未処理の部位がものすごくだるくなる。

          なまものバリ通信⑦〜舞踏の神が舞い降りる〜

          なまものバリ通信⑤〜波乗りバンビ〜

          ウブドから帰ってきて晩御飯を食べた。 たくさん食べて+1drinkそれでも500円ぐらい(2009年時点)。 物価が安いということは良いことです。 夜遊び!!!と思いきや、皆さんお疲れのようで・・・ たった6名でバリの夜長を楽しむことに。 私は有名なレゲエバーに行きたかったんだけど男性陣の希望でハードロックカフェへ。 残念なことにバリではめったにない入場料を取られた。ちぇ。 中ではライブがやっていた。 ライブの合間にDJタイムになり、皆でホールへ。 踊

          なまものバリ通信⑤〜波乗りバンビ〜

          なまものバリ通信④〜悪路バティックサイクリング〜

          のどかなライステラスのあぜ道をみんなで連なって走る・・・・ そんなイメージも裏腹に、バリの道路事情は悪かった(2009年時点)。 アスファルトで舗装された道・・・が途中で壊れていたり アップダウンの激しい道とちょっと不安な自転車のブレーキ 猛スピードで走ってくる車とバイク 荷台に20人ぐらい立ち乗りしている軽トラ もうただただ、走り抜けてはやく安全なところへ行きたい!!! でもときおり見えるライステラスはきれいだった。 ああ あの中に行きたい。 おそら

          なまものバリ通信④〜悪路バティックサイクリング〜