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記事一覧
落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです
光の方へ久々に朝からひどい落ち込みの波に引きずられて目の前が真っ暗になった。けれども、かわいいシェアメイトが「苺食べる〜?」といつものように朗らかに聞いてくれたので、はっと気持ちが光の方へと向いた。舌から苺の甘酸っぱさが染みわたり、重い身体にかすかな電流が走った。
先日、門司港にアジールをつくりたいという主旨の記事を投稿したが、結局のところアジールをいちばん必要としているのは他でもない私自身なの
不良になれなかった私のアルゼンチン門司港逃避行日記
不良になれなかった私物心ついたころから、何故だかはわからないが日本の教育や社会に馴染めなかった。都心にある中高一貫の私立の女子校。校則とか時間割とか部活とか意味わかんなかったし、学校にいると自分がどんどんロボットになっていく感じがした。
通学中に満員電車に乗っている大人とか観察してたら、何のために生きてるのかよくわからなくなった。MDのイヤホンでブルーハーツの1985年の『僕たちを縛り付けて一人
家が美術館になった話。
はじめまして。門司港ヤネウラの管理人のみくるです。北九州の古き良き港町のおんぼろビルの屋根裏で6人のシェアメイト達とこっそり楽しく暮らしています。
※この記事はブログリレー「 #新型コロナ時代のシェアハウス 」の10日目の記事です。
港町の門司港には色んな人が来ては去っていく。なかには、ふらっと立ち寄ったつもりが、気が付けば長く居ついてしまった人達もちらほら。門司港在住のアーティスト黒田征太郎さ
原風景と郷愁-映画『門司港ららばい』レビュー
映画『門司港ららばい』を観たら何だか胸がいっぱいになってしまって、この余韻を忘れぬうちにと思って、こうして急いで筆を走らせているわけです。
冒頭の門司港へと近づく車窓のシーンから、胸の奥をぎゅっと掴まれて疼いた。線路ごしにみえる海峡。行き来するコンテナ船。汽笛の音。潮の匂い。東京からやってきた主人公の弥生が門司港に降り立ったときの感覚とこれからはじまる物語を私は知っている、と思った。
少しだけ