霰地

史学科卒の日本史知らず。 枕草子から平安時代(沼)へ。 とりとめのないことを書く。※ヘ…

霰地

史学科卒の日本史知らず。 枕草子から平安時代(沼)へ。 とりとめのないことを書く。※ヘッダー:広瀬菊雄 編『千代紙集』出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」

マガジン

  • 大河ドラマ「光る君へ」感想

    2024年1月7日スタートの大河ドラマ「光る君へ」を見ての感想です(ただの箇条書きつぶやき)

  • 行成と繁子

    「御匣殿騒動」をメインに行成の繁子への対応についてのあれこれ

最近の記事

「光る君へ」 第39回 とだえぬ絆

>扉絵(㊗️CSサヨナラ勝利記念) いい気分だったのになぜか18時からモヤモヤしてきたな。 気分転換にちょっと体動かすかー! シャドーピッチングじゃ感じが出ないからボール持って、と。 なぜか素振りにも力入るな! でもテレビの近くでは気をつけないとな!(棒) あーあーあー(棒) *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 今回、いろいろ盛りだくさんだったけど、やっぱり長かったな。 ソウルメイトシーンは少なかったけど、まひろファミリーの場面が主因。 あとは次回以降火種にな

    • 「光る君へ」 第38回 まぶしき闇

      >扉絵 いや、大丈夫大丈夫、何も起こって(怒って?)ませんよ。 ただ見てます。 バットはたまたま持ってるだけですw(エクササイズ用かな!?) 今回は疲労感が多少マシ。 ここのところ続いてた「ただただ長い」感じがあまりない。 これはやっぱりまひろ登場シーンが多くなかったからか。 ヒロインの出番が多いと退屈だなんて、見る意味ないじゃんね(いきなり危険な結論に到達してしまった…)。 ききょうとまひろ ききょうがまひろを訪ね、本題に切り込む。  帝のお心から「枕草子」を消してく

      • 「光る君へ」 第37回 波紋

        眠かった、長かった。以上。 今回、本編42分中37分はまひろ出てたんじゃない? うち道長のシーンは2分くらい? まひろ無双に馴れれば馴れるほど退屈感が増して、時間が止まってるかと思った。 ソウルメイトパート45分の地獄を想像して「それよりマシ」と耐えた。 今回は「紫式部日記」ベースの内容が多かったらしい(←自分は全編は未読)。 熱量急落、下げ止まらぬままだが、とにかくGO! 相変わらず世界の中心はまひろ 土御門殿で主上への献上品とすべく「源氏の物語」を製本化。 なんでま

        • 「光る君へ」 第36回 待ち望まれた日

          このところ自分の「文句言い」の熱量が、下降する気温と共に(?)急降下しているのを感じる。 まずい。何も感じなくなってきた。。(最終回まで持つのか!?) いや、ここ数回以来「同じ虚無感を感じている」と言った方が正しいか。 怒る気さえ起きなくなった最終段階は「無関心」なんだよな。 ここ数回の過度な「まひろ無双」にも悪い意味で慣れつつある。 (不快でないとは言っていない) まぁともかく気になったところを挙げていくとするかー! 露骨すぎるまひろ無双 彰子のまひろ重用、いくら主役

        「光る君へ」 第39回 とだえぬ絆

        マガジン

        • 大河ドラマ「光る君へ」感想
          40本
        • 行成と繁子
          6本

        記事

          「光る君へ」 第35回 中宮の涙

          今回もまひろ無双の巻。 あらゆる人の大事な局面に立ち会い、相手のターニングポイントとなるアドバイスをする八面六臂の活躍ぶり。さすが主役!! おかげで扉絵はすぐ決まったよ!! さっそくGO!(本日ノー行成デー) 【1】またも主上、まひろ局を訪ねる 主上、お暇なんですか…? かつて定子様に溺れて政務が疎かになってると非難されてたけど、大丈夫? 昼間っから女房の局に押しかけて物語のことを話し込むのも相当政務に影響あるんじゃないでしょうか。 道長の策略だから問題なしですかそうで

          「光る君へ」 第35回 中宮の涙

          「光る君へ」 第34回 目覚め

          この感想記事、「扉絵が源氏物語じゃない時」は怒りやら呆れやらのゲージが特に高めな回なのだが今回で4回目。 とはいえ、前もってガイド本読んだ時「なんだと💢」と思ってたセリフがなかったので予想よりは怒りゲージ低、呆れゲージ高で推移した。 これは耐性がついてしまったのか…? でもセリフをコピペしてるうちに怒りレベル上昇(自傷)。 前回も書いたけど、やっぱりまひろ中心はキツい。 誰も彼もがまひろを特別扱いしててその突拍子のなさについていけない。 いくらヒロインだからってこんなミエミ

          「光る君へ」 第34回 目覚め

          「光る君へ」 第33回 式部誕生

          物語はまひろ中心に。 ここが多くなると何も感想が浮かばない(といいつつ四千字)。 宮仕えの様子は面白かった。 華やかな衣装や日常の描写や、夜の局の上からショット。 呉座先生LIVEチャットコメント「ドリフのセットみたい」は言い得て妙。 でもこんな“個室”じゃなく複数人が雑魚寝(着物のままうつ伏せ寝)のイメージだったんだよな。ちゃんと褥に寝てた? 朝、格子を上げたりまひろたちに付いてた年若の女子は女蔵人?女孺? まひろは初めから専任の「物語担当」として出仕開始、その時点では

          「光る君へ」 第33回 式部誕生

          「光る君へ」 第32回 誰がために書く

          そういえば前回書き忘れたこと。 「いずれの御時にか…」を「御時」と読ませてたけど、そんなところ(とあえて)に拘るなら(以下文字数超過)と思ってしまった。 清    少納言って呼び方もそう。 【今日の行成】 今日はいた。でも今回は特になんだかなーな回。 相変わらずの道長褒め要員。 こんなモブが敦康立坊問題の時、主上を説得する重要な役するの無理がない? 敦康といえば、完全にスルーされたけど脩子様の裳着の儀の前にあった主上との正式な御対面の儀。 行成は敦康家別当として尽力したのに

          「光る君へ」 第32回 誰がために書く

          「光る君へ」 第31回 月の下で

          全編ほとんどソウルメイトのシーンがあれほどキツいとは。 改めて自分の視聴目的は「そこ」じゃないのを痛感した。 いけにえ回(26話)とワーストを争う。 虚無感という意味では今回がワースト。 二人のシーンが同じ状況設定(場所、衣装)なのでずっと同じ場面が続いてるように思えたのもある。 45分が90分にも感じた。 でもXには好評ポスト多数。ホントに人の感じ方っていろいろなんだな。 同じもの見たとは思えない(きっとあちらもそう思うだろうけど)。 期待するもの、見たいものの違いでここま

          「光る君へ」 第31回 月の下で

          藤原信経の不運

          今週はオリンピックにより放送休止。 前回もだったけど、8ヵ月も続けて来た習慣(視聴)なのに1週空いてもそんなに違和感がないのって…いや深く考えないようにしよう。。 今日は書いたまま放置していた記事(のひとつ)をここでお焚き上げ。 萩谷 朴著「紫式部の蛇足 貫之の勇み足」に気になる箇所が。 紫式部が「紫式部日記」に清少納言について辛辣に書いてるのは清少納言が「枕草子」で夫を小馬鹿にした腹いせ、はよく聞く説だけど、他にも理由があった…かもしれない? 今回の話は、ちょっとねじ

          藤原信経の不運

          「光る君へ」 第30回 つながる言の葉

          気づけばもう30回。 ガイド本後編も終盤(35話まで収録)。※9月末完結編発売 48話完結とするとあと18話か。 ちなみに過去18回で何年分描かれたかというと、第1回/貞元2(977) 年〜第18回/長徳元(995)年で、18年分だった(18話で18年は偶然)。 寛和元~2(985~986)年の2年間を第7回~第12回まで6週に渡ってやってたのには驚く。 確かに寛和の変の前後、兼家一家には重要な年だったし直秀もあったけど、ちょっと時間かけすぎ? でもこの頃もいろいろ文句言っ

          「光る君へ」 第30回 つながる言の葉

          「光る君へ」 第29回 母として

          もう少し前回の定子様崩御の余韻が描かれると思いきや、全然だった。 葬儀場面もなし。 主上が御簾から出て放心してるカットだけ。 こう、もっとこの時の世の中に漂ってた無常感みたいなのをだな…。 無理か、脚本家はそんなとこに興味ないもんな。 これはそういうドラマじゃなかった。 このドラマ、登場人物だけは多くて群像劇っぽいけど、主役以外は顔見せor賑やかし程度の浅い扱いでしかないんだよな。 比べるのも失礼だがDownton Abbeyとか古くはERとか、登場人物はたくさんでもそれぞれ

          「光る君へ」 第29回 母として

          「光る君へ」 第28回 一帝二后

          今さらだけど、わかってしまった。 「ソウルメイトパート」が少なければそれなりに見られるということを! これってこのドラマのメインストーリーを全否定してるも同然で、視聴続ける上で致命的なことなんだけど、あー気づいてしまったどうしよう(棒)。 【今日の行成】 道長と主上の板挟みで苦悩する。 このドラマでは板挟みというより、あくまでも道長寄りな感じだけど。 主上と道長(時に詮子)の間を行ったり来たり、あげく主上の意向を早まって伝えて慌てて説得に及ぶ(行成の方が過労で倒れるわ)…今

          「光る君へ」 第28回 一帝二后

          「光る君へ」 第27回 宿縁の命

          あらすじ省略。 今回もまた前回とは別の意味でハァ!?な展開だった。 前回のような脳が処理できない不可解さではなく、明確な不可解さだったのが多少マシ(マシなのか!?)。 あと朝廷方面のことはまぁまぁ事実ベースだったので。 自分にはこっちをかき回されるのが何よりストレス。 今回のハァ!?は架空の関係中心だったから、呆れつつももう好きにやってくださいという感じ。「どうすんのこれから?」とは思うけど、ここまで来るとまともに怒るのもアホらしくなってきた。。。 まぁトンデモ大河認定にまた

          「光る君へ」 第27回 宿縁の命

          行成はどこから少納言のところに来た?

          今週は都知事選のため休止。 クールダウンが必要だったのと石山寺でのあれを七夕放映にぶつける目論見(邪推)が阻止されてよかった。 今日はちょっと気になったことについて。 第24回でついに行成と清少納言が直接会話するシーンが登場した。 でもただの蔵人頭と取次女房の会話で、どこが「遠江の浜柳」(切っても切れない仲)じゃ!!って感じだった。 そういえば行成ラジオの少納言ゲスト回でも枕草子の2人エピなしに言及してた。 そんな気はしつつも、それでも毎回「もしや!?」と期待してたんだ

          行成はどこから少納言のところに来た?

          「光る君へ」 第26回 いけにえの姫

          今回は怒りのイレギュラーフォーマットでお送りする(扉写真も差替え!) ・あらすじ→どうでもいい! ・今日のソウルメイト→どうでもいい! ・さて例によって雑な感想を。→ちまちま時系列感想書いてる場合じゃない! 躊躇なく言える、ワースト回であったと!!! これが更新される可能性大なのが恐ろしい。 もう何から書いていいやらわからん。 ひとつも納得する展開がなく、ひとつも共感できる感情描写なし。 過去最低レベルの露骨な定子様・主上サゲ、道長漂白への怒りももちろんだけど、ある意味それ

          「光る君へ」 第26回 いけにえの姫