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Ichizo Yoshioka の新世界

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#コラム

日記的なもの 2022年12月3日

あと先を考えるようになった。20代のころは人一倍考えずに暮らしていた気がする。たとえば飲み会が楽しなってしまったら当たり前のように終電を逃しまくっていたし、しょっちゅう仕事もサボっていた。おかげで風邪をよくひいていたし、体調は36歳になった今の方があきらかに安定している。

飲むお酒の量は減ったことがいちばんでかい。根本的にあと先のことがすぐにどうでもよくなりがちな性格だということもあるけど、お酒

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日記的なもの 2022年12月2日

久しぶりに日中に時間が作れたので、今までやってこなかった、あるいはやれなかった方法での曲作り実験。来年は少しずつ現場でライブをしようと考えているので、それを想定して。

パソコンを使ってライブをするので、作ったオケをふんだんに使ってしまえばいいけど、ほどよくその場で組み立てることをしたい。ただ作り込みすぎると再現するのがむずかしかったり、できなかったりするので、バランスがむずかしい。

たたき台的

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いい音。

イヤホンのケーブルを買った話。

数週間前にBluetoothイヤホンの片方を失くしてから、前から持っているSHUREのちょっといい有線イヤホンをメインで使っている。

音がいいので、有線はちょっと煩わしいけど、これのおかげで音楽を聴くことが楽しくなりはじめていた。

ただ、右側の音が途切れることがあった。このイヤホンはケーブルをイヤホン部分から取り外して交換することができるタイプで、ケーブルのカ

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サボらないほうがたのしい。

昔からサボり癖がある。隙があればサボっていたい。サボるということは、本来の予定をすっ飛ばして、強制的に自分のためだけに時間を生み出す魔法のような判断だと思っているところがある。

仮に1時間サボることができたとする。1時間使いかたで人生が劇的に変わることほとんどない。「この1時間をどうやって有意義に過ごそうか」と考えているあいだに、だいたい1時間は終わる。あらかじめ1時間サボる前提で予定を立てる、

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ちょうどいいセット

ちょうどいいセット

歌もの曲をこれからどんどんたくさん作っていこう、いろんなことを試してみようと思って、頭のなかでいろんな方法を考えてみた。ひとりで作ってひとりで演奏するので、リアルタイムに演奏する音だけじゃなくて、ある程度あらかじめ作った音なんかを同期させるので、音楽的な制約がほとんどなくなる。

オンラインでのライブ配信する予定しかないので、別に機材をコンパクトにまとめる必要はないのに、現場でライブする場合のこと

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愛着とか。

ー ハンディレコーダーのケースを外してかばんの中にしまうことにした。どれだけ取り出しやすいようにかばんにしまっておいたとしても、ケースを外して、そのケースをかばんにしまってという動作がストレスだった。あーめんどうくさいと感じてしまうと、もうハンディレコーダーをかばんから取り出さなくなる。

ケースに入れていたのは、壊したくないというより傷をつけたくなかったから。それが物を大事にしているということだ

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手応えのつくりかた。

歌ものソロ活動の第一歩目、GIALLO LIVE ONLINE でのライブが昨日終わった。

これまでいくつかのバンドや個人的な活動で、第一歩目を踏み出してきて思うのは、やっぱり最初の手応えは大事だということ。昨日の演奏で手応えを感じた。この活動は続けたほうがいいと感じた。

それとあと、手応えは作れるということがある程度わかった。つまり、準備、練習だ。お客さんの反応なんかはそのときにならないとわ

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SOPHIA

SOPHIA が9年ぶりに復活したというニュースを見て、久しぶりに曲が聴きたくなった。

はじめて聴いたのは俺が中学生のころ、『進化論 〜GOOD MORNING! -HELLO! 21st-CENTURY〜』だった。当時「なんだか変な曲だなぁ」と思いながら、それでも癖になってしまって、本当に何回も何回も繰り返し聴いた。今思えばいわゆるSOPHIAっぽい曲ではなくて、いろんなことを試してる時期だっ

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ミュージシャンっぽい。

歌ものやる計画を、この1ヶ月くらいコツコツと準備してきて、明日はそれでオンラインライブに出演する。

作るだけ作ってあまり練習せずに本番に挑んでしまうという俺の悪い癖を今回はカバーするために、昨日の深夜に公開練習と称して Twitch で生配信を行った。明日やることをほとんどそのままやったので、実質ふつうにライブをやったのと変わらないような状態だけど、これは練習である!と自分のなかで思い込むことに

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音楽のおみやげ

音楽で幸せになってもらう方法。そんなちょっと怪しいテーマで考えごとをしてみた。

たとえば音楽に関係ないところに置き換えて考えてみると、自分に関わってくれた人にプレゼントをあげたり、おみやげを渡したり、こちらが差し出せるものを差し出したりする。もらった方は、それがどんなものであっても、そうとうなチョイスミスをしない限り嫌な気持ちになることは少なく。

それを音楽に限定して考えてみる。音楽のプレゼン

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イヤホン失くした。

Bluetoothイヤホンを失くしてしまった。いつかどうせ失くすだろうと思っていたので、高いものではなく「コスパ最強」的な安いものを使っていたけど、いざ失くなるとやっぱり少しさみしい。

ケーブルで接続するちょっといいイヤホンを持っていて、iPhone で曲を作るときはBluetoothイヤホンだと音が遅延してしまうのでそっちを使っていたけど、たとえば買い物に行くときや、寝る前のようなちょっとした

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ロックは不良の象徴。

10代のころ、ロックの雑誌を読みながら、なんであんなに刺青だらけのイカつい人たちが、楽器を演奏することがうまいのかがわからなかった。かつてロックは不良の象徴だった、らしい。

俺のなかに不良は何かひとつのことを一所懸命やり遂げようとする印象はなかった。毎日それなりに一所懸命ベースを弾く練習をしていた俺にとって、不良と呼ばれている人たちがベッドルームで一所懸命練習している姿が想像できなかった。

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がんばらねば。

今日作った曲は、いわゆるミュージックコンクレートと呼ばれるようなもので、一般的には音楽なのかなんなのかわからないような、「謎の音」が延々と鳴るようなもので、自分なりにいい感じの手法を発見して、これはいいぞ!と思ったのだった。

この音楽が万人にとって素敵なものだとは、ハナから俺自身も思っていない。だけど、明らかな手応えを感じていて、完全に内側に向けたものだ。そのことに手応えを感じているということは

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音は俺の意見。

ちょこちょこ進めてきた自分の歌もの企画を、少しずつ形にしはじめている。普段、即興的な音楽ばかりをやっているので、曲を固めていくという作業がものすごく新鮮、あと手こずってもいる。

正しい手順を決めて、それに沿って演奏しながら歌う。ピッチやタイミングがズレないように一所懸命やる。試しにそれを録音してみて、聴いてみる。悪くない。悪くはないけど、なんとなく硬い。正しくやろうとしすぎているというか、たぶん

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