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通学時間が1時間超える学生は、大人になってから抑うつや不安の症状を発症しやすくなる⁉

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さん学生時代、通学時間はどれ位かかっていましたか?

私は電車通学で、それから学校まで徒歩だったので、多分片道1時間位かかっていたと思います。

朝7時台か8時台の電車だったと思いますが、毎日満員電車でした。地元の駅で、人の隙間に入り込みながら、電車に乗り込むことがやっと。それ位、ギュウギュウの中、通学していました。

座れることは、まずなかったと思います。

私は高校時代、恩人とも言える人に、入学して間もない頃に1回だけ会ったことがありました。中学の塾以来お会いして、ホーム内や電車の中で、色んな話をしましたが、その1回しかお会いすることは、2度とありませんでした。

詳しくは、最後の自分の感想に綴ります。

この記事では、通学時間が長いほど、精神疾患を将来発症しやすいという、気になる話題です。

通学時間が片道1時間を超えるなど、遠距離通学の高校生になればなるほど不安や抑うつの症状を発症するリスクが高いことを、日本大学の研究グループが発表しました。子どもの志望校を決める時に、教師やご両親は通学時間も含めて考えるべきだと専門家が懸念しています。

今回は、かつて自分もそうだった、通学時間が長いことのデータを踏まえながら、この問題を向き合ってみたいと思います。

通学時間が長い子は、将来精神疾患を発症しやすい?

日本精神神経学会の学術誌で研究成果が明らかになりました。今まで日本では、メンタルヘルスと通学時間の関連性を調べた研究はほぼありませんでした。思春期に心理的問題を抱えると、大人になってから精神的疾患の発症に至ることもあって、暴力などとも関連するとされます。

2022年10〜12月、公衆衛生学を専門とする大塚雄一郎准教授と中島英専修研究員などは、首都圏と東北地方の私立高校に通学するおよそ2千人の高校生を対象にオンラインで調査を行いました。

すると、回答したおよそ1900人中、17.3%に抑うつ症状、19.0%に不安症状が認められました。通学時間が1時間以上かかる生徒は、30分未満の生徒に比較して、抑うつの症状が出るリスクは1.6倍、不安の症状が出るリスクは1.5倍ほど高い傾向がありました。回答者のおよそ30%が通学に1時間以上要していました。

参考:通学時間が1時間超、うつ症状リスク1.6倍増 志望校選びは慎重に 朝日新聞デジタル(2024年)

今どこにいるのか分からない人

私は中学時代は、塾に通っていました。この当時、日本史もですが、英語が非常にできた頃でした。

中学時代は、塾にある問題集を隅から隅まで解き、もう解いていない問題集はなかったほど、解いて、学校の英語の成績もよかったです。

その講師の先生の中に、ある女性がいました。

実はその女性は、私の上の2番目の従姉妹で、女性では1番上の従姉妹と、高校生の時同級生で、その従姉妹から、「この塾に、私の知り合いがいるから」と事前に伝えられていて、従姉妹の話で、初めの方からすぐに打ち解けました。

その中で、「⚪︎ちゃんは、凄く英語ができるから、英語の仕事に進んだ方がいいよ」と、大学で英文科に進学して、通訳の仕事を卒業後しようとしている、その女性から言われました。

「英文科かぁ…私も通訳になりたい!」と大きな夢を抱き、英文科を受験しました。

問題を解くことは良い感触があったのですが、小論文というか、何か自分のことを説明する問題には、手応えがありませんでした。

結果は不合格で、私は英文科に行くことができず、違う進路に行きました。

高校生になると、英語は苦戦しました。あんなに覚えられていた英単語が頭に入って来ず、当時必須科目になりつつあったリスニングも、左耳が感音性難聴で失聴していることで、問題が片耳だけでは聴き取れず、他の人とは大幅な遅れを取って、足を引っ張っていたことで、得意だった英語は酷い成績ばかりで、授業についていけなくなりました。

そうなる前に、その女性と入学して間もない頃に再会して、「今通訳で働いているよ」とか、お話しして、「また会いたいな」と思って、再会したホームの場所に何度も立っていても、二度と再会することはありませんでした。

中学時代、その女性が進学した大学に行きたいと思っていましたが、英語ができなくなったことで、その大学には届きそうになく、でも通訳を諦めたくないともまだ思っていました。

ですが、英語が専門だった担任の先生から、「貴方の英語の成績では、英文科はまずどこも無理ですよ。その前に、貴方は片耳が聴こえないのに、通訳が務まるわけがないでしょう」と言われて、夢は儚く、散りました。

今でも英語は話せないし、できませんし、「英文科に進んでね!」との約束も果たせず、合わせる顔もありませんでしたが、今でもその女性のことは覚えています。

中学時代の塾で過ごした時間は、大切な時間だったからー。

今でもその女性が通訳をやっているのなら、相当凄い立場に就いているかもしれませんね。

通訳とは全く違う仕事をしていますが、貴方が元気なら、私はお会いすることはなくても、出逢いに感謝に、前を向いていきますー。


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