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新生児の「胎便」を解析すると、心臓や消化器の先天性の病気の因果関係が見えてくる!

こんにちは、翼祈(たすき)です。
この記事では、赤ちゃんが生まれた後最初の頃の便、「胎便」と、心臓や消化管などの病気に因果関係があると突き止めた研究成果を紹介する内容となります。

赤ちゃんが生まれた後最初に出た便を「胎便」と言い、お母さんのお腹の中にいる時に作られています。粘り気のある黒っぽい便で、多くは出生してから24時間以内に体外に排出されます。

新生児が初めて出した「胎便」を解析した結果、先天性の心臓や消化管などの病気の有無で含まれるたんぱく質の量や種類が違ったとの調査報告を東京大学などの研究グループが総括しました。病気を早い段階に診断する新しい検査法の開発に結び付く成果として期待が高まっているといいます。

その研究成果が科学誌[ネイチャー・コミュニケーションズ]に発表されました。

今回は、「胎便」と、先天性の心臓などの病気の因果関係を明らかにした研究成果を綴ります。

「胎便」から見えて来る、先天性の心臓などの病気に与える影響とは?

東京大学などの研究グループは、東京大学病院で2019年10月~2021年3月に誕生した259人の胎便を解析しました。心臓、消化管、感染症、染色体異常で先天性の病気を持つ新生児と、病気ではない新生児の「胎便」を比較した結果、たんぱく質の量や種類に違いが出ました。

解析対象とした病気は、現在、主に採血で原因の特定や診断を実施しています。

研究責任者の渡辺栄一郎・群馬県立小児医療センター外科部長は、
「採血で、さらにストレスのない便検査で病気を早い段階に見つける診断法の開発に結び付けたいです」
と説明しました。

参考:生後初の便、消化管や心臓の病気の診断に活用期待…たんぱく質の種類や量に違い 読売新聞(2024年)

理化学研究所共生微生物叢研究チームチームリーダーの男性は、
 「日本で初となる『胎便』の本格的な研究成果で、赤ちゃんの成長に伴う腸内環境の変化の解明にも役立つこととなるでしょう」
と述べました。

私の子ども時代

私はなかなかオムツが取れない子どもだったと言います。

「もうそろそろいいかな?」と思って、オムツからパンツを履かせ、両親が「可愛いね〜」と言っていると、失敗したり。

オムツが誰よりも取れなかったことで、保育園に入園したいものの、保育園側から、「オムツが取れていない子を預かることができません」と言われて、オムツが完全に外れて、パンツになるまで、保育園に3歳を過ぎるまで入園することができませんでした。

それは今思えば、発達障害の影響もあったかもしれませんね。

首のすわりも遅く、母子健診で、「この子は将来立てないかもしれない」と言われて、母が「そうなったら嫌だ」と、私が歩ける様になるまで、赤ちゃんの歩行訓練所にずっと、歩く練習をさせていたと言います。

母は、私は首のすわりは4ヵ月の終わり頃(一般的には3ヵ月〜4ヵ月初め)、寝返りが9ヵ月初め(一般的には4ヵ月終わり〜6ヵ月)だったそうです。

今は歩けますけど、トロいので、つまずいて、こけない様に努力しています。今でも、私の場合、足の指の爪が伸びていると、「危ない」と道を歩いている時に、こけそうになります。

それと、布団のシーツに爪が引っかかる、その2点で、「足の指の爪を切る頃だ」と判断します。

左耳が全く聴こえないので、ものが近づいて来ても、距離の感覚がなく、この記事の2日前にも、下をたまたま向いていたら、自転車がスピードを落とさずに、猛スピードで通り抜けて、日傘に自転車の人がちょっと当たって、傘が揺れて、びっくりしました。

ちょっと本題とズレましたが、この記事を書いて、「胎便」という言葉と、それで先天性の病気が分かることを知りました。

この研究成果は、新生児マススクリーニングみたいなものでしょうか?

先天性の疾患は生まれ持ったものなので、治すことは難しいですが、こういう研究が進むことで、その子が大きくなっても、生きやすい社会にしたいですね。


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