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「お得訴求」の限界~あなたの商品・サービス・お店は、なくなったら「不便」ではなく「寂しい」と思ってもらえますか?
㈱コメ兵・執行役員のふじはらよしあき @yfujihara さんがこんなツイートをしていて、これぞ商売の基本であり原点(!)素晴らしいなと。
バブルが崩壊して景気が低迷し、新規顧客に新商品を売ることで拡大を続けてきたマーケティング環境は一変しました。
メーカーも小売も外食サービスも、新規顧客獲得一辺倒、マーケットシェア最優先の時代から、既存顧客維持、顧客シェア重視(=Life Time Val
マーケターは「日本が世界で最もハイコンテクストな国」であることをもっと知った方が良い
日本には、「お前そこは空気読めよー」という、単一民族ゆえの「言わずとも察しろ」的な風潮というか不文律があります。
いまは変わってきましたが、少し前までは、国民の大半が大晦日にこたつで年越しそばとみかんを食べ、家族総出でNHKの紅白歌合戦(過去の最高視聴率は81.4%!!)を観て、初詣からの初日の出を拝み、正月はおせち料理と雑煮を食べながら凧を上げつつ年賀状読んでお年玉を配り、2/14にはチョコレ
「良い〇〇」を「ずらす」のがトップマーケターだという話
本noteでは、市場のシェアが逆転するような地殻変動を起こすマーケターが、その地殻変動の際に必ずと言っていいほどやっていることを考察したいと思います。
マーケティングやブランディングの細かい定義やアクションは過去の二つの「教科書シリーズ」のnoteに譲るとして、「結局、大きく戦局が変わっている時ってどんなことが市場で起きているの?」という部分を書いてみたいと思います。
主な題材としては分かりや
インプレッションとリーチを金で買う従来型インフルエンサーマーケティングの限界と新しい潮流について
巷はインフルエンサーマーケティングで花盛り。
手法そのものは悪くありません。むしろその逆で、インフルエンサーマーケティングはこれからより一層、重要な役割を担うようになる。
でも、もうそろそろ、お金でインプレッションとリーチを買う従来型のインフルエンサーマーケティング(1.0)は終わりを迎えると思います。
理由はたくさんあります。
インフルエンサーはPaid Mediaじゃないはず[課題1]
御社の起用しているインフルエンサーは「認知」だけじゃなく「好き」を広げてくれますか?
昨日書いたnoteで、インフルエンサーに(お金を払って)広告メッセージを発信してもらう前に、まずはしっかり良い商品・サービスをつくることが最初だよ!ということを書きました。
その続き。
そもそも最高の商品・サービスって?そもそも、最高の商品、サービスってなんでしょう。何が最高なのか。それは他の商品じゃ代替不能なのでしょうか。
僕は、26歳でマーケティングに携わる仕事に就いて、以降20年、商品
消費者は4回評価する。だからファンが大切。だから刹那的なインフルエンサー起用は意味が薄いというお話。
昨日公開したこちらの記事がよく読まれているので、気を良くして第二弾。もうちょっと掘り下げて、なぜファンが大事なのか、なぜ(フォロワー数が多いだけの)ファンでもないインフルエンサー起用にあまり意味がないのかをまとめます。
前の記事の最後にも書きましたが、ファンでなくても、フォロワー数が多く、インプレッションやリーチ力が大きい従来型のインフルエンサーにも一定の「宣伝効果」はあります。
「新しいガリ
遠距離恋愛がうまくいかない理由をマーケター脳で考えてみたらその要因は明らかだった
みなさん、遠距離恋愛したことありますか?
僕は新卒時代、一年間、仙台に転勤したときに経験しました。「逢えない時間が二人を近くする」なんて言葉がありますが、いや、遠距離恋愛、大変でした。
逢いたい!寂しい!
「遠距離恋愛は続かない」という定説は枚挙にいとまがないし、事実、遠恋が続かず別れてしまう恋人たちも多い。
なぜ遠恋は続かないのか。
ちょっとしたマーケティング的な考え方で説明してみまし
若いうちは、Who力よりもWhat力を伸ばそう
業界で一目置かれる存在になりたい!
Twitterのフォロワー1,000人ほしい!
noteのフォロワーを増やしたい!
と、自分に注目してほしい人が増えています。
何度も言うけれど、若い頃は知識も経験も少ないんだから、他人から一目置かれるWHOの力が弱いんです。
だから、普通の人がnoteの自己紹介でいくら自分語りをキメても、そんな見ず知らずの人の年齢・職業とかコダワリとかイキザマとか誰