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「小学校 〜それは小さな社会〜」
山﨑エマ監督のドキュメンタリー映画「小学校 〜それは小さな社会〜」をシネ・リーブル神戸で見た。今回のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた『Instruments of a Beating Hearts』はこの作品を元に短く編集したものだ。
まずYoutubeで山﨑監督のインタビューをたまたま見て、その制作意図や監督の日本の小学校に対する考えに興味を惹かれた。「小学校が『日本人』を
GLADIIATOR 英雄を呼ぶ声
リドリー・スコット監督作品「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」を見た。2001年にラッセル・クロウ主演でアカデミー賞を獲った「グラディエーター」の続編だ。前作の印象がとても強く残っていたので、今作品も映画館に足を運んだ。
続編とは言うものの、前作を見ていなくとも楽しめる。北アフリカの地中海国家ヌミディアはローマ帝国との戦いに敗れ、その支配をうける。ルシアスは戦いで妻を失い、奴隷としてローマに
「侍タイムスリッパー」
安田淳一監督作品映画「侍タイムスリッパー」を見た。幕末の会津藩の侍が現代にタイムスリップをするという話だ。タイムスリップものは映画では1つのジャンルだし、江戸時代の人が現代にタイムスリップするというのも今までもあるように思う。
この映画では侍が現代の時代劇撮影所に迷い込み、「斬られ役」として現代に居場所を見つけるという話となる。本物の侍が時代劇の侍役、それも斬られ役を演ずるのだ。剣の腕が立つこの
ミッション・インポッシブル デッドレコニング Part one
映画「ミッション・インポッシブル デッドレコニング Part1」を見た。夏休み前にインディ・ジョーンズを見た時に予告編が流れたので、是非とも見ようと思って出かけたのだが、詳細を知らずに行ったので、これが「Part one」と銘打っているのに気がつかなかった。
このシリーズは欠かさずに見ているが、テレビシリーズ「スパイ大作戦」の単純なプロットからだんだんと複雑化してきて、最近では組織そのものとの対
「インディー・ジョーンズと運命のダイヤル」を4 DXで見た
映画公開3日目の日曜日に「インディー・ジョーンズと運命のダイヤル」を見た。インディー・ジョーンズシリーズ5作目にして最終話である。勿論のこと今までの4作品は見ていて、あの「ダーダダッダーン、ダダダーン、、、」のレイダーズ・マーチを聴くともう見ずにはいられない。
80歳を超えたハリソン・フォードが今までと同じくらい、時には少し控えめにアクションシーンをこなしていることに脱帽する。1960年代に大学
サン•ジャックへの道
フランス映画「サン・ジャックへの道」(2005年)を観た。コリーヌ・セロー監督、出演はミシェル・ロパン他。ずっと前から見ようと思っていた映画で、いよいよサンチャゴ巡礼出発が3ヶ月を切ったので、配信で観ようと探す。ところがネット配信はなされていない。仕方なく近くのGEO店舗で「旧作」レンタルを探すがない。結局、GEOの会員となって宅配DVDを借りることとなった。
3人のきょうだい(兄、姉、弟)の親
イニシェリン島の精霊
マーティン・マクドナー監督・脚本、コリン・ファレル主演の映画「イニシェリン島の精霊」を観た。数々の映画祭でノミネートや賞を取った作品だ。アカデミー賞にもノミネートされているようだ。
イニシェリン島はアイルランド本島の西にある架空の小さな島。映画の中では時折、アイルランド本島の方から砲撃音が聞こえ、煙が見える。時はアイルランド内戦時代だ。ただ、島民には内戦にも現実味が感じられず、どこか遠くの世界の
インド映画 すれ違い
家内が休みの日の朝、映画を見にいくと言う。何の映画か尋ねると、
ー インド映画。〇〇〇〇。(聞き取れず) 知らんの?
ー あの、映画のやつ?(映画を題材としたインド映画のつもり) 新聞にのっとったな。
ー そうやった?
夕食の時に感想を聞く。
ー 歌とか踊りとかあった?
ー うん。ストーリーは都合良すぎるやろっていう感じ。ノリノリで爽快感ありすぎ。
ー まさにインド映画、エンターテイメントやな。