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日記、日常の記事
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#入院日記

生きていた事、生かされた命①

生きていた事、生かされた命①

現在は自宅にて療養中

ツイッターでは毎日のように呟いてはいたけど、こうして文章にも残しておこうと思いnoteに記録を書きたいと思う

特にオチも無くダラダラと記憶を辿る文章です、あしからず

去年の9月24日に俺は仕事中に高い場所から落下 高さは3~4M位だったろうか

作業内容は古い大型機械から部品を取り外すという内容だった、足場も悪く安全帯などもしていない危険な現場

古く錆びた部品は工具を

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生きていた事、生かされた命②

生きていた事、生かされた命②

個室の病室に運ばれた俺の身体にはいくつものコードなどが付けられていて身動きもまともにとれない状態

枕元に置いてもらったスマホを痛みに耐えながら指先で掴んで器用に画面操作して音声入力を使い兄弟や友人 Twitterへ怪我をしてなんとか生きていた報告

消灯時間を過ぎたベッドの上でこの身体中の痛みは一体どこの場所からきているのか、俺ってトイレとかどうすんの?

寝返りも 上半身を起こす事もできない

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生きていた事、生かされた命③

生きていた事、生かされた命③

救急の病棟には10日間お世話になった、通常は長くても1週間ほどで各病棟を移動させる事が多いみたい

この10日間で自分がいかに人に頼る事のたいして遠慮してしまうのか痛みを我慢してしまうのかは話題になっていたらしい

「hayatemaruさんはナースステーションでも いくら何でも痛みに強すぎる!」という事を後で聞いた

俺の意識としては我慢していたというより、俺の為にこれだけの人達が力を貸してくれ

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生きていた事、生かされた命④

生きていた事、生かされた命④

ベッドの上で全く身動きが取れないというのに口の中までワイヤーで固定されるという

これはなんて拷問です??

この時から食事はミキサー食(調理した物をミキサーにかけてトロトロにした食事)歯とワイヤーの隙間からストローで吸って飲み込むという

これが本当に不味かった そして見た目も不味さを主張していた

しかし栄養は少しでも取らなければない 食べる事は生きる事とは良くいったものだ

食器もまともに持

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生きていた事、生かされた命⑤

生きていた事、生かされた命⑤

さて、新しい病棟での入院生活スタート

最初の説明の時に「ここの病棟は若い子達ばかりなんだよ~」と言われていたが確かに若い子達が多かった

そして若い子達が頑張っている姿に尊敬し感謝もしていたが、やはり自分よりも若い子達に世話をしてもらうという羞恥心もあった

しかしそんな事はもう思っていられぬ状況、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちはずっと忘れずに!

左手の手術までの1週間も長く感じた

この時の

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生きていた事、生かされた命⑥

生きていた事、生かされた命⑥

長くも感じた1週間(10月8日)ようやく左手の手術の日になりました

この日の朝にずっと固定していた口のワイヤーを取り外してもらった、しかし歯茎の根元4本のピンは差し込んだまま 後で嚙み合わせが悪くなったらまたワイヤーで縛れるように残しておくとの事だった

違和感はあったが久しぶりに自由に口が開ける快適さは久しぶりだ

ずっと磨けなかった部分も歯ブラシで綺麗にできた爽快感と開放感

午後からは手術

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生きていた事、生かされた命⑦

生きていた事、生かされた命⑦

食事に関しても手術から数日は固形物といっても常食ではなかったのでお粥など消化の良い物で凄く美味しかったけどそろそろ普通の白米が食べたい

そんな願いはすぐに叶い「今日の昼食から常食にそろそろ変えてみますか?」と栄養士さんから提案がありましてね即答でお願いしますですよ

そしてお昼に出来たのが

うどん!!

おうどん様、、だと!? しかも肉うどん!

本当にびっくりしましてね、まさかうどんが出てく

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生きていた事、生かされた命⑧

生きていた事、生かされた命⑧

10月の後半にもなってだいぶベッド上では両肘を使って動くこともでき、何とか一人で車椅子の乗り降りと車椅子専用のトイレに行っても大丈夫という許可も出た、車椅子は両手にはまだ力を入れられないから片足こぎで移動で大変だったけど

オムツからの解放は本当にストレスの軽減にも繋がった

手のリハビリもまだ左手は本格的には開始できなかったけど、右手のリハビリは自主的にも相当努力した絵を描いたり好きなアーティス

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生きていた事、生かされた命⑨

生きていた事、生かされた命⑨

11月に入ってからのリハビリの内容も徐々に右足に荷重をかけていく動きになってきた まずは体重計を使って片足に少しずつ体重をかけて目盛りを見ながら負荷を確認

最初は10キロほど 1週間ずつ荷重を増やしていく感じだった

30キロまで荷重をかけられるくらいになってきて、歩行器を使い1歩1歩足を揃えながらのリハビリ

先生達も荷重制限には慎重に対応してくれていた

大部屋の生活はやはり緊張ばかりで1週

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生きていた事、生かされた命⑩

生きていた事、生かされた命⑩

大部屋での生活は幸いな事に可愛がられたし、リハビリも辛かったけど病室の皆さんと声を掛けあいながら過ごせたのは個室では無かった事

自由性はな無くなったし共同生活は苦手だったけど助け合いや思いやりは大部屋で改めて大切だと気づけた大きな経験

それぞれ怪我や病気は違えどもこうして優しさを持って話せる事は自分にとって久しぶりの感覚だったので嬉しくもあった

自分の隣のおじいさんは癌の治療

目の前にいた

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生きていた事、生かされた命⑪

生きていた事、生かされた命⑪

入院生活も2カ月近くになってきてリハビリの先生や看護師さんからは「hayatemaruさんは転院の話とかって無い?」と多く聞かれるようになってきた

急性期病院という事もあり普通だったら結構早い段階で転院の話が出る事が多いらしいのだが、自分の場合なかなか話題にならなかったので皆それを気にしていたみたい

リハビリの先生や看護師さんも「もうここまできたらリハビリ転院もしないでここの病院で退院していっ

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生きていた事、生かされた命⑫

生きていた事、生かされた命⑫

転院先の病院に着き玄関先にはこれからお世話になる病棟の看護師さんが待っていた

車椅子に乗ったまま入院前にいろいろ検査をしてから病室へ案内してもらった

回復期リハビリテーション病棟という事で入院の年齢層もお年寄り多いかもしれないねとは事前に言われていいたが実際に自分以外の他の患者さん達はおじいちゃん おばあちゃんばかりだよと説明された

俺の病室も2人のおじいちゃんが入院していた

2人とも穏や

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生きていた事、生かされた命⑬

生きていた事、生かされた命⑬

転院して2日目の朝病室のおじいさん達から「hayatemaruさんおはよう」挨拶され穏やかな1日がスタートした気分

朝食を食べた後にリハビリを担当してくれる2人の先生と挨拶した

2人とも年下の女性で緊張もしたが話をした時に凄く丁寧で優しく安心感を感じた

2人が感じた俺の印象は「hayatemaruさんって穏やかで全然怒ったりしないでしょ~怒ってたりするイメージがわかない」

怒る時は怒ってい

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生きていた事、生かされた命⑭

生きていた事、生かされた命⑭

入院生活で怪我をする前では考えられなかったような言葉や何気ない日常での素敵出来事を沢山の人達から貰った

それをこうして文書にも残しておきたい

病室で一緒になったおじいさんにスマホの操作に悩んでいたから教えた時も凄く喜んでくれて 教えている所を病室に入ってきた看護師さんが見た時に「うわ!もう仲良くなってる!早いな~♪」と言われてました

この病室で一緒になったおじいさん達にも励ましの言葉をかけて

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