東京都江戸川区が、障害者や引きこもりの人を対象に、ビールの醸造で就労機会へ。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、お酒を飲むのは好きですか?違いますか?
私はお酒は一切飲みません。お酒に頼って眠ることもありませんが、以前noteに書いたあるお酒を飲みたくて、買って母と飲んだところ、弱すぎて、ベロベロに酔っ払って、すぐ寝てしまう位、お酒に激弱なことを知りました。
私はお酒がたまに飲みたいという母のために、本物のレモンスライス入り『未来のレモンサワー』を買いたいなと思っていましたが、再販しても、首都圏・関信越エリアの1都9県のみ販売なんですね…。残念です…。
この記事では、障害者の人だけでなく、引きこもりの人も支援しようとする取り組みの紹介です。
東京都江戸川区は、障害者や引きこもりの人などのため就職が困難な区民が仕事ができる居場所を作るために、ビアホール整備やビールの醸造に乗り出します。2026年度以降にビアホールや醸造所などの拠点を整備し、醸造や販売に携わって頂きます。
今回は、東京都江戸川区が行おうとしている取り組みについて、お知らせしたいと思います。
東京都江戸川区が2026年度以降に立ち上げたい取り組みの概要
2021年度に東京都江戸川区が実施した「引きこもり実態調査」では、生活資金や収入に不安を抱える当事者が6割に達しました。
江戸川区は「お茶や水に次ぐ代表的な飲料」としてビールに注目し、ビールの製造工程を分業化することで、障害の有無に関係なく、色んな人に就労の機会を提供できるとします。
「おつまみも一緒に開発できる」と、商品展開の可能性も視野に入れています。
2024年度は、アートの力で商品価値を高めようと、東京藝術大学とチームを結成し、学生と力を合わせてブランディングや経営モデルについて検討します。
2024年6月5日に発表した6月補正予算案に137万円を計上しました。2025年度から相手先ブランドの生産(OEM)によるノンアルコールビールやビールを売り出す計画です。
参考:障害があってもひきこもってても…「ビールの力」でみんなで働こう 江戸川区が醸造所&ビアホール整備へ 47NEWS(2024年)
江戸川区は「区民(購入者)と生産者(就労者)の距離を近付けます」と、ビールの力に期待していて、斉藤猛区長は「就労できる選択肢を増やしたいです」と述べました。
私とお酒と引きこもりと
私は2000年代から2010年代は、約10年間引きこもりでした。ほぼ家から出られない状況でした。
それでもお酒に依存してしまうことはありませんでした。お酒が弱いのと飲まないのもありますが、仕事をしていないので、お酒を買うお金がない。これに尽きると思います。
なので、引きこもり中はずっと毎日毎週毎月毎年と、暮れても暮れても寝て過ごす日々でした。
私自身はビールのあの苦味が苦手で、飲んだことはほぼないのですが、お酒で障害者の人や引きこもりの人の支援をするという取り組みは、記事には書いていませんが、WEBライターになって間もない頃から知っていた話でした。
確か、「お酒が好きだから、ビールの醸造とか、そういう仕事も続けられる」という内容が書かれていたと思います。
特に引きこもりは何か理由が本人の中で生み出されないと家から出れないものですが、その期間が長くなればなるほど、よっぽど好きなものではない限り、社会への復帰はそう簡単には続きません。
私もある理由で引きこもっていましたが、その理由さえなければ、「引きこもりのままで人生を終えよう」と思っていた程、社会から離れていました。
何がきっかけであれ、社会に戻れることができるのは、良いことだと経験者の私はそう感じています。
この取り組みが、2026年度を迎える頃までには、事業が大きくなって、その人の就労の1つの手段になってくれると嬉しいですね。