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セブンイレブンが「機能性表示食品」を記したおにぎりを発売。健康問題や物流の2024年問題解決への布石となるか?

こんにちは、翼祈(たすき)です。
以前noteで下記の記事を書きました↓。

そんなセブンイレブンですが、物流の2024年問題を見据えて、新たな社会問題の解決への布石を目指していることが分かりました。

セブンイレブン・ジャパンは2023年9月20日、食後の血糖値が上がることを緩やかな傾向にする健康効果が期待が持たれている、おにぎりや弁当を発売スタートしたと発表しました。もち麦を使用した「機能性表示食品」として、一部エリアを除いて全国の店舗で販売をスタートしています。「機能性表示食品」のおにぎりや弁当を販売するのはセブンイレブンでは初のこととなります。

今回はこのセブンイレブンの「機能性表示食品」のおにぎりなどについてお知らせします。

セブンイレブンが販売している、「機能性表示食品」のおにぎりとは?


画像引用・参考:セブン、血糖値の上昇を抑える「おにぎり」 ImpressWatch(2023年)

発売したのは、「ごま鮭おむすび」(税込162円)と、「もち麦もっちり!」シリーズの「梅こんぶおむすび」(税込140円)、「混ぜて食べる温玉ビビンバ」(税込626円)など3品です。食物繊維が豊富にあるもち麦に含まれる「β―グルカン」に注目し、もち麦の使用量を増量しました。

既存の商品から、もち麦の使用量や種類を変更し、その使用量を増量することで栄養素を向上させました。「機能性表示食品」としてリニューアルしたことで、「β―グルカン」の含有量を1.4倍にしたこともあって、「機能性表示食品」だと提唱できる様になりました。

おにぎり以外では弁当の「混ぜて食べる温玉ビビンバ」も、もち麦を使用し、「機能性表示食品」としてリニューアルしました。

「機能性表示食品」の販売している店舗は、おにぎり2品が首都圏、北関東、東北一部、関西、静岡、九州一部のおよそ13,000店舗、「混ぜて食べる温玉ビビンバ」が北海道、沖縄を除く全国およそ20,280店舗です。

セブンイレブン・ジャパンの青山誠一商品戦略本部長は2023年9月20日開催した商品政策会で、「新しいおにぎりの販売数量は既存品の2倍を目標に掲げています。健康的である商品を販売することで客足の増加に結び付けたいです」と語りました。食を介して健康維持を目的とする人は増えていて、「新商品を弊社の店舗を足を運ぶ1つのきっかけにしたい」と述べました。

参考:「機能性表示食品」のおにぎり、セブン―イレブンが発売…血糖値の上昇を穏やかに 読売新聞(2023年)

セブンイレブンはこれから先、国産小麦を使用したパンや麺類の品ぞろえを拡充していきます。物価高が続く中でも、買い求めやすい価格の弁当を販売する以外にも、付加価値を付けた冷凍食品も販売していきます。物流の「2024年問題」への対応策では、おにぎりなどの商品の配送回数を減らすなどの活動も促進していきます。


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