手応えのつくりかた。
歌ものソロ活動の第一歩目、GIALLO LIVE ONLINE でのライブが昨日終わった。
これまでいくつかのバンドや個人的な活動で、第一歩目を踏み出してきて思うのは、やっぱり最初の手応えは大事だということ。昨日の演奏で手応えを感じた。この活動は続けたほうがいいと感じた。
それとあと、手応えは作れるということがある程度わかった。つまり、準備、練習だ。お客さんの反応なんかはそのときにならないとわからないけど、自分がやり終えたあとにいいものができたと思えるかどうかは、事前にいいものができる下地ができあがっているかどうかですべてが決まる。
これまでの経験上、これはちゃんと力を入れてやりたいと思ったことも、最初の手応えが悪いともうその先のことを考えることすら嫌になってしまう。ただただ準備不足だっただけで、手応えが感じられず、それをお客さんの反応のせいにしてしまうこともある。誰にもウケてないからもうやりたくないなんてことを考えてしまう。だけど、仮に一切反響がなくても、自分のなかで納得感のあるもにができれば、次はどうすればお客さんにおもしろがってもらえるかということを自然に考えるようになれるし、誰かに向けるということは、けっきょくそれくらいたいへんだから、しっかりやれよというもとも言える。
今回はそのことに気づいていたので、手応えを作りたくてちゃんと練習したということがで大きい。どんなスタイルで演奏するのか、どんな曲をやるのかどういうことなどをけっこうちゃんと考えて準備したので、これはそうかんたんに捨てたくないと思っていたのだった。
おもしろいもので、準備中、練習中に手応えそのものを知ることはできない。ちゃんと実際に外に出してみないとわからない。それに対して反響があろうがなかろうが、自分のなかから手応えがうまれること自体が、外に向けてようやくはじまる。
しばらく作ることを軸に集中してきたので、外に向けるおもしろさに、ちょっと気づきはじめているような実感がある。
今日のMUSICTRICAL
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