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大好きな絵本を抱きしめる幸せの話

自分の趣味を娘に押し付けたくないとは思いつつも、これだけは好きになって欲しいと願うものがあります。
それは読書。
生まれてからいろいろな絵本を読み聞かせています。娘も絵本には興味を持ってくれていて、いつも「これ!」と読んで欲しい本を持ってきてくれます。生まれてから今日に至るまで本が身近にある生活は一貫しています。

最近はノンタンシリーズにハマっている1歳10ヶ月の娘。特に「ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう」が好きで、タイトルを「ノンタンあわぷくぷくぷぷぷぷぷぷぷぅ」と少し盛って言っています。

昨日、昼寝から起きて散歩に行きたがる娘。しかし外は暑くて公園に行くにはかなりしんどい気温。なので近所のこじんまりした本屋に行こうかと伝えると、笑顔で「うん!」と。嬉しい返事です。
一瞬に本屋に入ると、一目散に絵本コーナーへ。まだ欲しい本を探すのではなく、家にある本と同じ本があるとテンションが上がるお年頃なので、一緒に見つつも本はこちらで選んでという形。ノンタンシリーズでまだ持っていない本を選び、「これはどう?」と聞くと、笑顔で頷き、絵本を抱きしめて離しません。嬉しい姿です。

私は、もう少し大きくなったら読み聞かせたいなぁと思っている「そらまめくんのベッド」にしました。

ほんの少し前まではレジの人に本を渡すことが恥ずかしくて仕方なかった娘ですが、今は堂々と渡せています。成長です。

好きな本を握りしめて家路につく、この心地良い感覚をずっと持っていて欲しいなと本好きの父は思います。

今日も周りへの感謝を忘れず、目の前のことを一つ一つ丁寧に。

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