ArcangeLog

2023年夏に念願のサンチャゴ巡礼を果たしました。その様子をマガジン「サンチャゴへの道」にまとめ、更に同名でAmazonにて書籍化しました。好きな映画、小説、料理、旅行など様々な話題を徒然に投稿していますのでお付き合い下さい。今年六甲山半縦走を果たし来年は全縦走挑戦が目標です。

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2023年夏に念願のサンチャゴ巡礼を果たしました。その様子をマガジン「サンチャゴへの道」にまとめ、更に同名でAmazonにて書籍化しました。好きな映画、小説、料理、旅行など様々な話題を徒然に投稿していますのでお付き合い下さい。今年六甲山半縦走を果たし来年は全縦走挑戦が目標です。

マガジン

  • 山行ノート

    退職を機に近くの六甲山を歩き始め、今年は六甲全山縦走・半縦走大会の半縦走を完走しました。今は全山縦走を目指しています。

  • エピキュリアンの食卓

    レストランで戴いた記憶に残る一皿  美味しさを求めて作ってみた記録 食にまつわる記事をまとめてみました

  • Book Review

    国内外のミステリーなどエンターテイメントを中心に読んでいます。自分の読書記録も兼ねて内容や感想を書き連ねています

  • 美術展ノート

    美術展を訪れて、見たものや感じたことを記録しています。

  • CINEMA REVIEW

    映画を観た感想を記録として残していきます。昔観た映画も掲載するかも。

最近の記事

六甲全山縦走への道(1)

2024年11月10日(日)に行われた六甲全山縦走・半縦走大会の半縦走に参加して、7時間25分で完走(走ってはいないが)した。思ったよりも記録が伸びて気をよくしている。全山縦走にも挑戦する気持ちが大きくなってきた。 ただ、全山縦走となると半端な気持ちでは完走できない。距離が倍になることに加え、六甲山頂辺りから宝塚まで下りが延々と続き膝にひびく。以前2度ほど宝塚まで降りたが、初めての時は膝が痛くなって、急遽サポーターをつけて、何度も休憩をした。山から市街地に入っても坂は急で容

    • 泡盛コーヒー

      先日、沖縄の出張から帰った職場の人からお土産を貰った。ちょうどインスタントヌードルくらいの大きさのカップに何やら黒い液体が入っている。 「今飲まないでくださいね。」 そう言われてよく見ると、「泡盛コーヒー」とラベルに書いてある。ブラックコーヒーよりも少し薄い色。アルコール度数12度とある。これは仕事の途中では飲めない。 帰宅して、夕食後に飲むことにする。結構な量なので、家内にもお裾分けする。蓋を開けた途端に、珈琲の良い香りが鼻腔をくすぐる。久しぶりにコーヒーの良い香りを

      • 『婚活マエストロ』

        宮島未奈著『婚活マエストロ』を読んだ。宮島未奈は本屋大賞を受賞した作品『成瀬は天下を取りに行く』の著者。成瀬2作品を楽しく読んだので、次は成瀬第3作になるのか、それとも他の作品になるのかを注視していたところ、この作品の発表となった。 なにせ、「成瀬」のインパクトが強かったので、『婚活マエストロ』の主人公も相当強烈なのかと構えていたら、それほどでもない。タイトルの「婚活マエストロ」鏡原奈緒子の物語というよりは、物語の語り手である40歳独身のウェブライター猪名川健人が主人公のよ

        • 第76回 正倉院展 2024

          昨年に引き続き正倉院展に行ってきた。最終日の11月11日(月)のことだ。前日にネットで11時入場のチケットを取り(見事に111111と並ぶ)、当日は朝8時過ぎに家を出て奈良に向かった。 神戸三宮から9時4分発阪神の奈良行き直通列車に乗車。始発なので座って奈良まで乗り換えなしで行けるのが良い。奈良には余裕を持って到着。圧倒的に多い外国人観光客が改札に慣れないためか渋滞が発生する。 駅を出てからは時間があるので奈良国立博物館までゆっくりと歩く。周囲は本当に外国人観光客だらけ。

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        • 山行ノート
          46本
        • エピキュリアンの食卓
          26本
        • Book Review
          19本
        • 美術展ノート
          12本
        • CINEMA REVIEW
          15本
        • 旅行ノート
          50本

        記事

          ついに完走! 六甲全山縦走・半縦走大会

          第50回記念六甲全山縦走・半縦走大会に参加した。1週間前から雨の天気予報が気になっていたけれど、今日はとてもいい天気で、登山にはうってつけの日和だった。半縦走に参加したので須磨浦公園から新神戸までの20キロあまりだ。 7時半からのスタートに向けて、家を6時過ぎに出て、山電の須磨浦公園駅には7時に到着。既にスタート地点から結構な行列ができている。全縦走のスタートは5時から7時の間。朝の5時では電車も動いてないので、家族に車で送ってもらう人も多いようだが、半縦走は電車でも間に合

          ついに完走! 六甲全山縦走・半縦走大会

          ドラマ「鹿男あをによし」 TVerにて配信中!

          このところ、何故か以前に投稿した「ドラマ『鹿男あをによし』」の閲覧が急に伸びていて不思議に思っていた。調べてみると、現在TVerにて配信中であることがわかった。 今ならば、第1話から見ることが出来るので、見たことがない人には是非お勧めする。以前の投稿を読んでもらえれば、その魅力は伝わると思う。 原作は直木賞作家万城目学(まきめまなぶ)の傑作だ。これで直木賞を取れなかったのが不思議なくらい良くできた作品だ。それに加えて、ドラマの豪華キャスト。原作を読んだ人なら、ドラマ化する

          ドラマ「鹿男あをによし」 TVerにて配信中!

          ついに購入 Apple Watch 10

          先日、思い切ってアップルウォッチを購入した。2、3年前から買おうかなと思っていたのだが、購入する確たる理由がなく、無くても特段困ることもないので、買わずにいた。 購入した理由の一つが、先ごろまで使っていた腕時計の不調だ。シチズンのソーラー時計で、電池を変える必要がないし、海外旅行へ行っても、現地の電波を受信して、時間を調節してくれる、というものだ。 ソーラーなので、光を受けていないと止まってしまう。今までにも、時間を確認したところ、止まっていることに気づくことがあった。そ

          ついに購入 Apple Watch 10

          六甲全山縦走(半縦走)へ向けて(16)

          三連休の最後の日、天候にも恵まれて大会前の最後の山行に出かけた。前回は高取山から菊水山、鍋蓋山、再度山を経て新神戸に下りたが、今日は同じく高取山スタートで摩耶山まで登った。今日は休日なので摩耶ロープウェイは7時台まで運行している。慌てなくても間に合うので安心だ。 登山を始めて2年余りとなるが、今日は今までで一番ハイカーの数が多かった。市ケ原のキャンプ場も大賑わいで、飯盒炊爨の煙があちこちで立ち上っていた。こんないい季節、こんないい天気に恵まれ、自然の中で過ごすのは本当に気持

          六甲全山縦走(半縦走)へ向けて(16)

          バケツ式高圧洗浄機

          自宅マンションのベランダは結構広いので、たまに掃除をしないと飛来する木の葉やゴミ、土埃で汚れてしまう。また、ベランダに面した掃き出し窓のガラスや網戸、それに窓のレールもみるみるうちに埃が溜まってしまう。 年に何回かは大掛かりな掃除はするものの、普段は汚れが目立って我慢ができなくなってようやく取り掛かる始末だ。とにかく労力が必要で、冬でも汗だくになるなってしまう。 ずっと前から高圧洗浄機で窓や網戸、ベランダの床や溝を掃除すれば楽だろうなぁ、と思っていたけれど、収納場所や、価

          バケツ式高圧洗浄機

          六甲全山縦走(半縦走)へ向けて(15)

          大会まであと10日ほどとなった。今日はたまたま仕事が休みになり、天気も回復したので、高取山から布引を経て新神戸まで歩いた。先日、六甲山系の山行を描いた『バリ山行』を読んでから初めての山行で、著者も何度も歩いているのだから、ひょっとしてすれ違ったりしてるかも、、、と思ってしまう。 ここのところ天気が悪く、今週末も雨のようなので今日は貴重な山行日だ。高取山からスタートすると、難所の菊水山も2つ目なので、まだ余裕があり途中休みなしで登れる。長い下りも少し軽やかに降りれる気がする。

          六甲全山縦走(半縦走)へ向けて(15)

          『バリ山行』

          松永K三蔵著『バリ山行』を読んだ。芥川賞受賞作だ。昔は文藝春秋誌を買って芥川賞作品を読むことにしていたが、最近は手を出していなかった。というのも芥川賞作品は、純文学の新人賞だと理解しているが、読んでいてそんなに楽しい作品があまりないからだ。 この作品を書店で手に取るまでは、そのタイトルから「インドネシアのバリ島にある火山に登る、ちょっとおどろおどろしいストーリー」だと勝手に勘違いしていた。 帯の解説を見ると、何と地元神戸の六甲山が山行の舞台だと分かって、即座に買い求めた。

          『バリ山行』

          「侍タイムスリッパー」

          安田淳一監督作品映画「侍タイムスリッパー」を見た。幕末の会津藩の侍が現代にタイムスリップをするという話だ。タイムスリップものは映画では1つのジャンルだし、江戸時代の人が現代にタイムスリップするというのも今までもあるように思う。 この映画では侍が現代の時代劇撮影所に迷い込み、「斬られ役」として現代に居場所を見つけるという話となる。本物の侍が時代劇の侍役、それも斬られ役を演ずるのだ。剣の腕が立つこの侍は、殺陣を見事にこなし、徐々に頭角を表す......。 タイムスリップものに

          「侍タイムスリッパー」

          六甲全山縦走(半縦走)へ向けて(14)

          昨日、六甲全山縦走大会の半走コースを歩いた。朝8時半過ぎに山陽電鉄須磨浦公園に到着。本番では半走のスタート開始は7時半から。当日は出来るだけスタート開始時間に出発したい。駅で時刻表を確認して乗る電車も決めた。 晴天の上に涼しく、絶好の登山日和。祝日ほどではないが、そこそこ登山者がいる。須磨浦公園から登るのは4ヶ月振り。その4ヶ月前も2度目の半縦走コースを歩いた。今回は3度目の半走。1、2回目は、ともに9時間半近くかかっていたので、今回はタイムを気にしながら歩くことにした。

          六甲全山縦走(半縦走)へ向けて(14)

          六甲全山縦走(半縦走)へ向けて(13)

          先日、六甲全縦走大会の資料が届いた。ゼッケン、シューズに取り付けるICタグ、コースマップ、詳細な注意事項などがまとめてある冊子、参加記念品の手拭いなどだ。 いよいよ、という気になる。昨日は雨のため山行は諦めたが、今日は天気も回復。明日は仕事がないため、須磨浦公園から半縦走をしようかと考えている。今週を逃せば来週末がトレーニングとしては最後になるので、是非とも予行しておきたい。

          六甲全山縦走(半縦走)へ向けて(13)

          広島旅行 2日目

          広島の2日目は30年前に行く予定だった宮島へ渡る。9時前にチェックアウトを済ませてフェリー乗り場に向かう。平和記念公園から9時半に出発するフェリーのWEB予約を前の晩に取っていた。 名前を告げた上で、切符を買う。予約は席の確保のためで、清算は当日客と同様に切符を購入する。片道2200円に宮島の入島税?100円、それに帰りの宮島口までのフェリー代100円を加えて2400円。 朝曇りがちだった空模様も回復し、いい日和になりそうだ。最初、川を下る際には慎重な運航だったが、一旦海

          広島旅行 2日目

          広島旅行 1日目

          思い立ってひとりで広島に一泊旅行へでかけた。水曜日の勤務がなくなったので、火曜午前の仕事を終えて、新神戸から新幹線で向かった。広島は初訪問。実は30年近く前に家内と2人で宮島の宿を予約したが、台風が来たためにキャンセルしたことがある。それ以降は広島には縁がなかった。 4時前に広島駅に到着。バスでリーガロイヤルホテル広島に向かい、チェックイン。荷物を置いて身軽になり徒歩で平和記念公園へと向かう。原爆ドーム、原爆の子像を見る。映像で何度も目にしてはいるが、実際に現地を訪れると、

          広島旅行 1日目