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生きているからこそ出会えることに感謝して

小川糸さんの『蝶々喃喃』


不倫の話だと知ってから、読み進めるのがつらかった。

不倫って、叶わない恋だから。
いびつだから。
誠実さがないから。
私の心が受け付けなかった。


でも、最後のシーンはやっぱりよかった。

誰とだって、いつも全てが関係性がきれいだったり、うまくいったりするわけじゃない。

それでも、誰とどんな関係でも、
自分は自分であって。
ありのままでよいのだ。


いびつな時間、
長くは続かない時間、
きれいではない時間だったとしても、
"誰かを好きになる"ということは尊いことであって、
忘れなくていい時間なのかもしれない。

"確かなことは、私も春一郎さんも、今、この世に生きているということ。"
P428

そうなのだ。
生きているからこそ、どんな形であれ、出会うことができて、思い合うことができた。


"生きているもの同士が出会えただけで奇跡なのだ"

美しいことも、きれいじゃないことも、
楽しいことも、つらいことも、
生きているからこそ出会えることに感謝して、
日々を生きていこう。



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