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【生パスタ屋さん夫婦経営】コロナ禍で変わるしかなかった!



「売り上げが低い日は、
スーパーによって帰るのも嫌だった。」

飲食店経営者の方ならこの気持ち、
分かって頂けるでしょうか?
ましてやさらに、
主婦という立場も加わる方なら、
なおさらのこと。


飲食店を経営していたら当たり前のことですが、
売り上げがいい日もあれば
悪い日だってあるんです。


そんなのは当然の事だって、頭では分かってても。
「今日は良かったからちょっと奮発しちゃおう!」
「今日はダメだったからまっすぐ帰ろう‥。」と、
どうしても感情が
左右されてしまうものなんですよね。


この考え方が、
あきらかに間違っているのは分かっているんです。


なぜならそれは今日1日しか見ていない、
なんとも短絡的な考え方だから。
キチンと全体を見渡してこそ、
さらに先の流れを加味してこそが、
経営者の考え方だと分かってはいるんです。


さらにです。
メンタル面にも良くありません。
その日の売り上げだけで一喜一憂してしまうと、
精神疲労がすさまじいんです。


目先の事しか見えてないこの状況って、
まるで自分で自分の気持ちを
振り回してしまっているような感じ。



悲観的な考え方がとまらずに、
精神的に進歩のない考え方に
おちいってしまっているんです。

って、色々書きましたけどね!

頭ではわかっているんですよ。
そんな考え方していても、いいこと何もないよって。
しかし、感情がどうにもこうにもついていかない。


その日の売り上げに一喜一憂してしまう!

それがわたしの、
オープン以来からの悩みだったのです。


しかし、最近はこの悩みから、
やっと解放されました。


日々の売り上げに一喜一憂しなくなるって、
なんて気持ちが楽なんでしょう!
(こんな日がくるなんて!)
なぜ変わったのかって?


きっかけはそう、コロナ禍です。


「売り上げが悪い日は、気分が落ち込んで‥。」
なんて言っていられない!
そんな暇があったら、今できる事を考えろ!


土日が忙しい、うちのお店です。
売り上げの大部分は土日でまかなう、と
このスタイルで10年やってきました。


その、店の生命線の土日に
店内ががらーんとしてしまった。


それが、去年の4月の出来事でした。

この時わたしは初めて、
自分の考えの甘さに気付いたのです。


落ち込んでる場合ではない!
店を守るため、
【今】頑張らなくて、いつやる!
考えろ!考えろ!
後悔しないと言いきれるまで、
脳ミソを振り絞れ!


いまだにわたしたちを苦しめているコロナ禍です。
しかし皮肉にも、
わたしのメンタルを強めてくれたのは
間違いなくそれがきっかけでした。


といってもです。
考えてみると、
この流れは自然なことでもあるんです。


なぜなら、
人はいつも耐えられないほどの脅威を前に、
そこでさらに進化する。
そうだとしたら、
わたしのメンタルが鍛えられた事も
納得がいくからです。


いまだ終息をみせないコロナ禍。
そんな中、コロナ禍で変わるしかなかったこと。
そう、それは。

感情に振り回されず自分の頭で考える

コロナ禍のダメージは
飲食店のわたしたちにとって、
それはそれは大きなものです。


しかし、やられてばかりではいませんよ!
どんなに転ばされても
ただでは起きません!


例え雑草だろうと、
起き上がるときは、
なにかを引き抜いて糧にするんです。


そして、わたしの一番の収穫は
間違いなくこれなんだと‥、
【自分の感情に振り回されず考えること】だと。
がらがらの店内で落胆してからまもなく一年の今、
確信しています。


※追伸‥
「メンタル強化しました」といったものの。
ちょっと売り上げがいい日は、
いつもよりシャワーの水量を強める、
というちょっぴりの喜びを楽しんでいます!w

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!






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