マガジンのカバー画像

良士さんの知恵袋👨‍🌾

13
和歌山県紀の川市桃山町細野に生まれて、現在は大阪府に 住む78歳の良士さん。 サラリーマンしながら週末は、田舎の実家の畑仕事を手伝う生活を30年続けた。今は自宅の庭で花の栽培、…
運営しているクリエイター

記事一覧

ほくほく、タケノコの季節がやって来た。

ほくほく、タケノコの季節がやって来た。

桜も散り、春爛漫の今日この頃。良士さんには嬉しい季節の到来です。和歌山に程近いご近所の裏山では、筍堀りが本格的に始まってるからです。

筍の掘れたて食べたいと思っても、掘り方なんて知らない!という方に、良士さんからのアドバイス。
1) 竹藪に行く時には、底の柔らかい靴を履いて行く。少し盛り上がった土や枯れ葉の盛り上がったところを優しく踏んだり掻いたりする。
2) 盛り上がりを見つけたら、生えている

もっとみる
桜の蕾膨らむ、弾ける

桜の蕾膨らむ、弾ける

例年より10日間早く桜の蕾が膨らみ、今週からは日本中が春めく予想、と出ています。
そうなったら、畑にとっては繁忙期の始まり、始まり。
今週は、種を蒔いたり、苗木を買ったり、苗を作ったりと大忙し。去年に残った小ぶりのアピオスは、今年の種芋に。

ざっと、今年の計画はこんな感じ。
自家採取したもの
ピーマン
シシトウ
黒豆の枝豆

種芋で、土に植えるもの
アピオス
ジャガイモ

買って食べたものからと

もっとみる
キウイの木の増やし方。

キウイの木の増やし方。

キウイ🥝、朝食のヨーグルトに入れて食べると美味しいですよね。
我が家は、良士さんのおかげで、生のキウイやジャムを良くたのしんでいます。ゼス○リとか、遠い国から届くキウイはもちろんですが、実はお庭でも育つ果樹のひとつなんです。
今日は2月の終わりの良士さんの畑仕事から、キウイについてお伝えします。

まずは、土造り。まだ風も冷たい2月末にはこれから春や夏の収穫に向けて土造りに励みます。
280頭の

もっとみる
桃栗三年柿八年 。

桃栗三年柿八年 。

桃栗三年柿八年 。
これには続きがあるんですよ、というのは有名な話。

梅は酸い酸い十三年
梨はゆるゆる十五年
柚子の大馬鹿十八年
みかんのマヌケは二十年

なぜかネガティブなのは、早く食べたいのに、なかなか育ってくれないってことなのかな。

今日は良士さんが覚えている限りの果樹についてまとめて行きます。

良士さんが畑で育てているブドウは、今5本。
シャインマスカットが3本、ピオーネが2本

もっとみる
蝋梅香る庭先

蝋梅香る庭先

今の時期、庭先で、公園でどことなく甘やかな香りがするのに気づきませんか?
もちろん立春を過ぎ、梅の蕾も日当たりの良い場所から膨らむ時期でもあります。

良士さんの土いじりは、もともとは山村の実家の畑仕事から始まっているのですが、子供3人を育てながら、時には単身赴任、時には都会への通勤を、また、転勤で家族皆で別の場所で暮らすこともあったなかでも、1番身近な花を育てることはずっと続けてきました。
だか

もっとみる
木のコト、果樹のコト

木のコト、果樹のコト

立春とは名ばかりで、今朝も風があり2℃。
半分以上雲、時々太陽が顔を出すくらいそんな日曜日も休まず、作業ー、精が出ます。良士さん、作業は休みながらでお願いしますね。

イチジクの木はこれまで接木をして増やして来たのが、普通に実をつけるようになってるので、良士さんにとって去年くらいから重要度が増しているアイテム。

旬は6月頃~11月頃で、年に2回。
夏に旬を迎えるイチジク(夏果専用種、大き目)秋に

もっとみる
今日から2月!

今日から2月!

関西を包み込んだ寒波の影響で1月の最終週はほとんど潰れてしまった。そしてもう今日から2月。

土づくりが、畑の基本ということで、良士さん、黙々と目標時間を決めて取り掛かります。(寒いし、風冷たいのとで)

良く耕された土は、ふかふかなの知ってますか?
田舎に住んでると当たり前のことも、都会でコンクリートばっかりカツカツと踏んでいたらすっかり忘れてしまう。

私にとって1番の理想はオーガニックで何年

もっとみる
露地で苺を栽培する。

露地で苺を栽培する。

苺美味しいですよね。
日本ではクリスマス頃にスーパーに真っ赤なイチゴが並び始めて、その後今が旬!とばかりに3月のひな祭りやお花見やの機会に合わせて苺フェアなんかも行われますよね。

でも畑で普通に育てようと思ったら、5月や6月が旬になってくるんではないでしょうか。ということで、温かい日を選んで、準備をしてしまいます。

苺栽培は、ナメクジとの戦いの日々。

地面を温かくするために、マルチング(黒い

もっとみる
1年に一回しか積めない経験、試行錯誤の繰り返し。

1年に一回しか積めない経験、試行錯誤の繰り返し。

陽が暖かっだ昨日は絶好の畑仕事日和。
その日の予定をある程度決めて作業に取り掛かります。そうでもしないと、あ、あれやらないと、こっちも今日やっておかなきゃと、1日なんてあっという間。

写真は良士さんが昨日掘り出したジャガイモたち。思ってた量の半分くらいだったと。

全くもって自由気ままな大きさで、写真みてちょっとほっこりしました笑。

この赤いアンデスはフライドポテトがいいな、小さいのは皮付きで

もっとみる
良士さんの知恵袋。

良士さんの知恵袋。

和歌山県紀の川市桃山町細野に生まれて、現在は大阪府に 住む78歳の良士さん。 
転勤や、単身赴任をしながら週末は、庭仕事や無医村の田舎「細野」の実家の畑仕事を手伝う生活を30年続けてきました。

今は、自宅の庭で花や果樹の栽培を初め、近くの畑を借りて、養蜂やメダカの生育、そして販売など昔より忙しい日々を送っている。自他ともに認めるお喋り好き、好奇心旺盛、研究熱心。

そんな良士さんの(止まらない!

もっとみる
花のコト

花のコト

良士さん、ゆっくりしていたのは4日まで。
1月は冬まっだ中ですが、花のカレンダーではちょっと遅れてしまったくらいだそう。

今週は、花の苗づくりに忙しいらしい。なんでも、今の時期にこの作業をするとプランターや、花壇での成長が早いからなんだそう。
はたから見てるとキリがないような地道な作業ですが、達成感はあるようです。

ここには、
ピンクパンサー、ギリア、オルリア、ニゲラ、ゴテチャが混ざっているら

もっとみる
野菜のコト

野菜のコト

良士さんの住む大阪は、近頃冷え込む朝も多い。
(暦では小寒から大寒の間なんだから当たり前ではあるのですが)、そして良士さんは、和歌山の山奥で旧い古民家で育ったから、とりわけ寒いのが苦手。そんな時は身体を動かす作業をするのが一番!と作業を組み立てます。

この時期は来る春の花のピークに備えて庭の大きな鉢植えを、より陽の当たる場所に移したりしながらたくさんの花が咲いてくれる様に工夫をします。
なぜ、地

もっとみる
1月後半にやっておきたいたくさんのこと。

1月後半にやっておきたいたくさんのこと。

早いもので、松の内も終わりましまが、良士さん、先週から雨や寒さで少しお休み中です。畑のことが気になって仕方ないでしょうが、
ゆっくりおやすみ中です。
そんな時は、雨の日ならではの作業、例えば大量に収穫したエゴマの種を取り出しす作業なんかをしてやり過ごします。

エゴマって、縄文時代から、食用、薬用、油用に使用していたという記録が残ってるという古代からの高機能食品。

良士さんが前に採っておいて、乾

もっとみる