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#ビジネス書
『D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略』(佐々木康裕・著)のレビュー
コロナウイルスが世界中で猛威を奮っている影響で外出する人が減り、経済が停滞している昨今ですが、尋常ではない影響を受けているのはリテール(小売)です。
もちろん、悪影響は時間差でほかの業種にも及ぶことが予想されますが、いかんせん、小売というのは店舗にお客さんがたくさん来てくれないと成り立たないメカニズムですから、仕方がない側面もあります。
そして、このコロナの一件は「リテール・アポカリプス(小売
『PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』(ローレンス・レビー著)のレビュー
ピクサーはいまではディズニーが買収しています。
しかし、もとはといえば、いまでは伝説的経営者として歴史上の人物になってしまったスティーブ・ジョブズが買収して名付け、独立させた会社であるということを知らない人が意外といるみたいです。
当時のジョブズはアップルから追い出されたところで、NeXTという会社を立ち上げていました。それと同時並行でやっていたのがピクサーの経営だったわけです。
とはいえも
「やりたいことが特にない」っていうスゴい才能について
自己啓発書でよくあるメッセージは
「自分が心のそこからやりたいと思うことを見つけて、それに全力を注げば成功できる」
というものだ。このことはきっと正しいと思うし、私もそれにしたがって生きている側面が大きい。そして、今回紹介するこの本でも、「自分が好きなことを見つけてそれに注力する」ことの重要性は説かれていた。
「好き」と「得意(評価)」は、密接にかかわっていると思っています。
「下手の横好き
企画には「そうきたか!」が必要
私は書籍の編集者なので、原稿に「赤入れ」をする。
「赤入れ」というのは、文章の間違いやよくない表現などを修正するために、赤ペンで書き込むことだ。いまはすべてパソコンのデータで作業しているので、最終的には、それをスキャンしてDTPデザイナーに送信し、無効のパソコンで修正してもらう。
で、最近、「赤入れってどうやって書けばいいんですか?」と尋ねられて、ふと思ったことがある。
校正記号はなん
年末年始はコレを読んどけアワード2017 ~小説・人文・ビジネス実用~
今年もいろいろ読んで、2017年の読書冊数は215冊(12月21日時点)。
私が今年読んだ本のからとくに良かった本を10冊に絞り込んでおススメする。ジャンルは文芸・ビジネス・人文などいろいろ。ひとつくらい、気になるものが見つかるとうれしい。
1.『猿の部長』
マーケティングが学べる小説なのだが、意外にもしっかりしたSF仕様で、巷にあふれている「とりあえずストーリーつけました的なビジネス書」と